東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ソレ、お台場カジノだ

2007-02-25 13:15:51 | 社会・経済

昨日のNHKだがね、マカオのカジノビジネスが膨張している特集をしていた。前から言っておることであるが、カジノ産業の雇用創出力はすごい。関連産業への波及効果ははかりしれない。行政にとっては税収の大幅増加になる。カジノ問題は重要なポリーシー・ミックスのハブである。政治家はしっかりと勉強せい。NHKはなかなかバランスよく取材をしておった。リポーターは日本語を話す中国人だったがね。

石原慎太郎は都知事の三選を目指すなら当選のあかつきには最初の公約だったカジノを実現させなさい。下拙のポリシー・ミックスを要約する。

*パチンコ屋は全部廃業させる。

*カジノ産業労働者は新マイノリティの子弟とする。新マイノリテイとはシナ大陸や朝鮮半島以外の地域からの新しい移民だ。不安定な新移民マイノリテイの生活安定になる。

*運営は中央競馬方式が一番いい。つまり準官営だな。所轄官庁は財務省とする。警察は不可だ。現在のパチンコ業界と警察の癒着をみれば所轄官庁が警察庁であってはならない。財務省が所管することによって経営の健全性、透明性が担保される。収益の把握も公正になるから確実な税の増収が期待できる。

*当分外資の導入は認めない。

また旧パチンコ業界の出資は認めない。その理由は;

・北朝鮮シンパによるマネーロンダリング排除のため、

・上納金ルートを絶つため、

・脱税常習者を排除するため、

・カジノ文化の品格を保つため

*胴元の上がりの上限は中央競馬のように25パーセントとする。ただしそれ以下であれば独自に胴元が設定しても可である。価格カルテルは禁止するのが望ましい。

*産業規模は当座年間10兆円の売り上げ、数年後には30兆円以上を目標とする

&& 当ブログ関連記事

昨年12月13日; 石原都知事三選支持の条件

今月2月5日;  マカオのカジノ売り上げラスヴェガスを抜く、それでも8400億円

書きかけ、


正気の唄(のはじまりです)

2007-02-25 10:09:12 | 社会・経済

ロビー活動をやめろ%225A:

アメリカの下院が「従軍慰安婦」で対日非難決議案を可決しそうだという。発案者の日系三世マイケル・ホンダ下院議員がフジテレビの報道2001に出ていた。アメリカの日本大使館などは惨めったらしいロビー活動をしているらしいが、可決させたらどうなんだね。

問題はそれからだよ。法的拘束力はないからと、はやくも予防線をはっている不埒者もいるようだ。たとえば上記の番組に出演した自民党の山本一太。当たり前だ。法的拘束力があってたまるか。要するにだね、貧弱なロビー力で誤解を与えるような活動をやめろというのだ。駐米大使の手紙などをみると、もう謝っているから勘弁してくれというなさけないものだ。これでは事実を認めていると受け取られる。外務省は認めているんだろうがね。

日本のロビー活動と言うのは波風が立たなければ何処までもノーズロに謝る、パンツまで脱いでしまう、盲目的に相手の言いなりに認めるというものだ。「どうぞ穏便に」ともみ手をすることである。積極的な戦略的意図がない。こういうロビー活動は将来に禍根を残す。

それと、たとえ同じカネを使っても、シナなどには勝てないということだ。アメリカにとって日本への投資は飽和状態だ(ごり押しの自由化もすんだしね)。うまみは残っていない。それにたいして、シナ大陸はまだどえらい利権が残っているとアメリカ人は感じている。一年間にシナをおとづれるアメリカの議員は150人、日本を訪れるのは10人だったそうだ。同番組での民主党前原元代表のはなし。アメリカの議員はシナやその子分の朝鮮半島に恩を売っておけば経済的な見返りがあると思っている。

いま、アメリカで日本が有効なロビー活動を行うにはカネを10倍以上使わないと駄目だろう。例の竹村のケンちゃんはもっとロビー活動をやれというんだが、どうだかね。ピント外れだろう。

もし、アメリカ下院が決議してみろ、彼らものっぴきならなくなる。それから強烈な反撃をかましてやればいい。逃げ場がないから彼らも必死で戦うだろう。どちらの側にガッツがあるかということだ。例の山本一太はアメリカのマスコミはこの決議に関心がないから、そっとしておけという。まるで泣く子を起こすことはないというみたいだ。あきれたね。

アメリカのマスコミの関心が低ければ日本がひとつぶっ放してやればいい。今後はおなじカネを使うなら、どこへカネがいったのか報告もしないアメリカの胡散臭いロビイストを雇うのではなくて、アメリカの権威のあるシンクタンクを手に入れるか、有力な新聞社を買収して一大思想宣伝を行うべきだろう。


ハッキングされた日本の八百長文化

2007-02-21 09:18:44 | 社会・経済

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大相撲八百長関係の当ブログ記事でアクセス数ベスト5

1・朝青龍の汗

2・朝青龍の八百長

3・若貴騒動

4・武田頼政氏快調にとばす

5・八百長の条件

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むかし、立川あたりの米軍基地にいた将校の家族が振袖を着てはしゃいでいたのを思い出す。最近はきちんとした着付けをしてくれる人がいるようで外人が和服を着てもそれなりの様をなしているが、昔は東西文化の仲介者がもっぱら「花町のおんな」だった。上は芸者と名のつくものから下はどぶ板横丁の日本人立ち入り禁止のあやしげなバーの酌婦だったりした。ハウスメイドというわけの分からないものもいたね。オンリーなんていうのもあった。

そういう米軍将校の夫人や娘の着物姿をみるとお化けを見ているような気がしたものだ。八百長という文化がある。外国人力士はこいつはいいやと思うんだろうね。あくまでもルーツは日本文化だ。しかしそれなりの暗黙のルールやたしなみ、はにかみがあったのは当然である。

しかし、外国人力士が一大グループを作るようになると、文化制度の便利なところだけ、いいとこどりをしてしまうからまるで様相が変ってしまう。哀れというも愚かなりである。ハワイ勢だけのころはまだ日本の伝統文化のなかに取り込まれていたが、最近はもういけないようだ。

今週の週刊現代だが話が段々古くなっていく。北の海理事長や前の理事長の二子山親方(初代若乃花)の八百長の話が出てくる。要するに角界では匿名条件ならこういう話をする人がいくらでもいるということだ。もっとも二子山親方の場合はプレイヤーではなくて親方として要所要所の大事な試合で八百長を指示し仕切っていたというわけだ。これが本来の八百長なんだな。

厩舎の馬みたいに親方の指示で八百長をしていたのが、時代の風潮と言うか親方を無視して力士同士で好き勝手をするようになったわけだ。嘆かわしいことだ。

これを読むと古来名勝負といわれたものは仕組まれたものが多い。だから名勝負として記憶に残る。わたしの理論とも一致する。長島茂雄ではないがまさにメークドラマだ。仕組まなければプロスポーツの興行で客が呼べるものではない。NHKをはじめとする太鼓持ちがはやし立てるから大衆はいやがうえにも盛り上がる。

わたしは八百長がいけないといっているのではない。ウソをつくのがいけないというのだ。良い子に教育効果があるといって財団法人の特典を与えるのがいけないといっているのだ。それと、相撲賭博というものが現にあれば(あるに違いないが)、八百長をしていては公正な賭博が成り立たないといっている。八百長を根絶するには強大な権力と能力を持った監視機構を作る必要がある。こういうカネのかかる組織を運営するためには大義名分がいる。賭博の公正を保つためとすれば大義名分はたつ。石原慎太郎君、三期目には両国場所でトトでもトトカルチョでも何でもいいから賭博を開帳したまえ。

週刊現代はいつまでたっても匿名の証言だけだね。証拠はそろっているのかな。法廷用にとってあるのかもしれない。二子山親方や北の湖が原告団に名を連ねるのか楽しみである。

書きかけ、


武田頼政氏快調にとばす

2007-02-19 13:11:13 | インポート

とりあえず、勝利の方程式を要約しておこう。訴訟あるいは証人喚問で相撲協会が勝つ場合。横綱の申告所得では週刊現代がいうような金額の八百長資金の原資がないこと、そして申告所得が真正で、報告されていない隠し所得がないことを納得させることが出来た場合である。

週刊現代が勝つ場合。八百長原資を証明できる場合。この場合、日本ばかりでなくモンゴルでの朝青龍の所得の実態を暴露しなければならない。いな、モンゴルばかりではなくてすべての外国での横綱の経済活動に光を当てねば証拠は出てこないだろう。グローバル経済の時代だからね。

つまり非申告所得を証明することである。もちろん、八百長にからむ金銭のやり取りを証明できる有無を言わさぬ書類を示せればいいわけだが、間接的に横綱に不明瞭、不明朗な隠し所得があると証明できれば、そしてその使途や資金の流れ(支出についての)が明らかに出来れば重要な証拠となるであろう。

逆に証人だけであるならば週刊現代が勝訴する可能性は少ない。相撲協会も証人をそろえているからね。水掛け論になるだけだ。勝負は相撲で言えば水入りとなるわけだ。証人をそろえてもそれはいずれの側にとっても決め手とはならないだろう。

以上 &02222310

武田氏といってもメジャーなフィギュアではないと思うので僭越ながら簡単に紹介させていただく。週刊現代に大相撲の八百長を告発しているノンフィクションライターである。

今日の週刊現代に第五弾が出ている。それも無慮三ページである。大体週刊誌で一ページの記事はコンビニで立ち読みすることにしている。車内の中刷り広告にでかでかと宣伝していても本文は一ページというのは多い。

武田氏の記事は第五弾にいたっても中身がある。弾薬庫にはまだ相当の弾があると見た。今週の記事は元横綱輪島の夫人が「主人は八百長で3億円だか6億円の借金を抱えていた」と言ったというものだ。最上最強の弾丸は裁判用に秘蔵していると思うから楽しみだ。

さて、前回、朝青龍の税務申告書類を調べろと申し上げた。八百長資金が武田氏の記事どおりとすると巨額になるから横綱の収入を調べれば容易にトレースできるからだ。記事によれば年間五千万円前後の金を八百長に使っている計算になる。私は横綱の収入を一億円前後とみたが間違っているかもしれない。しかし大きくは違うまい。そうすると八百長資金はあまりにも巨大である。

税務署が八百長支出を必要経費と認めることはなかろう。そうすると横綱は税金を三、四千万円納めることになる。さらに星買いに五千万円使うと手取りは一千万円しかない。非現実的だ。この辺を精査し、読者に報告して欲しいと申し上げた次第であった。

今週の記事によると輪島は八百長の資金を借金でまかなっていたらしい。とすると朝青龍の場合も借金か。横綱の性格と実力から考えると自分の地位と名誉を維持するために、返えせるあてもない巨額の借金を異国の空でするとは思えない。とするとほかの闇の収入があるのか。大事なポイントだ。

犯罪予備軍であるシナ人の不法滞在者にはパチンコ・フリークが多い。フリークといっても朝早くからいい台を取るために店の前に並ぶような連中ではない。一日中タマをはじいていじましい労働をするやつらではない。パチンコ台に不正な操作を加えて余計にタマを出させようとする、いわゆるゴトシ(仕事師)である。それも危険で暴力的な部類である。

そういう連中が好んでたむろするパチンコ屋の七つ下がり。七つ下がりと言うのは午後四時過ぎあたりだ。昔からいうだろう。七つ下がりに降り出した雨と中年からの恋は止まないってね。おやつの八つが午後二時だから七つは午後四時となる。

閑話休題、大相撲の中継のある日だ。相撲中継で幕内上位の取り組みが始まるとシナ人ゴトシの連中はしばし手を休めて店の壁の上に取り付けられたテレビの相撲中継に釘付けになる。シナ人にも熱狂的な相撲ファンが多いのか。やつらが相撲ファンなのか、そうではないのだ。ピンときたね。取り組みの結果がバクチの対象になっているのだ。

そういえば、相撲の放送は世界中で流されている。欧州は時差の関係でビデオらしいが、モンゴルなんかはフル実況中継らしい。韓国あたりではNHKの衛星放送が入るらしいしね。

いつも朝青龍が問題になるときに、ろくすっぽ稽古や行事に出ないで場所後にモンゴルに帰ってしまうというのがある。どうしてあんなにしょっちゅう帰省するのかな。まさか賭博の精算をするためではないだろうな。彼自身が胴元だったりして。前から不自然な行動だと思っている。ホームシックにかかるような性格ではなさそうだし。高校時代から日本で生活していて日本語もあれだけ達者で家族も日本にいるんだろう。ようするにモンゴルで忙しいビジネスがあるのだろう。それが何かだ。

日本の場合は、この手の話はタニマチの世界と関係する。綺麗な言葉で言えば後援会だね。ガチンコ力士の代表でガチンコで22回も掛け値なしの優勝をしたというので一目置かれている貴乃花親方が相撲改革を提案している。その一つとして、自分の部屋で後援会組織を解散してサッカーのような子供や青少年を中心としたサポーター組織に変えてしまったというが、これも八百長風土との関係を絶とうとした目的があるのではないかな。貴の花

親方はいま見直すべき力士だろうね。

書きかけ、

大相撲の八百長を究明する最善のロークスは裁判所ではなくて国会だろう。国会議員の動きがにぶいね。スポーツ界出身の議員が何人かいるだろう。率先して動くべきだ。たしか力士もいた。張り手で有名な男だったが彼は現在は議員をやめているのかな。最近あまり名前を聞かない。スピードスケートの聖子ちゃんでもいいや。八百長と言えばプロ野球とも因縁が深い問題である。江本とかいう阪神出身の投手がいるだろう。彼は議員を辞めたのかな。ときどきヤクタイもないワイドショーに出てくるが、こういうときこそ働き時だよ。

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国会議員だった力士は旭道山だったな。武蔵丸を張り手で土俵に這わせたことがあった。プロレス出身の国会議員もいるよね。いまは複数いるんじゃないか。彼らは自分の経験から意見を述べて議論をするべきだ。フルコンタクトの格闘技で八百長抜きの試合がいかに味気ないものか、体験談を語って八百長を弁護してもいい。そのかわり、財団法人の資格は返上させるように建言してね。八百長抜きの格闘技の興行なんて、ワサビ抜きの寿司みたいなものだよ。これを世間知という。

純民間営利団体として興行するなら「八百長問題」をマスコミから聞かれても「ノーコメント」で押し通していっこうに差し支えない。別に良い子の見本になるわけではないのだから。それと、聞いているとむかむかする偽善的なNHKのアナウンサーの中継は廃止すべきだろうね。NHKの罪はこのことだけでも重いものがある。

講談社も民事訴訟をおっとりと受けてたつのではなくて、国会議員に働きかけるべきだろう。アメリカでは大リーグ選手は薬物使用でも議会に召喚される。大リーグは民間の組織である。日本相撲協会は財団法人である。大リーグはアメリカ政府の補助金を得ていない。相撲協会は税法上の特典を受けている。国会は相撲協会の活動を細かくチェックする義務が国民に対してある。大リーグの問題は薬物使用である。片や相撲の場合は八百長である。問題の深刻さに雲泥の差がある。国会が動かなくて義務をはたしていると言えるのか。


裁くのは俺だ

2007-02-13 21:08:46 | 社会・経済

北京の6者協議とかいうのが一応の合意にこぎつけたというニュース。拉致問題は置き去りだ、安倍首相は窮地だ、日本は孤立だ、と泣きべそを並べた記事が多い。

安倍さんはチャンスが来たのかもしれない。このチャンスでどう突破するか、力量があるのか、ないのか分かるだろう。新聞の悲観記事のとおり何も出来なければ彼を見限らなければならないか。

だいたい、日本は拉致問題で6者協議に乗りすぎたね。そんなにうまい話は無い。日本はイラク問題でアメリカに協力したのは朝鮮問題でアメリカがたよりになると思ったからだ。関係者が現にそういっているし、ブッシュも分かっていたはずだ。それが麻生外務大臣の発言ではないが「イラクでの幼稚な占領政策」でもたつきやがって朝鮮からスタコラと逃げをはかりやがった。

日本で平和な暮らしをしていた国民が白昼堂々と無法国家に悪辣な手段で誘拐された。これが国内の誘拐事件だったらマスコミも国民も絶対に許さないだろう。とことん犯人を追い詰めるだろう。本来なら自衛隊が日本海を押しわたって平壌に渡洋爆撃を加えるべきところだ。6社協議に割り込んでいくのは場違いだった。それでうまくいけば場違いでもなんでも構わないが。

日本の態度も妙だ。返してくださいというだけというのはおかしくないか。誘拐犯人には厳罰を加えるべきだろう。たとえ、拉致された人たちが帰ってきても。いまの日本の政府や世論を聞いていると返してくれればそれでいい、と聞こえる。そんな馬鹿な話があるか。言語道断な犯罪には苛烈な征伐を加えて鉄槌を下すべきだ。裁くのは日本国民である。重油の供給は勿論不可、国交正常化の暁にも援助は一銭もあたえるべきではない。

書きかけ、

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拉致問題は外交問題ではない。犯罪捜査と司法の裁きの問題である。昨日から拉致の上位責任者を指名手配し、逮捕状を出したというニュースがある。それでよろしい。あとは逮捕にいけばいい。それが北方の蛮族のなかに潜んでいるというなら征伐軍を海を越えて送ればいいのだ。ああいう地域(国と言う言葉は使いたくない)のことだ。主犯にはまだ逮捕状が出ていないようだが蛮族の長であることは明白である。誘拐犯と放火犯には極刑を与えるのが司法の正道である。誘拐犯人の金銭の要求に対して交渉に応ずるのも警察の常道だ。逮捕し、殲滅するための便法にすぎない。日本国民は今一度根本で間違えないようにしなければならない。


週刊現代の勇み足 ?

2007-02-12 13:15:08 | インポート

以下の文章は前回の「朝青龍に無気力相撲はない」に再加筆しようかと最初は思ったが、あまりに重大なので独立した記事にした。本日発売の週刊現代34ページ一段目に次の文章がある。

「横綱は一番80万円で一場所につき10ないし11番も星を買っている、云々」

前稿「朝青龍に無気力相撲はない」に本日加筆したように上記の文章をもとに計算すると八百長のために年間5300万円ないし4800万円を使っていることになる。(80万かける11番、10番かける年6場所)

過去の長者番付から横綱の年収を一億円未満と見当をつけた。もしそうだとすると、八百長の星を買うのに5千万円前後、税金に4千万円弱納付すると手元に残るのは1千万円ばかり、サラリーマンの部長クラスの収入になる。ほんとかいな。

考えられるのは、横綱の年収が2億あるいは数億円あるのか。これは税務申告書類を調べれば分かるだろう。あるいは横綱には相撲のほかに莫大な裏収入があるのか。たとえばタニマチからとか。これも税務調査で明らかになるだろう。もしそうなら脱税という重大な問題が発生する。

これは前から云っているとおり、国会での証人喚問がよい。


朝青龍に無気力相撲はない

2007-02-10 08:33:28 | インポート

相撲協会は名誉毀損で週刊現代を訴えるそうだ。まずは民事で行くという。目出度いノウ。春は近いぞ。横綱に無気力相撲がほとんど無いことははっきりしている。勝ち星を買いに行くものが無気力相撲をとるわけがない。横綱のえらいところは相手にもそれなりの相撲を取らせて試合を面白く見せていることだ。

朝青龍は相撲の段取り、取り口も相手と打ち合わせるという。そういう細かい取り決めのためにも仲盆という仲介者が必要となる。相撲を自然に見せて八百長と分からないようにするためだ。また相撲を面白くするためだ。要するに巡業中の花相撲を本場所でも踏襲しているわけだ。

自分の強さを際立たせる演出でもある。プロレス的な手法だ。相撲の興行を面白く見せる工夫を無能な親方に代わって自分でしているわけだ。えらい。相撲協会は朝青龍に足を向けて寝られない。引退したら神社本庁に勧請して正一位朝青龍神社を建立しなければならない。

ついでだが、八百長には片八百長というのがある。金銭のやり取りは無い。たとえば、引退間際の古参力士が、前から目をかけていた新人が勝ち越せなくて苦しんでいる時にわざと相手に勝たしてやる場合だ。浪花節の世界である。ベテラン力士だとそれなりの力の入った相撲に見せて八百長を気づかせない。

週刊現代にひとつ忠告:訴訟になったら横綱の税務申告を詳細に調べるといい。八百長の原資は勿論横綱の収入から出てくる。それも主として懸賞金からだろう。懸賞金の取り分ははっきりと決まっていて総額も把握できるわけだから当然税務申告しなければならない。その辺の突合せをすればなにか分かってくるだろう。

貰うほうはゲン生を直でポケットに入れてしまうわけだから税務調査は難しいが、横綱のほうは比較的簡単だろう。

相撲サークルの人間は八百長と無気力相撲をすりかえようとダマシにかかっているが両者は全く別物である。

もう一ついうと格闘技で真剣勝負くらいつまらない見世物はない。オリンピックの柔道やレスリング、またボクシングを考えればわかるだろう。相手にやられないようにお互いに防御一方になり、安全策をとるから目の覚めるような投げ技などまずよほどの実力差がある場合で無いとみられない。八百長が『興行』として考えた場合には必須たる所以である。女子レスリングでも浜口選手のパカオヤジの狂騒ぶりくらいしか視聴者の興味をひく映像はないのである。相撲協会も財団法人を返上して興行に徹したまえ。そして大正時代以前のように東西の組織に分かれてマッチメーキングに工夫をしたまえ。野球でさえ、セントラルとパシフィックに分かれているではないか。

書き足し、、、2月11日

先に書いた横綱の年収だが、力士はスポーツ選手のなかでは収入が少ない。インターネットで検索すると2000年の長者番付しか出てこない。すこし古いが、これを見るとベスト20に力士の名前はひとつもない。20位はプロゴルファーの田中秀道で年収約1億7千万だ。昨年の横綱の年収だが1億年あるかどうか。

さて週刊現代の記事によると一場所で11番星を買ったとある。一番80万円だそうだ。そうすると一場所で880万円になる。毎場所10番八百長をするかどうかしらないが、かりにこのペースで星を買うと年間6場所で4千8百万円という金額になる。もし、このオーダーで八百長の資金が出て行くなら、仮に横綱の年収が1億円とするとその50パーセントという金額になる。これに税金を払えば横綱の手元に残る金額は並みのサラリーマンのレベルになってしまう。あれこれ考えると記事の内容もちょっとどうかなと思えてくる。いずれにせよ、はっきりさせたらいい。

年間ならして毎場所5番星を買うとしても資金は400万円かける6場所で2千4百万円となる。横綱の税務申告を調べれば簡単に底が割れるだろう。早く決着をつけるなら税務申告書類を証拠として提出させればいい。力士の収入は給料がはっきりしているようだし、懸賞金も本数も分かっている。一本あたりの取り分もガラス張りのようだから、いっぺんで決着がつく。管見であるが、法廷闘争よりも国会の証人喚問で税務資料を提出させたほうがいいだろう。もっとも力士にはタニマチからの裏祝儀があるだろうが、とても何千万円という額ではないだろう。

アメリカでは大リーグの選手が薬物を使用しているといううわさだけで議会の公聴会が開かれて選手は証言を求められた。大相撲は天皇賞賜杯が送られる重要なイベントである。しかも問題は八百長である。財団法人の見直しというのは小さな政府、行政改革の主要な政治課題である。即刻証人喚問の手配をしたまえ。


女性議員の色好み

2007-02-08 09:18:22 | 社会・経済

女性議員が増えると彼女たちの品格ということも考えないといけない。従前よりこの問題については論評してきたところであるが、この機会に文末にこれまでの記事をリストアップした。皆様も関心のあるところと見えて当ブログのロングセラーとなっている。

さて、昨日はカナリアばあさんに遭遇した。いつまでもしつこく柳沢大臣をいじめる民主党の小宮山洋子議員が登場して質問、というか詰問、つるし上げ、言いがかりをつけられた。彼女がズン胴の厚ぼったい真黄色のスーツでご登場である。あとでも述べるが女性議員のなかには勝負服とか下品な言葉を使って派手な、目立つ格好をして自分を宣伝しようと言うチンドンヤみたいな精神構造がある。

小宮山さんがつけていた衣装は民主党の党のカラーなのかね。選挙カーの上にのっているのと間違えたのか。黄色といっても色々あるのだろうが、あの無地の安ぼったい黄色は、いい年をしたばあさんが色キチガイおっと間違えた、色違いもいいところですよ。

質問がいい線をいっていれば、衣装のおどろおどろしさもさほど目立たなかったのであろうが、意地の悪い幼稚園の保母さんが園児をいたぶるような品のないもので、感じの悪い衣装との相乗効果がいやがうえにも高まった次第である。

閑話休題、小泉内閣の猪口邦子大臣のブルーダリアには驚かされたが安倍内閣の女性閣僚は比較的地味でセンスがいいせいか、しばらく女性政治家のファッションを俎上にあげなかったのである。大田経済担当大臣はともかく、高市早苗さんは派手な衣装ではないかと反論されるかと思って彼女のホームページに行ってきた。閣僚の認証式の写真は小さい上にぼやけていて彼女の衣装は黒っぽく映っている。記憶のなかでは濃紺のかなり派手なラメでも入ったドレスのような記憶もあったが、彼女の場合は顔が派手だからさして衣装に負けなかったのかもしれないネ。

最近いつも珍妙に思うもう一人の議員は文部科学省副大臣の池坊保子さんだ。品の無い真っ赤なぼてぼてした生地(テレビで見るとそう見える)のドレスにいつも収まっている。彼女の勝負服なのだろう。座るところまで頑張って陣取りをしているみたいでいじましい。

彼女の服はたしかに浮き上がっては見えるが悪い印象しか持てない。教育問題は話題の中心だから会議の中継なんかでよく写る。一体あの女はなんなんだ、と思っていた。ところが、彼女の一生懸命の努力にもかかわらず、テレビのアナウンサーが彼女の名前を紹介するのを一度も聞いたことが無い。また、テロップで名前が紹介されることもない。かわいそうだネ。

それで今回はわたしがインターネットで調べたのだ。どうもニュースの扱いからみると政府側の人物で副大臣か政務官あたりかなとグーグルで検索した。彼女は年配で白粉で塗り固めているから副大臣の顔と似ているようでもあり、似ていないようでもある。間違っていたら謝ります。彼女がテレビで無表情なのは白粉が崩れるからなのだろうか。いつもいかめしく無表情だ。

公明党の議員らしい。名前からすると茶道の池坊の縁故者なのかな。それにしては品のないセンスの無いドレスだ。和服でも着せれば商売柄ピシッと決まるのかな。話は飛ぶが、和服で思い出したが、扇千影参議院議長の和服姿は派手目だけど嫌味がないのはさすがだね。

付録:女性議員のファッション・センス関係記事一覧

2005年10月8日 片山さつき、佐藤ゆかりの国会デビュー

2005年10月18日 片山さつき、進化する化粧

2005年10月22日 片山さつき、進化する化粧2

2005年10月23日 片山さつきのヘアスタイル

5年11月1日 猪口邦子ブルーダリアだ

5年11月2日 小池百合子と猪口邦子ツーショットのど迫力


マカオの賭博売り上げラスヴェガスを抜く、それでも8400億円

2007-02-05 16:27:29 | 社会・経済

1月25日の産経新聞に表記の記事がある。8400億円でラスベガスを抜いて世界一になれるらしい。それにくらべると日本のパチンコは俗に30兆円産業といわれる。どんな田舎の街に行っても一等地にパチンコ屋がある。銀行よりも、金融機関よりもいいところにパチンコ屋がある。鉄道なんかの新線が出来るとまず駅前にパチンコ屋が出来る。まるで西部劇の無法地帯だ。盛り場にまずあやしげな安酒場か出来ておたづね者や犯罪者や売春婦が集まってくる。

あきらかに世界の常識を破っている。21世紀のご時世になってどうしてパチンコ屋の新店舗が認められるのか不思議だ。パチンコ屋のけばけばしいネオンは都市の美観と品格を破壊する最大のものだ。

その騒音は犯罪的である。子供の教育や町の風紀に与える悪影響は言うまでも無い。賭博場は街中にあるべきものではない。30兆円と言うが毎年脱税産業の第一に名前があがり、正確な売り上げなどわからない。国税庁は零細自営業者やサラリーマンのささやかな確定申告をいじりまわすよりはパチンコ屋を徹底的に査察すべきだ。もっとも自民党を含めて政治家から妨害が入るからこわくてできないのだろう。それでサラリーマンをいじめる。

アメリカにラスヴェガスなみのギャンブル都市が他にあるのかな。あってもアトランティックシティなど規模はずっと小さいだろう。場所もいくつあるのかしらない。あっても10箇所もないだろう。いずれもラスヴェガスの規模にはおよばない。日本ではラスヴェガス並みのカジノを10箇所か20箇所つくってもいい。それでも8兆円から16兆円の売り上げ規模だ。

公営賭博の規模だが中央競馬は伸び悩んでいる。しばらく年間3兆円くらいで低迷しているらしい。地方公共団体が主催する全国の地方競馬の売り上げは中央競馬半分くらいだときいたことがある。統計が一般人には手にはいらないんだよね。競輪、競艇、オートレースなど全部合わせてどのくらいかな。5兆円にはいかないだろうね。パチンコを廃止すれば、カジノを作ったうえで、さらに公営ギャンブルの売り上げを倍増するのは容易だろう。夕張なんかはつくったらいい。子供は遊園地で、パパはカジノで遊ぶというわけだ。カジノは財務省の専門機関が運営すれば売り上げを正確に把握できるし大幅な税収入を期待できるだろう。

消費税なんか上げなくてもいいかもしれない。税率も高くしてもいいんだよ。ガラス張りの経理なら。競馬並みの25パーセントの税金にしたら大変な増収だ。

ところで自民党にカジノ検討小委員会というのがあるのを知ってた ? なんと委員長があの野田聖子だって。もっと確りした人物と入れ替えて本腰を入れてカジノ政策を作って欲しいね。特定郵便局を全国にばらまく感覚ではカジノは作れないよ。


4日の選挙結果について

2007-02-05 09:55:26 | 社会・経済

昨日曜日の愛知知事選挙と北九州市長選挙のマスコミの分析がなっていないネ。柳沢大臣の発言がどう影響したかなんていっているが、さっぱり説得力がない。どうせ選挙や政治なんていうのは曖昧、いい加減でファジーなものだからよく分からんよ、と正直にいうなら何も言わないんだがね。

両方の選挙とも前回は与野党の相乗り候補だったらしいが、まず勝った負けたをいうなら、柳沢発言直前までの両陣営や『評論家』や『選挙予想屋』の見積もりを明らかにして、それに対してどうだったかと言ってもらいたい。その際には郵政民営化造反議員の復党問題の選挙民に対する影響がどう予想されるかが主要なポイントになるだろう。

それからマスコミや予想屋(政治評論家とも言うらしい)の柳沢発言後の予想を述べよ。そしてそれを選挙結果と比較せよ。そんなことは出来っこないて言うのか、もっともだ。そうしたら柳沢発言の影響などとツベコベ言わないことだ。

なんとかいう、青木とかいったかな、参議院の自民党のボスみたいな顔をしている田舎オヤジがいるだろう。青木幹雄だったかな。彼の発言も珍奇おくべからざるものがある。柳沢発言は参議院選挙に重大な影響を与えるなんていっている。そうだったら、参議院選挙に勝つためには郵政造反組の復党が必要だなんていった責任はどうなのだ。明らかに世論の大きな反発がある。逆効果ではなかったか。とくに無党派層と言われる選挙民の行動に大きな影響を与えるだろう。

青木参議院自民党議員会長は参議院選挙が負けたら、すべてを柳沢発言におっかぶせるつもりらしい。自分が言い出した復党問題の責任は頬被りをして。

要約するとこうなる。昨日の選挙結果は善戦だったのか。それとも予想外の苦戦、敗北だったのか。愛知はトヨタの組合が強くてもともと民主党の地盤だ。そこで自民党は独自候補を立てて勝ったわけだ。

北九州は、わたしは良く知らないが、炭鉱などの斜陽産業の一次産業労働者のまちではないのか。夕張を大きくしたようなところだろう。もともと野党が強いんじゃないの。そこであの投票結果はどうなのかという評価だ。北九州については官僚の天下り候補を自民党が立てた作戦が間違っていたと思う。

柳沢発言前で郵政議員の復党以外にもマイナスの影響が自民党にあったと思われるスキャンダルも多い。本間税調会長とかね。その成分分析もしなきゃいけない。ま、マスコミ労働従事者諸君、ヒマがあったらその辺の分析をしてくれたまえ。