最近の検察幹部の定年延長についての法案提出から判断すると、痴呆症内閣か鉄面皮内閣と診断される。
その他にも世間や野党で言われている安倍首相退陣後に旧悪を暴かれるのを阻止するという観測もあるようだ。これも、あながち見当外れではないだろう。
1:痴呆症内閣の可能性
法案提出が首相主導でない場合(あまり考えられないが):
首相がさして問題となる提案と考えないで提出をメクラ版で承認した。コロナ対策で忙しくて、いちいち個々の法案を首相自身が検討する余裕がない。だから事務方が作成した案を考えもせずに承認した。コロナ対策で超多忙で法案を自身でチェックする暇がなかった。これはありそうもないケースだが。
また、大問題になる内容を含んでいることに気が付かなかった。つまり痴呆症が進行している、これもまあ、好意的な見方だ。
法案に対する世論の反応に対する目配りがまったくできなくなれば、これは痴呆症と言わざるを得ない。
2:鉄面皮内閣の可能性
すべて百も承知のうえで、しれじれと法案を提出した。この可能性がより高いと考えらえるが、この場合は鉄面皮内閣と言わざるを得ない。
3:その他の診断
みんなで考えてくれたまえ。
この法案は検察幹部に関してだけ、二段階になっているらしい。60-65-68と。65歳への延長は他の公務員と同じで自動的らしい(ね?)。二段階目の68歳への延長は内閣の判断となっているそうだが、こんなあからさまな恥知らずの余計なことをするから、コケるのだ。第一段階だけだったら、そうかなと思われたかもしれない。逆に一般公務員に比べて差別と言う同情もあったかもしれない。
もっとも、法案提出前の先付け(黒川氏に対する)延長は許されないだろう。法律の解釈を変えただって、こんな破廉恥な主張が通るとも思えない。これらを考えると、彼の症状は痴呆症と鉄面皮症の合併症と考えるべきかもしれない。
ご主人大事とおためごかしに二階あたりが考えた杜撰な法案にホイホイと乗っかるようでは、彼にはもう政治的判断力はないと言えるであろう。