東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

プーチンは頭に血がのぼってるな

2014-05-22 22:33:41 | 国際・政治
9・11のあと、アメリカは正気を失って今に至っているが、ポーランドの政変のあとでプーチンもおかしくなったな。

危ない世界になった。米ロが正気を失い、チャイナは最初からおかしいとなると世界はやばいな。核という刃物をもった国はみんな気がふれている。

あれはソチオリンピックの最中だった。ポーランドの猿芝居があったのは。G7の首脳でソチ・オリンピックの開会式に出席したのは安倍首相だけだった。アメリカをはじめ西欧の首脳はロシアがゲイ同士の結婚を認めないのは人権侵害だとかで、それに抗議して出席しないんだと屁理屈をつけていた。そんなことが理由になるのか。

そうしたらポーランドでいかがわしい政変劇だ。ソチ・オリンピックを興行中のプーチンは動けない。その時期をポーランド政変の背後にいた連中(アメリカ諜報機関など)は狙って仕掛けた訳だ。

安倍首相以外のG7の首脳はそれを事前に知っていたからオリンピックにいかなかった訳だ、という観測記事を3月の初めに書いた。

はらわたの煮えくり返ったプーチンはソチオリンピックが済むまでは我慢したが、パラリンピックが終わるまでは待てなかったのだろう、ソチが閉会するとすぐにクリミアに出動した。

3月にも書いたが、ポーランドの政変がアメリカそれと多分イギリスの謀略であることはまず間違いの無いところだが、プーチンは謀略には謀略で対抗するのではないか、と予想したが、あにはからんや、正攻法というか表の側から反撃してきたのがプーチンだ。

ちょうどスノーデン・ファイルという切り札を手に入れたところだし、てっきり諜報には諜報でアメリカに返すと思っていたがな。

ま、そこまではいいとして(認めるという意味ではない、随分馬鹿正直な反応だと思うがね)、その後たがが外れてしまったみたいだ。チャイナにあそこまで接近するとは考えもしなかった。焼きが回ったとしか思えない。



面白い(いい)本の読み方

2014-05-22 07:23:10 | 国際・政治
前々回のアップだったか、「読みましたぜ(暴露)」で面白い本はちびちび読むので時間がかかる、と書いた。

それにつられたのだろう、思い出したことをがある。高校生のときだ、有名な**文学の研究者が学校に来て講演したことがある。「私が学生の頃は毎日三冊の本を読んだ」とおっしゃった。子供心(高校生こころ)にも異様に感じたのだろう。いまだに憶えている。その教授がいった他のことは全部忘れてしまったが、このことだけはその異様さのゆえであろうか思い出すことがある。

面白い本、あるいは良書はゆっくりと読むものだ。でなければ楽しめない。ハウツーものは速読もいいのかも知れない。

これは小説にもいえることだ。そばみたいにのどにツルツル流し込んでも栄養にならないし、娯楽にもならない。じいさんが言っていた。食べ物は三十回かんで食べろってね。そうしないと身にならない。

その先生の名前は言わないでおこう。だれでも知っているので差し障りがある。なに文学だって ? それも止めておこう。すぐに推測出来る有名な先生だからね。




「12のひとみ」間もなく完成か

2014-05-21 18:38:14 | 国際・政治
five eyesてなんだか分かりますか。オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスそれにアメリカの諜報活動協力グループです。5カ国だからten eyesの間違いじゃないかと思うんですが。これでいいのかな、なにしろ英語が出来ないもので。

スノーデン「暴露」に出てくるんですが、要するにアメリカのNSAと4カ国のカウンターパートですね。これをA層というらしい。「暴露」189ページ。

B層というのがある。NSAの分類によると「限定的協力国」一応友好関係にはあるが全面的には信用出来ないので盗聴する。ドイツ、フランスなんかですな。いやフランスは入っていない。ということはフランスは完全独立な諜報活動をしているのか。ちなみに日本もこのカテゴリーに入っています。同189ページ

A層で一番実力があるのは、アメリカのNSAとイギリスのGCHQです。GCHQはガーディアン紙の編集部に乗り込んでスノーデン・ファイルの入ったハードデスクを編集者の目の前で破砕したそうです。

このあいだ、来日したオーストラリアの首相が日本の安全保障会議に出席しましたね。いよいよ日本もsixth eyeになるのかしら。いやさ、12のひとみのそろい踏みだなんて。

そういえば、私立探偵のことをPI(private eye)といっていたような。あまり確かな記憶じゃないんですが。やはり単数だったかな。フィリップ マーロウが眼帯をかけていたという話は聞かないし、やはりここは単数で表示するのかな。つまらないことにこだわって済みません。なにしろ英語ができないもので。英和辞書にはこの略語は有りませんね。やはり記憶違いか。



読み終わりましたぜ『暴露』

2014-05-20 20:34:22 | 国際・政治
随分長くかかったような気がするな。最初にアップしたのが13日か。そうすると1週間かかったわけだ。

いい本だと読むのが遅くなるんだね。よく面白い本のことをページターナーだとか、ページを繰るのももどかしくとか、夜も寝ないで一気呵成に読んだとかいうが、私には全く理解出来ない。

早く読み終わるのがもったいなくてね、ちびちび読む。それだけのことだ。

それとは逆につまらない本だと、はやく読み終わろうと焦るのだ。なに、つまらないから捨ててしまえばいいのだが、それは貧乏根性で千円、二千円払った金が惜しくて、腹をこわすかもしれない得体の知れない料理を食うように、全部読み切ってから捨てようと思う。すけべ根性なのだ。

ノンフィクションとして読みどころは第二章 香港での十日間と第三章 すべてを収集する、だな。第四章はNSAの行為の是非論で、ま、不可欠な部分だがまじめでかたい部分だ。

第五章は 第四権力の堕落 というので、ほとんどのマスコミが政府追従に堕落しているという糾弾である。アメリカのマスコミも日本とそう程度が変わらないな、と比較しながら読むと面白いかも知れない。

インターネット利用者は必読の本だな。すべて電話も電子メールも、クラウドファイルも、閲覧履歴もNSAに収集されていることを承知で使うのと、そんなこととは夢にも知らずに野方図、無警戒に使うのでは雲泥の差である。どうせ使わざるをえないんだから。

NSAにデータを提供している企業のリストが169ページにある。

 マイクロソフト、グーグル、ヤフー、Facebook、PalTalk、Youtube、Skype、AOL、Apple

これじゃ君たちも諦めざるを得ないだろう。もっとも、Nifty、楽天、Livedoor、OCNはなかったな。とうことは大丈夫ということか。分からないね,正直なところ。バックドアでつながっているかも知れない。魑魅魍魎の世界だから、IT産業というのは。

ところで、エピローグにちょっと明るいニュースがある(377ページ)。まずドイツとブラジルが主導する国際的な動き、トラフィックが米国を通過しない新たなインターネット・インフラ構築の動きがあるそうだ。明るいニュースだ。

また、多くのヨーロッパ企業がグーグルやFacebookの機能の代替品としてメールやチャットのサービスを提供しているという。

つねに、このブログで言っていること、回線、モデム、OS、パソコンのアメリカ一極化の弊害を打破して我が国独自のサービスを持たなければいけないという当然の方針転換を欧州諸国はし始めたということである。






GMAIL宣伝評論家は釈明が必要だ

2014-05-17 07:40:56 | インポート
スノーデン氏に取材した「暴露」新潮社刊によれば、米国NSA(国家安全保障局)と協力している米国企業にMicrosoft、yahoo、googleも勿論含まれる。従ってhotmail、yahoo mail、gmailはすべて盗聴、検閲されている。

マイクロソフトなどはNSAが情報を取りやすくするためのソフトまで開発している。顧客がログインの時にいくら複雑なパスワードを使っても、そんなものはバイパスして内容にアクセス出来る。

gmailを個人の情報収集、保存に使えと薦めている日本の評論家がいる。また最近はやりのクラウドを推奨する評論屋も多い。無知なのだろう。あるいは知っていてNSAのスパイ活動の幇助をしているのかも知れない。

GMAILに個人のパスワードを保存するなど、躊躇するのが自然だったと思うが、野口悠紀夫というサラリーマンや企業にファンの多い人物はパスワードを含めて個人の情報を全部GMAILに保存しろと宣伝している。

それで、「野口悠紀夫、GMAIL」で検索して記憶を確かめた。相変わらずGMAILに財産を全部預けろという主張を残している。こそこそと削除しているかと思ったのに相当なタマだな。少なくとも、スノーデンの騒ぎはもう一年になるのだろう。自己の文章に対する釈明をするのが自分の読者に対する義務ではないか。

野口悠紀夫によるとGMAILは銀行の貸金庫のように安全なのだそうだ。噴飯ものとその無知を笑うだけではすまされない。その罪は重い。

彼は人気があるから、政府関係のどこかの諮問委員会のメンバーかもしれない。谷地さん、人選には注意しなさいよ。






君はエアギャップなパソコンを持っているか

2014-05-15 20:20:20 | 国際・政治
エアギャップって知ってる? 知っているよね。知らないのは俺だけか。

「暴露」の著者は香港にいるスノーデンに会うために、出発前に「エアギャップ」なノートパソコンを4台用意した。
「エアギャップ」というのは一度もインターネットに繋いでいないパソコンのことだそうだ。昔は未通女といったな。

一度でもつなぐとMicrosoftかアップルかパソコンメーカーによって自動的に遠隔操作プログラムが植え付けられてしまう。機密保持のために著者はエアギャップなパソコンを用意した訳だ。当然だよね。

もっとも、俺はエアギャップの処女性を確保したつもり、すなわち一度もインターネットに繋がなくてもOSメーカーかパソコンメーカーによってウィールスが植え付けられている可能性があると思っている。WIFIかなんかがこっそりパソコンに仕込んであって、起動すると無線LANでインターネットにつながってしまう。画面には一切その情報は出ない。起動処理をしているような画面が出るだけだ。

だから、完全を期すなら、周波数カウンターとか盗聴探知機でパソコンが勝手に無線を出したり受信したりしていないかチェックしなければ安心出来ないだろう。

デルのパソコンなんか危ない。スノードンを始めCIAやNSAのエイジェントが偽装社員として潜り込む会社として有名な会社らしい。

だから前にも言ったが、OS、パソコン本体、モデム、ルーターはすべて国産で間に合うようにしなければいけないのだ。

以上は「暴露」42ページあたりに書いてあります。

「おいおい、そんなことを書いて大丈夫か?」って。大丈夫どうせこのブログも掬われているだろうが(とにかく無差別に全部やられているわけだから)、たとえ「暴露」とか「スノーデン」とか、CIAとか、NSAというキーワードで検索にひっかかっても、なになに、アクセス数が月に一度だって、トラックバックもコメントもない、となれば無視してくれる。






スノーデン「暴露」のプロセス

2014-05-15 12:02:01 | 国際・政治
80ページから100ページあたり。香港で著者がスノーデンにあって打ち合わせをする。

メディアの選択や発表の方法、順序などを話し合う。スノーデン氏は風貌、年齢に似合わず利口な男だ。

ここで、著者、スノーデン氏のメディア評価、格付けがある。この辺もじっくりと書いてあるから面白い。

一番いけないのはゴヨウケン(御用犬)のワシントン・ポストだと理由が書いてある。ニューヨークタイムズこれに準ず。

著者はパートナーにガーディアンを選ぶ。ニューヨークに支社があるらしい。本社はイギリスとか。

ワシントンポストの社説とかいうと、朝日新聞は神棚にあげてお灯明をあげるというがむべなるかな。やっていることは新聞に圧力をかけるという身も蓋もない話なんだが、かってGHQに検閲でいじめられたマゾヒスティックな快感が忘れられないんだろうな。






スノーデン「暴露」の信憑性

2014-05-14 07:29:06 | 国際・政治
全体で380ページほどあるが、昨日に続き50ページまで読んだ。ノンフィクションを読むときは内容の信憑性を考えながら読まなければいけないが、読んだところから判断すると非常に信憑性が高い。これだけのお化粧を取材データに施すのは無理だろう。(この辺は読み手の能力も関係するがね)

50ページ読んだだけで驚くべきことが多数ある。最近設置された日本のNSA(国家安全保障会議)を巡る論議で監視機関、チェック機関が必要だと、したり顔でお説教する連中がいる。親切なアメリカの専門家が日本に来て、そんなお説教をすることがある。国内の呼応者がそれみたことか、とぱちぱちと拍手をする。

この本を読むと、アメリカの当該機関が恐るべき判決を下して、積極的に諜報活動を後押ししていることが出ている。よく日本をお説教できたものだと感心する。注:50ページ、機関の名前は外国諜報活動監視裁判所、一応ここの許可がないといけないことになっているが、ここはなんでも許可してしまうところらしい。

この裁判所でアメリカの携帯電話会社にすべての通話記録を提出するように命じている(50ページ)。それでふと疑問に思ったがソフトバンクがアメリカの携帯電話会社を買収して、いま二つ目の携帯電話会社を買収しようとしていると報道されている。

二つ目の買収にはアメリカの一部でも反対があるというが、これもうさんくさい取引がありそうだ。買収を許可した、許可する条件に日本での携帯電話通話記録をNSAに提出するように言われている可能性がある。前からソフトバンクのアメリカでの買収には不自然な感じがしていたが、こういう背景があるのかもしれない。どちらが持ちかけたのか、あうんの呼吸なのか知らないが。

そういえば、しばらく前、一部の報道に孫社長は北朝鮮の暗殺を怖れて帰国出来ずボディガードに守られてカリフォルニアにいるという記事があった。妙な記事だがなにか関連があるのかな。

また、銀行に顧客の実質上なんの制限もなしに、取引情報を提出するようにも命じているという。これに関連してだが、日本の銀行がアメリカ財務省あたりから時々告発されて高い課徴金を課せられることがある。これも弱みを握られて顧客の情報を提出する条件をのまされているのかも知れない。

普通はありうべからざる荒唐無稽の話のようだが、この本を読むとそう信じたくなる、どころの話ではない。そうとしか判断出来ないところがある。






スノーデン物語「暴露」

2014-05-13 09:55:51 | 国際・政治
昨日発売されたばかりなのかな、奥付をみると5月13日発行(つまり今日)となっているが、昨日書店で買った。

クレン・グリーンヴォルトという人が書いたスノーデンのノンフィクションだ。まだ20ページしか読んでいないが、きわめて示唆にとんだ内容がいくつも出ている。

インターネット時代(インターネットがないと極めて日常生活が不自由な時代)の国家、企業、個人のプライバシー、セキュリティ防御について考えさせられる。

最大の元凶はアメリカとチャイナである。アメリカとチャイナは情報戦争をしているようで、アメリカのIT企業はチャイナのプライバシー侵害に協力している。まだ、20ページしか読んでいないが、ヤフーとかグーグルが中国情報機関に協力して利益を得ていることが書かれている。

IBMのことも当然そのうちに出てくるだろう。なにしろ、すでにIBMは中国企業だからね。

この時代に日本が国家的プロジェクトとして取り組まなければならないのは、以下の三分野で日本企業の独立性を再び回復することである。STAP細胞の実現よりはるかに緊急性の高い課題である。

1・パソコン本体、2・OS、3・通信関係(回線、モデム)

1a・パソコン本体は日本ブランドはまだあるが、生産ラインは中国にあるのがほとんどである。これらのパソコンは、どういう仕掛けがほどこされているのか、最初のセットアップ時に奇妙な振る舞いをするものがあると言われている。

2a・OSはかってはNECだったかな、日本にもあったが、今はMS、appleなどいずれもアメリカ製だ。MSは米国政府の圧力に屈していることはすでに明らかである。ライオンも危惧を拭えない。

3a・通信関係ではモデムというかルーターの関係でいまや日本製はほとんどない。多分政策価格に負けているのだろう。日本市場ではほとんど、中国製と韓国製である。HuawayとかLGしか入手出来ない。

中国のフアウェイ(華為って書いたかな)については、製品に盗聴プログラムがプリセットしているとして、アメリカ政府は政府、企業に使わないようにすでに勧告している。にもかかわらず、日本では最大のシェアを誇る。

「暴露」ではスノーデン氏が著者に暗号化ソフトを使えと勧告しているが、暗号化ソフトというのは送り手と受け手が同じソフトをインストールしなければならず、しかも暗号キーも共有しなければならない。ごく特殊な場合しか実用的ではない。

それに暗号化ソフトを使っていると分かるとそれだけで、盗聴のターゲット・リストに乗せられるだろう。そして、伝統的な諜報活動(尾行などのヒューマン・手段)の対象になるだけだ。ある人から聞いた話だがIBMはこういう活動もしているようだ。

つまり情報の受け渡しは昔ながらの公園でこっそり会って紙のメモを交換するなど、本当の話らしい。このほうが安全だからね。情報のプロであるIBMらしい。

上記のIT三分野は国家が補助してでも育成すべきだろう。かっては日本も最先端を走っていたが、経済的理由でことごとく撤退したのだから。国家安全保障会議もこのような配慮がなくてはザルに水である。






理研は小保方晴子を刑事告訴しなければいけない

2014-05-10 13:52:07 | 国際・政治
小保方晴子やその弁護士のやり方をみていると、必死で逃げ回ろうとしている刑事事件容疑者のようだ。

理研は納税者に対する責任からも彼女を直ちに刑事告訴すべきだ。

産經新聞(5月10日朝刊)によると、弁護士が「本当はノートにいろんなデータを貼付けており日付もある」、「ポイントだけを抜き書きしてあえて出した」という。こんなことを言って恥ずかしくないのか。

抜き書きするなら、本人が抜き書きするべきだろう。日付や再現実験に必要なデータが必要なことは小保方も「研究者」のはしくれなんだから分かっているだろう。必要なことまで省略してどうするのだ。小保方本人の指示なら犯罪(故意の証拠隠滅)だし、弁護士なら弁護資格がゼロだ。法廷侮辱罪にあたる。

前にも触れたが、小保方の弁護団には科学者が一人もいない。欠陥弁護団である。あまり科学をなめるな。神聖な科学研究に対する冒涜行為で断じて許せない。

また、この幼稚園的な『証拠』を調査結果が出る2日前に提出したというのも、どさくさにまぎれて審査をすり抜け、あとになってぬけぬけと「ちゃんと証拠を出したのに調べてくれなかった」と言いがかりをつけるつもりだったのだろう。

これまでにも、小保方や弁護士のいうことは道理にかなったものは一つもなかったが、たまたま今朝の新聞にまた詐欺師的な言い訳が出ていたので取り上げた。

こんなことに税金が数千万円も使われたのだ。悪質極まる犯罪といわなければならない。

&: 彼女がこんなことをする理由はいくつか考えられる。

1・まともな実験ノートをもともとつけていない。

2・実際に実験に成功していない。

3・ノートに全然関係のない私的なことが沢山書いてある。例えばハートマークに笹井先生! 笹井先生!
てなことが(笑い)、あるいは日々のデートの約束とか

4・実験に成功した記録があるが、彼女の個人的利益のために秘匿しておきたい。
注:彼女の成果(もしあるとして)は理研ひいては納税者のものであることはいうまでもない。

なかんづく4・ではないことを祈りたい。