日報問題だが、問題が表面化してからは間違いなく稲田氏は逐一安倍さんに報告してアドバイスをもらっていただろう。ペット的な女性であることを考えるとこれは絶対的に正しいと言えるだろう。
男性の大臣でも、これだけ世間やマスコミ、そして国会で追及されれば節目節目で首相に相談するのは常識だろう。大臣の一存で右だ左だと決めることはちょっと考えにくい。電話だろうと、官邸を訪問してだろうと、相談していたに違いない。稲田氏の地位へのしがみつき方、首相の理解できない土壇場までの擁護はこういう背景がないと考えられない。
稲田氏は首相に（内心であるいは面と向かって）、あの時報告を受けなかったことにしようと言われたのに、あるいは日報は無くなったことにしていいか、などは首相と相談して決めたではないかと女性ならではの恨み節を述べたいであろう。談合していたことは間違いない。