東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

橋下徹氏の記事

2011-10-27 16:12:39 | 社会・経済

相変わらず週刊誌は広告の見出しですましておるわけであるが、今日の新聞の週刊文春と週刊新潮の広告記事をみると、大阪府の橋下氏の記事が両方にそろって出ている。

神介とかいう芸人が引退しただろう。何信助か忘れたが、暴力団との交際で騒がれた。その直後に橋下氏のインタビュが有って、信助の感想を聞かれたら、妙な笑いを浮かべて「エッ」ととかパントマイムをやっていた。

そのときに、なにかあるな、なんだろう、と訝ったがまさか今朝の広告に出ているほどのこととは思わなかった。たんにお調子者同志の密接交際があって、反射的にハシモト氏が「やばいな」と思ったのだろうと考えたが、どうしてどうして。道理で調子が良すぎると思ったよ。


TPPのメンバー

2011-10-26 19:50:46 | 社会・経済

TPP参加問題が姦しいが、このメンバーを見るととても交渉がまとまるとは思えないが。

アメリカ以外は開発途上国だろう。しかも韓国や中国は入っていない。共通の利益があるのかね。それにもともと東南アジア域内のグループを目指していたところへ、アメリカが例によって強引に割り込んできたというんじゃないか。

こんなところに日本民主党と言う餓鬼が飛び込んでいけばアメリカにしゃぶりつくされておっぽり出されるのがおちのような気がする。

明治維新政府のような背骨のしっかりした、腰の据わった交渉上手ならこの得体のしれないグループから利益を引き出せるかもしれないが、今の日本じゃもてあそばれるのがおちだな。

それにメンバーの顔触れを見ると結果はいずれにしろ出ないとみるのが妥当じゃないの。


小澤の証言拒否への布石

2011-10-13 10:17:47 | 社会・経済

読売新聞(ネットニュースのまた聞きだが)によると、小澤の弁護団は裁判所に四億円の出所を説明する必要はないからと、検察(つまり指定弁護人)の冒頭陳述からの削除を要求したと言う。

そこでだ、「議院における**証言**に関する法律」をみると、第四条に証言を拒否できる場合というのがある。注;**カッコ内は省略有りの意味。

昭和22年に出来た法律だからその後改正があったかどうかしらないが。。

訴追を受けている場合はそれで有罪になりそうな場合は証言を拒否できることになっている。

おそらく弁護団は今後国会喚問に応じざるを得なくなる場合を考えて証言拒否の根拠を作るつもりで手を打ったか。

しかし、危ないね。もし裁判で検察の主張が削除されたら、国会で四億円の出所を聞かれたら証言拒否出来なくなる。証言拒否は最高一年の懲役だからね。偽証と分かれば十年の懲役だ。(これもおかしいね、同じに十年にしないと、証言拒否で逃げられる)

もっとも小澤が死ぬまでに裁判は決着しないだろうが。田中角栄みたいになるのだろう。

また、第一審で四億円の説明なし、が有罪の根拠の一つになる可能性もある。何しろ刑事訴訟法で「証拠の証明力は裁判官の判断に委ねる」とあるのだ。

この条項はおそらく、判例だとか、物証だとかいう議論をオーバーライドする根拠になるだろうからね。いままで発動しなかっただけで。

つまり裁判所が検察の陳述を削除しようが、削除しまいが小澤はほとんどオワ(終わりの一歩手前)なんだね。

弁護団の策は何とかの浅知恵ということになる。


裁判を打ち切れ

2011-10-07 08:10:39 | 社会・経済

これまで証人喚問を拒否したのは、小沢一郎は裁判ですべて明らかにするから国会証人喚問には応じないという理屈だった。それが昨日の冒頭陳述でも記者会見でも何も明らかにしていないじゃないか。

あまつさえ、昨日に至って裁判を打ち切れと主張する。此れを説明する道が二つある。一つはキチガイ医者が説明してくれるだろう。

もう一つは凶悪犯がその場その場で死刑を免れたいために平然と前言を翻すパターンと同じだ。

もう一つあるか、二重人格者という。おっと、これはキチガイ医者の営業分野か。

きのう一日だけでも正反対のことを言っている。午前の裁判所の冒頭陳述では裁判を打ち切れと主張、夕方の記者会見では、それでは、具体的にきちんと説明するのかと思ったら、裁判中だとか、検察に聞けと言う。朝と夜で正反対を平然と言うようじゃ、これは精神科にも搬送するほうが先だ。

昨夜、吐いて救急車で運ばれたそうだが、アタマ医者のほうが先じゃないのか。

新聞記者の質問に、君は三権分立をどう考えているのかと反問した。是はホラーのキャラクターだよ。新聞記者もそれで質問をやめたらしいが、面白い発言を取ったからそれでいいと思っているのか、バカなのか、小澤が怖いのか、どっちだ。


進化する悪党

2011-10-06 20:25:06 | 社会・経済

すっかりご無沙汰ですが、、あまり書く気も起きなかったのだが。小沢一郎の裁判のニュースが始まって、久しぶりに書く気になった。

いや田中角栄より相当ひどいね、彼は。悪党として進化じゃない、深化しつつある。

民主政治の危機だなんて赤ん坊学生みたいなことをいっている。それなら裁判が不当なことを国会で堂々と論じればいいではないか。証人喚問の場を提供しようと言うのだ。渡りに船と乗るべきだが、なにが後ろめたいのか国会と言うと怖気ずくね。

小澤君の論法でいくと、まさに国会をよりどころとして反攻すべきじゃないのか。それが出来なければ潔く罪を認めて刑に服せ。

それとも、なにかね。国会で説明しては裁判官や検察官に申し訳ないと思っているのか。

四億円の説明も国会であんたの説明を聞いてなるほどもっともだ、と説得できれば同志の代議士諸君も応援してくれる。

検察批判はそれからだよ。

今日の記者会見はなんだ。記者が四億円の質問をしたら検察のほうがよく知っているからそっちに聞けだと、たわけ者めが。記者が君の汚名を雪ぐ絶好の機会を提供してくれているのだよ。