東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

オバマ、台湾を実質沖縄の補完基地に

2010-01-31 09:24:33 | 社会・経済

アメリカが台湾に最新兵器の売却を決めた。沖縄基地問題の日米交渉の推移如何でアメリカのもくろむ「十全の機能」が低下した場合に備えた代替案だという。

結構なことではないか。合わせて、かねて下拙が提案している日本の全米軍基地の比島(フィリピン)移転を実現したらよい。アメリカの対中安保は万全の布陣となる。

北朝鮮にはちと遠くなるが、グアムへ引っ込むのに比べればほぼ現状の機能を維持できる。若干半島方面が手薄になっても、韓国が対処できるだろう。1950年のように開戦一週間で釜山まで追いつめられることはない。

日本も手持ちの戦闘爆撃機の航続距離を延ばす手段を講じればよい。わずかな手直し、短時間で完了するだろう。憲法も改正するさ。もっとも、攻撃の脅威にさらされた憲法もへったくれもなくなる。

初戦を持ちこたえれば比島から米軍が来る。


朝青龍暴行事件

2010-01-28 21:37:54 | 社会・経済

品格なんて妙なこと(ないものねだりの非現実的なこと)をいわない他の格闘技業界でもこういう不祥事は聞かないね。ほかにもあるが朝青龍だからニュースになるのか。

取り扱いの大きさはあるだろうが、たとえばプロレス業界で同じようなことがあれば、相応の報道の扱いを受けるだろうから、やっぱり朝というのは異常なんだろうね。

明け方まで酒を盛り場で飲んでいた上での事件で相手も素人ではない*ということであまり被害者に同情するとか朝に義憤を感じると言うボルテージは湧かないが、ま、報道にあるように解雇相当だろうね。

*相手がはっきりしない。水商売の経営者とかいうのが最新の報道のようだが、告発をちらつかせた示談ねらいのような感じもするしね、情報不足で同情したり義憤を感じるほどのニュースではない。

通行人が原因と言う説もあるようで、そうなるとちょっと人びとに与える印象も違うかもしれない。しかし、麻布だっけ、盛り場で早朝というと、相手が新聞配達の少年ならともかく、朝と同じ酔客だとすると保険料は高くなるね。

& 飲み屋の帰りに往来を朝青竜とマネージャーと飲み屋の亭主が連れだって歩いているというのは、あるいは勘定が足りなくなって付け馬でついてきたということかな。とにかく、その飲み屋からのいきさつがあるはずだ。朝青竜にとって面白くないなにかがあったはずだ、下地として。伏線として。世故に疎いオイラでもいろいろ想像する。

朝の感情を高ぶらせた何かのいきさつが発生していたはずで、その辺も憶測でいいからワイドショーでは空想をたくましくしてほしいね。NHKのニュースじゃ無理だろうが。


民主党発狂状態へ

2010-01-27 23:31:33 | 社会・経済

平野官房長官の沖縄基地移設問題の発言も妙だね。政治家は法律家ではない。もう少し言い方があったんじゃないかな。

しかし、沖縄の人に悪いかもしれないが、民主党政権が出来た途端にマスコミや政治家がなぜ騒ぎ立てるのか分からない。

自民党が14,5年間実施出来なかったことだよ。出来たての民主党が出来るわけがない。だから、反対しなくても実施の可能性は当面ないわけだから、ゼロ・ベースで検討するとか、こっちから、わざわざ言う必要もない。

アメリカも現実的に辺野古に移れる見込みはないのは承知の上だろう。アメリカはこれまた、民主党になった途端に騒ぎだすというのは妙である。国をあげて、あるいは政府をあげてなぜ騒ぎたてるのかいかがわしいところがある。

あの海坊主みたいなのや、ごく一部のアメリカ国防族が利権がらみで妙にうごきまわっているだけなのではないか。

むしろ自民党とアメリカの一部は子供のような民主党に踏み絵を踏ませるつもりで大変だ、大変だ、どうする、どうする、とわめいているだけだろう。民主党がまんまとそれにのせられたということだ。

違うかな。そのうえ、平野さんまで言わなくてもいいことを、人が変わったみたいに強情に言い募る。発狂状態に民主党が入りつつあるのではないか、小沢疑獄の影響で。

一つ心配がある。アメリカが日本の検察に圧力をかけて小沢を助けてやるから、剛腕で辺野古基地への移転を実現しろと小沢と取引をすることだ。これは大いにありうる。要フォローである。全国のマスコミ労働者諸君、目をあけて注意していること。

& 沖縄、佐世保、横須賀を含む米軍基地はすべてフィリピンへ移転するのが望ましい。フィリピン政府に話を持ちかける努力をしたことがあるのか。

もっとも、米軍基地の跡地を民間、自衛隊でどうするかという再調整が必要だ。沖縄への自衛隊増強もあるが、それでも、基地は現在の半分には縮小されるだろう。 

平野さんの発言だが、話しぶりが変わってくるというのはよくない兆候である。その人物の発言として従来、この人物ならこういう発言をするだろうという予想に反してきたら、一つには精神的変調をうたがわなければならない。

もちろん、悪人が予想される悪党的発言をしたから安心ということではない(小沢の例)。よしあしではなくて、精神状態の判断の問題である。


たけし君しっかりしろヤ

2010-01-25 23:07:50 | 社会・経済

もう、あのみずてんテレビ芸者は見たくないな。原口とかいう半玉みたいな顔をしたやつ。あれは小沢の稚児さんか。

お座敷がかかればどこへでも行く。だけど今は総務大臣だろう。テレビ行政の責任者だ。テレビに出演させること自体に問題がある。偏向じゃないか。出演させないと嫌がらせでもされると思っているのかね、テレビ朝日は。

西松建設が小沢の秘書を接待するのと同じだ。ほかの局も接待しているようだが止めたほうがいい。

テレビ芸者の芸は身をたすくだ。今日も自分の発言「マスコミの小沢報道で関係者によると、と言うのはいけない」と言う発言が非難されたのに答えていたが、全然関係ないことを持ち出している。

& そんなに新聞が気になるなら、原口君、日刊ゲンダイを読めばいい。アンタが涙を流して喜ぶような記事だらけだよ。もっとも、これは小沢一郎が新聞を買収した可能性が高いのだがね。

だから、ほかのマスコミが小沢一郎を批判するのは許してやってよ。国民は日刊ゲンダイの記事を我慢しているのだからさ。


今週の週刊現代に見る小沢記事

2010-01-25 18:44:06 | 社会・経済

今週の週刊現代の小沢に関する諸記事の基調はこの前と同様、健全である。

ただ、食いが足りない。突っ込みがものたりない。前回のような真相に迫るようなデータがないのが惜しまれる。立花隆の名前だけじゃ内容のある記事にはならないよ。

日刊ゲンダイ、見ていないが相変わらずチョン族の機関紙であろう。これって鳩山兄弟みたいなのかな。つまり両陣営に保険をかけているのかな。

内戦の絶えないシナ人は国民党と共産党に両天秤をかけて金持ちは縁組をしたりした例がある。蒋介石夫人の姉妹はシナ共産党の大物の夫人だったよね。

鳩山のお母さんはやはり両天秤をかけているのかしら。日本の将来も内乱状態と予測して保険をかけているのかしら。どっちが裏馬券、押さえかな。


実ちゃん、声が小さい

2010-01-24 07:10:07 | 社会・経済

今朝のTBS時事放談、寺島実朗氏、声が小さい。司会者やもう一人のカトウコウイチ(人の名前は覚えられないので仮名で書く、自民党の代議士だ)の声はよく聞こえるのに。

寺島氏、民主党ブームに「波乗り大ちゃん」でブレーンかなんかでのしていこうとしたが、あっという間に親ガメがこけて大慌てのていだ。

案外気が小さい。この際、非情に見限って今まで言ってきたことの引っ込みがつかなくなってもいいから、いつもの調子で歯切れよくやってもらいた。

司会者がおかしなことを言った。明治維新で廃藩置県が実現して政権が落ち着いたのは明治4年、戦後の吉田茂の政権が落ち着くのに4年かかった。民主党もそのくらいかかるというのだ。

前の二つの政変と民主党は比較の対象にならないよ。この司会者東大の教授で政治の専門家らしいが、しっかりしろよ。

明治維新が一応安定したのは西南戦争後、大久保利通が暗殺されたあと、すなわち明治10年である。明治維新の場合も、太平洋戦争後の吉田政権も自派連合勢力内にに強力なライバルが多数いて、活発な論戦、政治活動でしのぎをけつっていた。

その上、吉田茂の場合は軍部や旧勢力がいつ息を吹き返してくるかわからなかった。明治維新の場合は日本の植民地化を東西南北から狙う欧米の無法との対処に息が抜けなかった。

小沢や鳩山とはわけが違う。

小沢と言う悪党に一人としてものも言えない幼稚園児の集団である民主党とは違う。


日航再建計画の詐欺性2

2010-01-21 07:51:45 | 社会・経済

よくどうしようもない人間をタコというが、新日航はタコだよ。タコはどこが頭か分からない。あの頭みたいに見えるまるい部分は消化器らしい。そうすると、中枢神経というか頭は8本の足にあるのかな。

新日航タコの司令部はどこにあるのか。企業再生支援機構か、稲盛CEOか、これから決まるという重役会か、前原誠司お子っちゃまか、国交省の役人か。管直人か。

日航破綻の元凶と言うべき歴代の日航旧経営陣、OBたちはこれまで持っていた利権を保持しようと政官界に執拗な裏工作を続けるだろう。

莫大な債権放棄を強要され、膨大な保有日航株を無価値にされた金融機関も実質経営に大きな発言力を持つだろう。

事前調整型というが、金融機関以外の取引先は事前の相談にあずかっていない。これからは債権者として再生計画に厳しい注文をつけてくることはまちがいない。

一言の相談もなく足蹴にされた株主たちもこれから背任、損害賠償などの訴訟を連発して黙ってはいないだろう。

この新生日航タコの足は八本では足りないかもしれない。新生日航ムカデ(百足)と言うほうがいいな。

& 22年2月2日

「JALの再生」とはそも何ぞ

近頃のマスコミは見出しの付け方をしらないらしい。納税者の観点からすれば、JALに貸し与えた1兆円を超える税金が何時どういう形で国庫に返済されるか、ということである。それがJALの再生計画である。もちろん応分の利息をつけてである。

それが国家予算を正当化する唯一の「JAL再生」の定義である。

この観点から再生計画を報道あるいは検証したマスコミは皆無のようである。昨今の報道を見るとJALの再生計画と言うのはJALの営業収支が黒字になるということらしい。国民の貸し与えた税金はどうなるのだ。JALの資本として塩漬けにされるということか。

こんな計画を政府は推進しているのか。JALの再生とはそも何ぞ(そもそも何なのか)。

昨日稲盛氏が会長就任の記者会見をしたが、こうした自覚があるとは思えない。彼の言っていることは営業収支を黒字にする、という見通しらしい。それすらも3年後には無理と言うのが「無理のない」予測であるが。

JAL戦犯、国交相、前原誠司、民主党政府の[JAL再生]の定義は借り手側のずうずうしい理屈を口移しにパクパクしているにすぎない。主客転倒というか、なんというか。

以下2月2日の次の記事を参照されたし

『日航の再生計画とは税金の永久塩漬けのことか』

つづく


日航再建計画の詐欺性に驚く

2010-01-20 20:20:25 | 社会・経済

さっき(今日午後7時半から)NHKのクローズアップ現代を見て驚いたが、再建計画によるとわずか三年後にJALの営業利益率が8.5パーセントになるという皮算用をしているという。

日航が成長発展している昔でも営業利益率が5パーセントを超えたことが何回あったかね。いい時でもせいぜい2,3パーセントだったはずだ。大部分は赤字か営業収支がトントンで営業外収益を細工して経常利益を出すような会社だったはずだ。

かって、日本の経済が飛躍的に成長し、日本の海外旅行者数が指数級数的に爆発拡大したときでも営業利益率が8.5パーセントに達したことがあったのか。

しかもその時代は国策で国際線はJAL一社独占(もちろん外国航空会社との競争はあったが)時代で厚い国の保護に守られていた時代である。

それが八千億円の債務超過で破たんした会社が大した方向転換もしないで、痛みを伴う路線見直し、リストラもしないでわずか三年後に、過去のもっとも体力の充実していた時でも達成したことがない利益率を出すという計画書だ。明らかに税金をかすめ取る詐欺ペーパーである。

もっとも何事にも絶対(あるいは絶対ない)ということはないので、大アマに見てこの計画が実現する確率が5パーセントとするなら、かっての太平洋戦争で日本がアメリカに勝った可能性は30パーセントはある。

つづく


三面記事復権

2010-01-19 08:43:54 | 社会・経済

近頃新聞の三面記事*を読み始めた。新聞で一番つまらないのが三面記事になったのはテレビのワイドショーや夕刊タブロイド紙にお株を奪われたからだろう。

小沢のいっちゃん疑惑で三面記事が充実してきた。政治面でカバーしきれないほど、疑惑ネタがあふれているからだろう。

*三面記事というのは分かるかな、未成年の諸君。社会面ともいったらしい。新聞の一番最後のページだ。たいていの新聞ではテレビ番組欄の裏側である。昔は新聞は3ページしか無かったらしいね。