今週の週刊誌はまともなフォローをしていない。といっても木曜日発売の週刊文春と週刊新潮に代表させているのだが。こんな記事しか書けない様じゃだめだ。もっともまだ時間がたりないのかな。
さて読者の皆様もお分かりだろうが、このブログは誰も賛成しないだろうという視点から、そういう視点を探して書いている。だから書いてすぐにそうだそうだ、といわれると間違えたことを書いたかなと慌てる。そんなにすぐ分かってもらってたまるか、といささか不遜だね。
今回の事件に対する警察幹部の対応はさすがに非難一色のようだ。べつにオイラのブログが俗化したわけでもないようだ。ま、憎まれ口はこのくらいにして。
今日の産経新聞15面の正論欄の執筆者は歴史家の秦郁彦氏だ。「愛知立てこもり事件の不手際を糾す」とある。歴史家でも専門外のことに一言云わずには入られない心境なのだろう。秦氏は解明すべき、究明すべき点として数点を列挙している。これは週刊新潮、文春が取材すべきポイントでもあった。取材前に彼らに見せてやればよかったね。
そこでだ、当ブログしか書けない視点から一つ提案しよう。当ブログしか書けないものを書こうと思う。もっとも、万が一、すでに誰かが提案していたらごめんなさい。
県警本部長は選挙で選ぶか、政治任用にすべきだが、この場合は政治任用はなじまないかもしれない。知事のように選挙にすべきだ。今回のようなことがあれば責任を問われて次の選挙では間違いなく落選する。警察庁のキャリア官僚から任命してはだめなことは今回ではっきりした。キャリア官僚は40歳定年にすべきだろう。再就職の世話などする必要ない。パチンコ屋のガードマンぐらいにはなれるだろう。
& 一ひねり
県警本部長だけ責めていればいい、というこどでもないようだ。もっともおちつくところは県警本部長の無能、優柔不断、日和見に帰するのではあるが。
下から、横から、そして上からの介入、騒音に影響されただろう。官僚の世界というのはそういうものだ。SITだSATだ、やれMAASだとかをまとめる力量がなかったとかいわれている。その通りなんだろうが、上からというのも究明する必要がある。漆間とかいう警察庁の長官はもと愛知県警本部長らしい。
彼も無能で今では安倍首相におもねるパーフォーマンスが目立つようだが、今回はどうだったか。ひょっとすると安倍首相の責任もあるのかもしれない。夏の参議院選挙への影響を間違って読んで干渉した可能性も検証しなければならない。狙撃、強行突入が世論に不利と読み間違えて干渉してきた可能性なしとしない。
とするとだ、警察庁長官も選挙でえらぶべきだ。国家公安委員長、これは準閣僚だから政治家の中から首相が任命するわけだ。責任の取り方は首相が罷免するか首相も辞任するかだ。
&& 本日朝の某テレビに出ていた佐々淳行氏のはなし。彼は浅間山荘事件のときの警察の責任者だったが、当時の後藤田官房長官から発砲しないで解決しろと指示を受けていたという。とすると、今回も官房長官あるいは安倍首相の指示があった可能性がある。塩崎官房長官は昔の後藤田氏のように強力な指導力はないから出ているとすれば、安倍首相から直の命令があった可能性を否定できない。