東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

三浦他殺説への正しいアプローチ

2008-10-21 10:01:51 | 社会・経済

1030号==>ゲストのコメチャンこんにちわ。今朝の10チャンネルのモーニングショーだ。

三浦和義のギャラゴス弁護士が三浦は殺されたと発言した。テレビ朝日ではコメチャンを取りそろえて視聴者のご機嫌うかがい。

上野先生は問題ないようだ。アメリカの弁護士資格を持つという若手の弁護士はなかなか要領よく話す。大沢弁護士もまあまあだ。出てたっけ。他の局だったかな。まあいいや。

ひどいのはどこかの大学教授というの、これはインタビューを取られていたが、いうことがひどすぎる。

自殺、他殺どちらの意見に与してもいいが、論拠が問題だ。この大学教授はお話にならない。

さて、三浦が謀殺されたということを書いたが、もう一度書こう。おいらは居丈高に前に書いたのを読めなんていわない。

このブログは取材のヒントの宝庫だよ。よく読んでくれたまえ。マスコミ労働者諸君には必見である。モーニングショーのディレクターは熟読玩味しなければならない。

以下三浦謀殺仮説だ。謙虚に仮説というところが奥ゆかしいね。

* 三浦のサイパンでの闘争はロス移送を阻止することであった。それが最後には弁護士がまだ戦えるといったのに、自分から、これからは米国本土に闘争の場を移すといった。これは何故か。

* 検察と弁護団の間で司法取引があった。すなわち銃撃実行犯の名前を三浦が白状する。その見返りに減刑あるいは免訴をとりつける。

* もちろん司法取引にはギャラゴス弁護士かかんでいる。だから彼は他殺説を発表したのだ。他殺説の論拠としてかれが上げた検死報告の問題点は弱いと上野先生は言った。そうであろう。最初から手の内は明かすまい。もんでいるうちに本筋を開陳するのだろうよ。

* 犯人はだれか。もちろんストライカーは銃撃実行犯かかれが依頼した人物だ。アシストは刑務所内にいる彼らの手先である。その中にはロス市警の人間もいるだろう。

* アメリカの刑務所、留置所で死亡する人間はおびただしい数にのぼる。日本では想像できない。自殺として処理されるもの、他殺と認定されるもの、そして大多数は自殺とも他殺とも断定できないままになっているという。

* 三浦のごとき事件は日常茶飯事の環境である。推理小説の読みすぎだっていうのか。そうかもしれないね。


多国籍軍の分類

2008-10-19 16:44:47 | 安全保障

1029号==>諸君にまず知ってもらいたいのは多国籍軍には、関ヶ原型とシナ事変型があることである。

世界の大国家が二大陣営に分かれて世界(あるいは日本)の覇権を争うのが関ヶ原、天下分け目の大合戦である。関ヶ原である。第一次世界大戦である。第二次世界大戦である。戦国時代の末期に徳川側の東軍と石田光成、豊臣側の西軍とに全大名が二分して争うかたちである。

シナ事変型はテロ分子や不逞の輩を取り締まるためのものである。シナ事変は多国籍軍ではなかったが、その根っこはアフガニスタンやイランにアメリカが攻め込んだのと同じメカニズムであり、大義名分である。だから宣戦布告も行わない。一種の警察行動であり懲罰行為としての戦闘である。

だから日中戦争とは言わなかった。シナ事変である。

北清事変がこれに相当する。日本がイラン、イラクの多国籍軍に参加するのもシナ事変の多国籍バージョンである。

シベリア出兵はどうか。これは諸君に歴史を勉強してもらわなければならない。第一次世界大戦の末期にとられた作戦として始まったから関ヶ原型ともいえる。

しかし、世界大戦終了後も長期間日本がシベリアの奥深くに攻め込んで撤退しなかったという点からみるとこれはシナ事変型に変容している。

やんぬるかな(已んぬるかな)。戦闘の推移をみているとアメリカは日本がかって泥沼の長期戦(いまは15年戦争とか言うらしい)に引き込まれたようにアフガニスタン、イランの戦闘にはまって消耗性熱病が体力を奪っていくように衰弱しつつある。

あれだけ国力、軍事力が違ったのだ。どんなに長くても半年でかたをつける能力のない国は手を出すべきではない。北清事変はたしか二月あまりできれいに料理した。

したがって、日米同盟のよしみで助っ人するのはどんなに長くても半年を超えてはならない。半年も協力して助太刀をすればアリガトウと言われることがあっても、苦情を言われる筋合いはない。いくら同盟国といってもだ。7年も8年も付き合うのは沙汰の限りだ。シナ事変の苦い教訓を忘れたのか。北清事変の成功体験を忘れたのか。歴史を鑑として未来志向でいく、なんていいことを言うね。

アメリカ映画でリチャード・ウイドマークが主演したのかな、「北京の70日」という映画があった。もっとも、最後には日本軍が主力になったんだけどね。


多国籍軍の勝率

2008-10-19 07:28:51 | 安全保障

1028号==>日本の多国籍軍参加の勝率は以下のとおり。

1・1900年 北清事変 勝

2・1914-1918年 第一次世界大戦 勝

3・1918年ー1925年 シベリア出兵 負け(失敗)

4・2002年ー現在 アフガニスタン 延長戦 失敗といえる。主体をなすアメリカ軍が出来る精一杯のことは「どうにかメンツを保って撤退」することしかない。それも確率は低い。

5・2003年ー2008年 イラク 失敗 アフガニスタンと同じ、民主党のオバマでさえ、せいぜいいえることは「名誉ある撤退」だけである。かって日本軍が言っていた「転進」に他ならない。

なお、上記の勝ち負けは戦争としての勝敗だけではなく、外交の一手段としての軍事作戦の成功失敗(あるいは無意味)というほどの意味である。したがって、会戦上の勝敗のみを指すのではない。

シベリア出兵についても日本軍は負けたわけではない。現地で埒が明かなくなって「名誉を保って撤退」しただけだが、その後の政治的な意味合いからみると成功とはいえないということである。

次号以下詳述


やくみつる君リアリティって? 

2008-10-17 16:09:05 | インポート

1027号==>やくみつるというゲストのコメチャンがいるだろう。二、三日前の朝の番組で数年前の八百長の告発に比べて最近の若の鵬の告発発言はリアリティがないと発言していたがどういうことかね。

相当な迫力があったよ。あんなでっち上げが日本語での微妙な伝達にも不自由な二十歳のわかものに出来るかね。

さらに言えば、もし週刊現代の作文だとすれば由々しいことだ。あれは漫画家らしいが、本人がマンガみたいな信用ならない顔をして、深刻そうに首をひねる。漫画を演じているつもりか。

彼は完全に相撲協会に取り込まれたね。ようするにあの男は朝青龍が嫌いだということだけで、批判精神もなにもない。

もちろん、相撲もわかっていない。


三浦和義もと社長の「自殺」

2008-10-12 07:28:52 | 社会・経済

1026号==>昨夜ヤフーのニュースでさりげなく伝えた短い記事。ロス疑惑の三浦もと社長が自殺。

ところが、テレビでは一向にフォローがない。ずいぶん遅れて簡単なニュース。今朝になってもそうだ。情報を公開しないのだろう。

まさか、ゴムホースでぶったたくなんて古典的一般的なアメリカン・メソッドが適用されたのではあるまいね。

死んだのは一時的に収容されていた場所だというからますますあやしい。自か他か。疑問のあるところだ。

裁判に自信があるなら、絶対に自殺させない万全の態勢をとるだろうに妙なことだ。ロスでも凄腕の弁護士に押しまくられて勝ち目なしとみて早めにカタをつけたのか。

絶対に有利(法律上だけでなくて実権的に)に有利な状況なら裁判ショーを完遂するために自殺などさせないはずである。東京裁判のとき東条英機の自殺未遂後の必死の救命作業を思い出せ。東条に米兵の血液をジャブジャブ輸血したではないか。

ところがどうだ。記者会見によると10分前にセル(どういう場所かね)を点検した時には異常がなかったというが、三浦容疑者は病院に運ばれたあとで、あっというまに死亡が確認されている。

あるいはロス警察のリベンジかな。これも充分にありうる。アメリカ人のメンタリティを考えると。

わたしは三浦が有罪でも無罪でもどちらでもいいのだが、あれだけ苦労して手に入れた獲物をむざむざ殺すのは合点がいかないだけだ。理由が当然ある。偶発的な事故では絶対にありえない。

+ 推理小説的推理

当ブログの特徴は多角的にものを見ることであるが、ここでもう一つの見方

まず、三浦容疑者はなぜ急にロス移送を同意したのか。おそらくロス市警との極秘のやり取りがあり司法取引ではないか。

すなわち、銃撃の実行犯の氏名を法廷で証言する。そのかわりに減刑を求める。それで合意ができたのだろう。

ところが、困るのは実行犯だ。こういう時に警察内部にいる悪徳警官とつながる犯人が証人を殺すという小説は腐るほどある。現実にもある。ケネディ大統領暗殺の時には容疑者が移送の途中で殺された。しかもこの容疑者を射殺した人間も警察内部で射殺された。

こんなことはアメリカでは日常茶飯事らしい。今回も司法取引を察知した犯人が警察内部のツテを頼って三浦容疑者を殺害した。結構いい線を行っているかのしれないぜ。


民主党は不浄役人に徹せよ

2008-10-09 09:10:31 | 政治(内政、外交、軍事)

1025号==>不浄役人というのは貪官汚吏のことではない。司法労働者のことである。江戸の夜に御用御用の声が響き渡る、のあの岡っ引きや与力、同心たちのことである。

民主党の役割は国会において政府、官吏の不正や腐敗を究明することである。それが適役だし、また一定の存在理由がある。どんどんやりたまえ。管直人とか長妻さん、だったかな、なかなかいいじゃないの。

自分の役割に徹しなさい。不浄役人というのは比較的単細胞でもできる。あなた方の役割は余人をもってしては代えがたいものだ。

あなた方が政権を担うのは百年早い。

江戸時代の話をすると、そして不浄役人をもうすこし大きな役割でみると、水戸徳川家はハイエスト・エシェロンでの不浄役人である。幕末に政権に関与しようとじたばたしたが無理だった。

政権を奪取したのは薩摩であり、長州であった。平成に当てはめれば政界再編で芽が出るどこかの政治家だろう。鳴かぬなら、鳴くまでまとう、ほととぎす。


ブック・メーカーに聞け

2008-10-09 07:48:00 | インポート

1024号==>前回大相撲は「現在のモグリの八百長賭博」を廃絶するために「政府管理の賭博」にせよと書いた。それしか八百長をなくす強制力はない。

ところで、ブックメーカーといっても講談社のことじゃないよ。あれは英語で言うとパブリッシャーだ。ブックメーカーというのは製本屋でもない。

講談社だからブックメーカー(以下BM)としゃれたわけではない。BMとはイギリスの「のみ屋」のことである。日本のノミ屋と違うのは日本の場合は中央競馬会なり地方競馬の競馬主催者のオッズをそのまま利用するが、イギリスのノミ屋は自分の責任で自分がオッズを作る。いずれも零細(日本の中央競馬会に比べれば)、そしてほとんどの場合個人営業であるから、日本のノミ屋にくらべればはるかに「真っ向勝負」である。

多数のBMがいるからオッズは無数にあるといってもいい。そのうちでも比較的大きなところは競馬だけではなくていろんなことを賭けの対象とする。

かっては大相撲の勝負や優勝力士のオッズを作っていた。現在はどうなのかね。あまり聞かない。おそらく八百長がひどくなったので公正なオッズが作れなくなったのではないか。

マスコミのロンドン特派員はブックメーカーに聞け。現在も大相撲のオッズを作っているのかと。作らなくなっていれば、その理由を聞け。おそらく八百長の蔓延する勝負ではオッズもへったくれもない、と答えるのではないか。

月曜日に発売された週刊現代では「地方巡業は賭博の対象になっている」というが、地方巡業はハナからショーという認識があるから、賭けが成立するとも思えないが、本場所では間違いなくあるだろう。

八百長はノミ屋(すなわち暴力団)が番狂わせを演出してがっぽり儲けるためにしかけることがあるだろう。

八百長と言っても色々ある。人情がからんだ昔からあるやつ、力士同士の金のやりとり(昔は親方どうしのやりとりだった。だからある程度抑制がきいたわけだ)。

モンゴルなどの力士同士が親方を排除して行うようになると、親方の抑制もきかなくなる。

週刊現代のライター武田頼政氏がいうような番付安定化装置としての八百長など、八百長と言っても現代では様々だ。一番害毒があるのは暴力団が行う賭博の対象である。彼らは八百長で利益を稼ぎ出す。

週刊現代よ、ロンドンのブックメーカーに聞け !!

+ 前から不思議に思っていたが、なぜ相撲協会はやっきになって八百長を否定するのか。

八百長をして何が悪いと開き直ればいいではないか。すくなくともノーコメントですっとぼけていればいいではないか。なぜ民事訴訟なんかおこすのか。

かんぐると、相撲協会は闇のとばく組織と一心同体で、賭けを成立させて売上を伸ばすためにはお客さんに、勝負は公正に行われていると信じ込ませる必要があるからではないのか。

八百長が仕組まれていると知れば、賭博客は大金を賭けたりしない。


ほんとかな

2008-10-07 21:01:06 | 政治(内政、外交、軍事)

1023号==>最近ほんとかなと思うことを。ほんとかな、というのは本当かもしれないが、ということ。

民主党の小沢一郎がすごい格好をしていたと思ったら入院。昨日は厚いマフラーを首に巻いて、オーバーを着込んでマスクをしていた。かぜでのどが痛いのだそうだ。

マスコミの報道では今度の衆議院選挙では民主党が大勝することが間違いないそうだが、ほんとかな。どうもしっくりこない。勝つ可能性がいくらかあるというなら分かるがね。

自民党がどうしようもないのには同意するが、かわりがいないことがオイラとしてはセツない。憲政の常道なんていうが、それはまともな野党がいてはじめて言えることだ。

選挙民は本当に民主党に政権を取らせたいのかね。云わしてもらえれば、それほど馬鹿なのかね。

参議院の自民党の大敗は民意だ。それは安部内閣の体たらくにたいする批判票だ。民主党政権担当に対する支持票ではない。

政権選択の選挙である衆議院選挙でも民主党に投票するほど国民は馬鹿なのか。もっとも自民党でしょうがないと思っている連中で相当投票に行かない連中が出るだろうから、それが影響はするだろう。オイラもいかない、ごめんなさい。

参議院選挙の結果ねじれて酷いことになっているのを見て、すこしやりすぎたかなと思っている国民もいるだろう。

アメリカ下院がブッシュの75兆円法案を否決した。与党の議員が大量に反対したのだが、その結果が株の大暴落となって青くなった。2度目の投票では一転して下院でも法案を可決した。

日本の場合も参議院できついお灸をすえたものの、その結果の重大さにおどろいた国民が今度は別の行動をとるかもしれない。


相撲協会は秘密結社か

2008-10-06 23:59:50 | インポート

1022号==>世界の秘密結社ではフリーメーソンが有名だ。秘密結社の特徴は隠者の集団ではないということだ。メンバーは一般社会の表面で活躍している。特に各分野で指導的立場にいる人たちが多い。学会、政界、経済界、芸術の世界にもいるだろう。とくに政界、経済界のトップが多い。

しかも彼らは秘密結社のメンバーであることを世間に明らかにしないし、その目的や活動を世間に公表しない。秘密を破るメンバーには死を与える(かっては言葉通りの意味で。現在でもそうかもしれない)。

日本相撲協会に属する力士たちはある面では秘密結社に似ている。もちろん彼らは政治的な目的があるわけではないが、彼らの間で行われている「八百長」には平然としらを切りとおす(何らの倫理的な罪悪感もなしに)。

内幕を暴露すれば突然死が訪れる。かっての大鳴門親方のように。

秘密結社というのは外部には平然とうそをつく。あきらかに事実に反することも、認めない。外部にもらせば厳しい制裁が待っている。

大相撲の世界が秘密結社に似ているもう一つの点は、秘密の外部への公表の禁止に加えて、内部の慣習、取り決めに従わないものに対する容赦のない制裁である。

琴欧州のひざ、黒海の膝、バルトの膝の怪我がその証拠である。みな制裁を受けて秘密結社のルールに従うようになる。

今日発売の週刊現代に「若の鵬」の告発記事が出ているがなかなか「よくできている」。彼は東欧勢の先輩の前例を見ているから比較的簡単に八百長の世界に入ったのである。

モンゴル勢に怪我がないのはなぜか。彼らは集団である。音頭をとる者がいれば比較的スムースに八百長になじむと思われる。またモンゴル社会も東洋社会で日本と同じように八百長文化があるのかもしれない。

かって、外人勢と言うと小錦、曙、武蔵丸のハワイ勢がいたがみなけがに苦しんだ。けがは彼らの体質、相撲の取り口によると説明されることが多いがそうだったのだろうか。考えるべき点である。

彼らの前には高見山がいた。彼はその相撲ぶりとは違って性格はいたって大人しい。師匠にいわれるままに相撲社会のおきてにしたがったのだろう。けがは少なかった。

相撲取りは殺人機械である。ガチンコでは最近の外国勢にかなわなくても、いろいろと伝統の技(禁止技)を知っている。相手に怪我をさせようとおもえば、観客に分からないように危険な技(柔道でいえば関節技か)をしかけるのだろう。

八百長になじんだ外国勢のお国ぶり >>

欧州勢:なぜかその後相撲がなげやりになる。

モンゴル勢:徒党を組んで傍若無人になる。これが今回の朝青龍の騒ぎとなった。

+ そういえば露鵬と白露山のロシア人兄弟も幕内上位まで駆け上った後で膝、肘を故障したね。週刊現代は彼らにも語らせるべきだろう。けがをした後でがらりと相撲の取り方が変わった。


相撲賭博解禁を

2008-10-05 17:18:03 | インポート

1021号==>東京都は早急に条例を制定して相撲賭博を制度として整備すべきである。

これは前にも何回か書いたことだ。しかし記事も1000号を超えると前に書いたものを探して読めとは読者に言いにくい。

もっとも前に書いたことと全く同じことを言うのではない。前に読んだ人も忘れていると思うので面白く読んでくれると思う。

八百長を根絶するには厳罰で臨み監視制度を完璧に作り上げる必要がある。そのための唯一の方法は相撲の勝負をばくちの対象とすることである。

競馬がそうだ。ケイリンがそうだ。ロトもそうだろう。賭けであるがゆえに不正が出来ないように完璧なシステムを国家権力の有無を言わさぬ力で作り上げる。厳重な刑事罰を用意してある。

競馬で八百長をすれば、当事者は牢屋にすぐぶち込まれる。相撲を賭博化すれば八百長が後を絶つことは明瞭である。

まず、東京都が模範条例を作ればよい。対象は年に三回の両国本場所である。おいおい、大阪、名古屋、福岡市が条例化すればよろしい。

もちろん東京都は競馬を参考にして馬券(アンコ券とでも言うかね)を発行して売るのだ。売上の25パーセントは税収として取ればよい。

相撲界から八百長を根絶する方法はこれ以外にはない。ドーピングも公正な勝負を阻害するから監視対象となるこ。競馬や競輪、あるいはオリンピックをはじめとする競技組織のドーピング制度を参考にすればよい。

今度決まった二人の外部理事のうち一人は検察出身者、監事はもと警視総監だ。かれらの最初の仕事はこれだろう。

馬券収入があるから、制度の整備、運営にはなんの困難もないだろう。