日本シリーズの楽天なかなかやるね。これは星野監督の力はなく、導入ようやく50年のドラフト制度の成果だろう。原監督のV2もV9ほど簡単にはいかない。
楽天が田中投手をとれたのもドラフト制度のおかげだしね。
川上哲治氏がなくなった。なつかしい名前だ。かれのV9はドラフト制度が導入された1965年から始まったわけだ。それだけに偉大といえる。
もっとも、ドラフトが定着したのは大幅に制度が改正された1978年以降だろう。V9は73年に終わっている。
V9はちょうど端境期で巨人大鵬卵焼きでだれでも菅野投手のように巨人に集中した時代の戦力が残っていた時期だろう。
此れによって是れを見るに、どのチームにも優勝するチャンスがあるということは、ある意味では公平平等、別の意味では野球賭博の胴元がよろこぶ状態になったわけである。オッズがばらつくからね。
ひるがえって、競馬会をながめると、ファン減少で長期低落傾向にあるというが、種牡馬買い付けも日本中央競馬会が一括して行い、馬主購入希望者にドラフトで分配すれば賭博性が高まり競馬人気も復活するかもしれない。
ファンも成熟しているから、かってのハイセイコウのようなスター馬の出現で一気に売りあげが増えるということはもうないだろう。公平な運用を担保しながら、競馬本来の賭博性を高める工夫をしなければ凋落は食い止められない。
もっとも賭博性を高める意味で馬単とか、3連単だとかWIN5も導入されているが、効果はいまいちではないか。
種牡馬のドラフト制度導入しかない。同時に生産馬の分配にもドラフト制度を導入するのがいいだろう。
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