東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

TVタックルはマンネリだよ

2006-10-31 20:17:30 | 社会・経済

月曜の10チャン「たけしのTVタックル」という番組、マンネリだよ。やめたらどうだ。大竹というのは、ボケにもなっていない。突っ込みのつもりなのかな。まるっきりピントが外れている。

ゲストも魅力がなくなったね。それにしても最近やたらに郵政族で悪さばかりしている片山おたふく丸虎之助が出てくるのはどういうわけか。10チャンに睨みをきかそうというのか。10チャンのほうで魂胆があって、ご機嫌をとっているのか。ああいう番組に郵政族を呼ぶというのはジャーナリストとしての見識を疑う。李下に冠を正さず、ということもある。呼ぶほうもどうかしているし、出てくるほうもどうかしている。たまに、しかも郵政問題が話題になるときに専門家として呼ぶのはいいとしてもだ。

枡添(字が正しいかな)というのもよく出てくるが官僚の作文を読んでいるような発言しかできない。


ソフトバンク問題進展中

2006-10-31 19:54:57 | 社会・経済

当ブログの本日朝刊でお知らせした番号ポータにおけるソフトバンクの商業倫理にもとる行為は推測どおりのようで、新聞の報道が続いている。本日は当ブログ夕刊もお届けする。

NHKとソフトバンクの関係はどうなっているのか。今月24日でしたか、番号ポータ(ビリティー制度)発足の日のNHKトップニュースは番号ポータでした。その前の何日かもトップニュースは番号ポータが続いた。まるで内閣が変るような騒ぎだった。もっとも、はしゃいでいたのはNHKだけだった。

ところが、ソフトバンクがパンクして、その背景が疑惑を呼んでいるのにNHKは報道しない。あるいはニュースの最後のほうでちょこっと触れるだけ。これは放送倫理にもとる行為だね。今日の夕方7時のニュースではソフトバンクのニュースはまったく無し。どういうこと、孫社長が在日だから都合の悪いことは報道しないのか。こういうのを偏向報道というんじゃないですか。


携帯電話の番号ポータビリティー制度

2006-10-30 20:31:43 | 社会・経済

何がシュンかということだ。賞味期限はどちらが短いかということだ。つまり郵政改革反対派の復党問題か番号ポータビリティー制度とソフトバンクのシステムダウンの問題である。

復党問題はしばらく続きそうだから、最初はソフトバンクから行こう。麻生外務大臣の母方の祖父は吉田茂だったかな。不逞鮮人なんていうことを国会答弁で言った。やはり政治は言葉だね。それにしても、安倍首相の母方の祖父が岸信介だが、安倍氏も麻生氏も母方の祖父を自慢するね。名牝系だね。両方とも。父方は大したことがないのかな。

番号ポータビリティーなんてそんな大きなことでもないのに、NHKが実施前から異常に入れ込んでいたが、裏があるね。総務省、郵政族から政治介入がある。実施の1週間以上も前から公共の電波を大量に使って特集やらニュースやらで番号ポータ(長いからポータビリティーを略するよ)で世の中が変わるような宣伝をしていた。これからして異常だった。

今日あたりから新聞各紙もようやくソフトバンクのひどいやり方を批判的に報道しはじめたが、最後までしっかりと監視して欲しいね。現場(営業と情報システム関係)にも知らせずに妙な販促料金を発表したそうだが、現場が対応できないのは当然だ。ソフトバンクのテレビ広告で、会議の場面で「スパイは出て行け」とうのをやっているが、あれが孫君の体質なんだろう。

これまでにもADSLのときだったかな、強引な街頭客引きが問題になった。しかも回線の確保もせずにむちゃくちゃな拡大政策をとった。反社会的な組織だ。通信という公共性の強い業種に出てくる資格は無い。今回も不正直な表示、インチキ宣伝ビラの問題が指摘されている。

ソフトバンクによると、割引制度の発表で他社からの申込みが殺到してシステムで対応できなくなったというが、これも疑問だ。AUは新制度で他社からの移動が他社への移動の5倍に達したと今日発表した。AUとドコモはいい勝負だろうから、AUとドコモの間で一方的な客の移動が起こるとは考えられない。おそらくAUへ来たのはほとんどがソフトバンクから逃げ出した客だろう。

賢い客は電話番号が変らないなら信頼の出来るAUかドコモに、この機会に変ろうとしているのだ。

ドコモは客の出入りを発表していないが、常識的に考えてAUと似たような競争力があるからソフトバンクから相当の客の移動があったに相違ない。ソフトバンクが処理能力を超えたから受付を中止したというのは虚偽の発表の可能性がある。新制度の蓋を開けたらどんどん競争力のある、信頼性のある、詐欺的な商法をしない、AUとドコモに客が逃げ出したので商業道徳に反してうそをついて他社とのやり取りを停止した可能性を暗示しているようだ。総務省もしっかりと調査せいよ。受付中止中も派手なテレビ宣伝を自粛しなかったのがその証拠だ。

ソフトバンクの危機的な財務状況がしばしば報道されている。自転車操業で無理な反社会的な拡張をしていかないと成り立たない会社のようだ。拡大が止まればぱったりと倒れる。通信事業の免許は取り消さないと消費者が大損害を受けることになるだろう。通信は社会の基本的なインフラである。大混乱をもたらす可能性が強い。


NHK、族議員健在なり

2006-10-28 10:34:06 | NHK

NHKが料金不払い者に法的措置を取るとすごんでいる問題について書いた数本の記事をまとめました。NHKが破廉恥にも強引なのは郵政族をしっかりと押さえ込んでいるという自信の表れなのでしょう。改革が護符だった小泉純一郎氏はなぜかNHK改革には無関心だった。竹中平蔵もと総務相の努力も片山おたふく丸虎之助をはじめとする郵政族につぶされてしまった。イタリアオペラ公演などで、小泉さんもくすぐられていたのかな。

本来なら張り切るべき民放も音なしでした。彼らの実情からすれば、NHKは防波堤だった。NHKが崩れれば改革の矢は民放に向かうことを本能的に知っているからです。

おまけに、ゲストコメンテーターとか妙な名前でワイドショーなどに出てくる評論家諸君も、当たらず触らずの屁の足しにもならないことを云っている。不祥事についてはこれはクソみそにやっつけても大丈夫と思ってやるが、NHKのあり方になると途端に音なしだ。自分の職場は無くなる(狭くなる)からね。商売があがったりになると思っておそれている。大新聞は系列の民放大事で不祥事しか批判しない。

こうなると、雑誌ジャーナリズムに期待するよりないが、ここを職場とする寄稿家は、そのうちにテレビに出たいと思っている予備軍だから、意気地が全く無い。

NHK、不祥事は問題ではない

また料金強制徴収のために訴訟に持ち込むとすごんでいる。時を同じくして富山のNHK放送局長の万引きが発覚した。NHKもしぶといね。普通はやろうと思ってもこうも馬鹿馬鹿しい不祥事が続くものではないよ。

はっきり云って確率の問題だ。完全な性善説にたたない限り。ある組織体でその率が異常に高ければそれは病気だ。医者が必要となる。しかも一旦不祥事が起これば組織というのはそれなりに管理体制を手直しする。普通、発生率はさがる。NHKの場合は逆にあがる。尋常な組織ではない。

NHKの不払い問題であるが、これは不祥事が原因ではない。不祥事には医者と警官が対処すればよい。もっともNHKの異常さは医者や警官では治せないだろう。政治的に対処するしか手が無い。つまり、NHKを解体、解散することだ。医者というのは組織病理の専門家だ。

テレビなんかのコメンテーター連中の発言を見るとこうだ。不祥事がなくならなければ不払いはなくならない、ト。これくらい知能薄弱な発言は無い。不払いと不祥事をイコール記号で結ぶ。

ではなんだ ?? って、、 つづく

明治の絶対強権政治も今のNHKを認めないだろう

民間と競合する事業は時限立法で定める。明治時代の繊維産業、製鉄業みな最初は国営だった。民間でキックオフするには体力がなくて、しかもその産業が国に必須と思われたからだ。民間で体力がつくと、すべて民間企業で行うようになる。

NHKは80年前に出来たんだって。NHKが公共の電波を使って誇らしげにまっすぐ80年なんてやってた。みっともないからやめろと云ったら、最近はいわなくなった。薮蛇ということに気がついた。

とにかく、芝浦海岸に呱々の声をあげた放送事業は戦後昭和25年放送法が定められてNHKと民間放送の二本立てになった。民間放送ではじめてのテレビ局が出来たのは昭和28年だったかね。おむつをつけてよちよちと歩き出した。それがどうだ、こんにちではとてつもなく大きくなった。NHKは定年である。放送法第二章にはNHKの解散規定もある。さっさと引退しないと嫌われるよ。

明治時代の国営企業と違ってNHKは「利用者でなくてもカネをとる」という許されないことをしている。明治時代の国営企業が生産した繊維製品でも、鉄鋼でもその製品を必要とする人間、業者がカネを払って製品を買うという普通の商取引である。着もしない、買いたくもない着物を非消費者からカネをむしりとって売りつけることはしない。悪徳商法になるからね。かって、国鉄と民間鉄道の共生が長く続いたが、乗りもしない人たちの家に国鉄がカネをゆすりに来たという話は聞かない。まして、今回のNHKの発表のように、証文もなしに財産を差し押さえる高利貸のようなまねをしたことなど聞いた事が無い。 

そんなことをするのは、狂人か極悪人である。明治の絶対強権政権でもそんな人倫にもとることはしていない。裁判所はかかる不届きこそ裁くべきである。

NHKはワンクリック詐欺をやめろ

今は古い話になったが、村上ファンドの村上社長が「聞こえちゃったんですよ」とうまいことを言った。

NHKは性悪説にたつから、テレビを持っていなくても持っているだろうと言う。NHKを見なくても見ただろうという。1とか3をクリックすると見えちゃうようになっているからだ。

こういうのをワンクリック詐欺という。ふざけるな。こういう理屈でカネをせびるのをワンクリック詐欺というのだ。ワンクリック詐欺より悪質だ。ワンクリック詐欺は少なくともクリックしなければ金をせびらない。NHKはクリックしなくても、したはずだと屁理屈をつける。この世の中に存在してはいけない詐欺強盗集団である。

NHKは放送にスクランブルをかけよ。WOWWOWみたいに。NHKのスクランブル・コードをブレークしたら「見たわね、私の体は安くないのよ」といってもよろしい。

立法者は恥じよ

これまで述べた如くNHKの料金徴収は犯罪的、反社会的である。これを放置してきた国会議員、所管官庁の罪は大きい。彼らは恬として恥じないどころかNHKを擁護している。

先の総務大臣竹中平蔵の諮問委員会は穏やかではあるが、正しい方向に踏み出したNHK改革案をまとめた。しかし、この案は先の先の総務大臣片山*おたふく丸*虎之助につぶされてしまった。片山君、あまりにも族っぽい悪さを続けるではない。もう引退しなさい。岡山にかえって泥田でレンコンでも引っこ抜いていればよろしい。郵政族以下同じ。

その前にひとつ大問題がある。放送法でNHKの料金徴収権が明記してあるのかね。どうもないようだ。徴収方法や手続きを定めた法律も条令もない。これは明白である。自分の都合のいいように解釈している。憲法についての内閣法制局の解釈適用に似ているね。集団的自衛権は持っているが行使できないとか憲法第九条下の自衛隊とかね。

NHKが裁判所に提訴した場合に裁判所がどういう判断をするか、見ものだ。まさかすんなりとNHKの云う通りにはいかないと思うね(NHKはいい裁判所を選んだ。東京地裁は自動的に処理してしまったらしい)。裁判所の問題といえばもう一つ。NHKはまず48人の不払い者を対象にするといっている。これはおかしい。本気なら百万人以上ともいわれる不払い者全員を同時にやらなければおかしい。大体なぜ48人なんだい。48士か。忠臣蔵じゃあるまし。

不公正のきわみだ。公共的性格を自覚するなら平等に全員を対象とせよ。そしてなぜこの48人なのか、理由を示せ。この48人なら対抗訴訟をしないという調査資料でも作ったのか(プライバシーを侵害する手段を使って。48人という小さな数字はこのことを暗示している)。NHKはその存在理由に僻地にも平等に電波が届くように出来るのはNHKだけだといっている。それなら、訴訟のごとき、相手に重大な影響を与える問題について差別をしてはいけない。

勿論、筆者は強制徴収を認めないが、NHKが不法行為に踏み出した上に恣意的に、ご都合的に視聴者(NHKが勝手にきめた)を差別的に扱うことは断罪されなければならない。

NHKは無作為に選んだというが、まず違うね。どういう考えで48人を選んだか徹底的に追求する必要がある。いずれにせよ、無作為に選んだから手始めに48人からはじめるというのは驚くべき無法な理屈だ。それで(無作為に選んだという理由で)通りやすくなるというものではない。世間をあまく見てはいけない。法律を馬鹿にしてはいけない。

裁判上の問題点を要約すると次の通り:

     NHKは明確な強制的料金徴収権の法的根拠があるのか

     犯罪的、反社会的な行為、すなわち見もしない人間から料金を徴収することが許されるのか。つまり根本的な法規範の問題

     無慮百万を超える対象者のうちからわずか48人に限定して法的措置をとることが許されるのか

NHKに与えられた三択問題

道は三つに分かれている。

第一の道 現状をたどる。この道は封鎖しなければならない。

証明:これまでの説明から自明である。

第二の道 現在の事業規模、放送内容を維持する。

これを許容するには二つの前提を許容する必要がある。

前提一:

NHKの資産にはストックとフローがある。ストックとは大正末年より注ぎ込まれた膨大な税金に基づく資産、排他的特権の上に蓄積された資産である。本来は時限立法の賞味期間切れとなり、その役割を終わったのであるからNHKはその精算をしなければならない。解散の場合は明瞭である。放送法第二章に規定がある。これまでの様態を基本的に維持する場合に一旦ストックを精算するのが筋である。しかし大甘にしてうやむやにすることも国民的合意が得られれば、将来の受信料の値下げで還元して行く方法もあろう。

前提二:

放送はすべてスクランブル化する。必須である。肥大化事業、偏向報道などは視聴者の賢い選択で排除されるだろうから、最終的には現在の業態は維持できまい。つまり現在のフローが維持できるかどうか。しかし、いずれにせよ、NHKは後ろめたさを感じずに営業できるようになるだろう。

第三の道 税金(一般会計)による運用

上述の第一の道は通ることが出来ない。第二の道も取れないなら、そして廃業がいやなら税金を投入して事業を継続することになろう。その場合、肥大化したチャンネル数、低俗娯楽番組、コントロール不能になっているスポーツ中継の無際限な膨張を適正規模に断ち切る必要がある。NHKの経営人事は国民投票にかける必要があるかもしれない(裁判官のように)。また偏向した報道、ドキュメンタリー番組は廃止する。


養老孟司教授の仮説

2006-10-24 08:21:35 | 社会・経済

解剖学者の養老孟司氏は一般向けの新書でベストセラーを連発している。申し訳ないが私は一冊も読んでいないが、23日の産経新聞に載った養老氏の「満員電車の臭いの正体」(13面)を読んで長年の疑問が氷解する思いがした。

副題に[to 角田光代さん]とある。角田さんの文章は読んでいないが、養老氏の文章から察すると満員電車に乗った時の不愉快な気持ちを述べたものらしい。満員電車を愉快に思う人はいないだろう。自明なことだが、角田さんというのは作家か評論家か知らないが、当たり前のことにプロとしての一ひねりして一文をものされたのであろう。

養老氏は「理系的思考」により次のような仮説をたてた。動物はすべて自分の縄張りを誇示主張し、他の個体に対して警告を発する意味で刺激臭を発散する分泌線があるそうだ。人間も動物だから当然そういう分泌線があるだろうというのだ。人間の場合、こういう無意識の反応は認識も出来なければ感知も出来ない。臭いを出しているほうも出していることに気がつかないし、相手も臭いが出ていることに直接反応しない。実際逃げ場の無い満員電車で縄張りの臭いを嗅いだからといって、逃げ出すわけにもいかないし、相手に襲い掛かって追い出すわけにも行かない(この段落は拙の意訳です)。

熊と人間が山中で遭遇すると、相手の臭いを感知して逃げる余裕がある場合は、熊は逃げ出す。逃げ出す余裕が無い時には人間を襲うわけであります。

人間の臭覚、本能は文化的な伝統、人為的な環境で極端に鈍磨しているからほとんど痕跡しか残っていないのだろうが、満員電車のような超過密状態ではプルトニウム爆弾の爆縮のように原始の反応を呼び起こすのかもしれない。

ところで、何故養老氏の仮説に感心したかというと、下拙の事例(自例)がまさに仮説を証明するかのように思われるからであります。以下学問の進化のために、養老孟司教授に事例をご紹介します。

私は極端な群集恐怖症である。満員電車は勿論休日の盛り場の雑踏に入ると恐慌状態になります。すぐに頭が痛くなります。エレベータに二人以上の人間と乗り合わせると飛び出したくなるのであります。

これまでの私の仮説は脳波の感受性が人一倍敏感なのだろうと思っておりました。人間が出す微弱な脳波が多数感知される(ひとより感受性が強いので)状況で、いわば脳波の干渉状態がパニックを惹き起こすのであろうと思っていたのであります。

しかし、養老氏の仮説を読んでハッと気がつきました。これは氏の説が正しい。なぜならかって受けた感応検査で下拙の臭覚は犬の一万倍と云われたことがあるからであります。


ディープインパクト疑惑は耐震強度疑惑に似てきた

2006-10-21 18:01:21 | 社会・経済

その後、色々新聞に出るが、はっきりしないし、当事者の言うことがまちまちだ。なんだか耐震強度疑惑を思い出した。

馬主というものは大体が目立ちたがりで、でしゃばりでカメラ好きなんだけど、今回は出てこないね。調教師もインタビューに応じないし。不自然だ。やはり複合疑惑なんだろうな。


ディープインパクト

2006-10-20 20:39:22 | 社会・経済

凱旋門賞で3着になったディープインパクトの薬物疑惑で大騒ぎだ。半月ほど前だったか、オーナーが突然今年一杯で引退を発表して驚かせた。武豊騎手も池江調教師も「びっくりした」そうだ。その時、なにかあるな、とは直感したがこれだったんだね。

人間用の気管支拡張剤を使ったらしい。のどの病気というのはサラブレットの職業病のようなものだ。心肺能力を不自然なまでに極限まで高めるために、無理な近親交配を繰り返して品種改良をしてきたサラブレットの宿命だ。日本では禁止されていない、同じ効果の出るクスリを常用していたというが、ディープインパクトの場合はその欠陥が顕在化していたわけだ。

いい競走馬というのは、能力を不自然なまでに高めた副作用としての欠陥と運動能力のトレードオフだからね。四季報で調べるとオーナーは金子真人ホールディングだ。すばしこく立ち回って引退前に51億円で種牡馬シンディケートに売ったらしい。

喉の異常か顕在化していたとすると、種牡馬としての価値はどうなんだろう。交配相手には特別に注意する必要があるだろう。ディープインパクトはサンデーサイレンス産駒である。ながらくリーディングの首位を占めていたために、日本にはディープインパクト産駒の牝馬が多いし、これからもますます増えるだろう。ディープの交際相手は狭くなりそうだ。

それにしても、ディープインパクトののどの問題は日本の競馬ジャーナリズムはちっとも報道してこなかったね。それだけ優秀なジャーナリストなんだろう。

四季報を見ていたらディープインパクトの三代母はBUSTEDなんだね。ブランドフォードの4X5のクロスがある。私の好きな穴血統だ。ディープインパクトの種牡馬としての成績がどうなるか、興味がある。安定した成績をのこすか、穴血統になるか。


一億総変態 ? 徒然に耐えかねクンクン

2006-10-19 06:39:03 | 社会・経済

汗のニオイが好きなんていうと危ないと思うんだが \\

下着泥棒とか、なんだっけブルセラとか、違ったかな、この手のカタカナ語はよく分からないので意味を取り違えているかもしれないが。女体の分泌物フェチ。

最近、いやなにおいが街にただよう。よく洗ってなくて汗の成分が衣服に残っていて、分解腐敗したようなにおい。たまにこういうニオイに気がつくと、学生などが、いい加減に洗ったワイシャツを湿気た日の当たらない6畳の下宿の部屋で干す。そして半乾きのまま、着るとこんなニオイがした。よく洗わない柔道着のニオイというべきか。

,5年前からこういう嫌なにおいの男が地下鉄で隣に座ったりする。大体学生風の男だった。ところが近年、こういうニオイを発散する人間に遭遇する機会がぐんと増えた。最初は若い男がほとんどだったので、よく洗濯しない、よく渇いていないシャツでもしているのか、と思った。

若い男ばかりではない。中年のサラリーマン男にも増えた。OLもにおう。驚く無かれ、おばさんからもそんなニオイがする。それで思い当たったのだが、これは新手の香水かオーデコロンかもしれない。大衆の嗜好が変ったのか。いやどうも驚く。大宅壮一だったら一億総変態化と言っただろう。


provided that,firstly

2006-10-18 18:23:37 | 社会・経済

絵解き謎解き2:彼らを税金泥棒という。

冷戦時代には故佐藤栄作首相の非核三原則は論理性があった。倫理性があったかどうかは議論がある。そして往々倫理性に疑わしいものがノーベル平和賞を受賞するのはよくあることである。

冷戦下で日本は米国の傘に入るのは必然であり、それ以外のオプションは論理的に有りえなかった。冷戦でしのぎを削っていたアメリカは、アメリカの出城である日本のために(つまりアメリカのために)、躊躇無く相手に核攻撃を加えたであろう。相手もそれを理解していたから核がギリギリの抑止力になっていた。日本は非核三原則などと格好のよいことを云っていられた。

冷戦が終わっても、アメリカが日本のために躊躇無く核を使い、相手を殲滅し、地上軍を投入しておびただしいアメリカ人青年の生命を賭けた消耗戦を日本のために行うかどうか。日本の安全保障の検討は一応希望的憶断を持たずに行うことが必要だ。

もし、安全保障の実務者すなわち防衛庁、国民の生命と財産を守る責任を有する政府や立法府が核保有の問題についてあらゆる角度から検討を加えないなら、彼らは税金泥棒と言われてもしょうがない。

彼等の職務怠慢は1億人の日本人の生命と財産を危うくする。冷戦が終わり、核保有国が自分達だけの思惑で勝手に相手を選ぶ。ならず者国家は新しく核を保有して威嚇する。そういう時代に核という言葉すら口に出さないのは少女の感傷趣味を満足させるためには結構である。


絵解き謎解き(1)

2006-10-17 07:01:02 | 社会・経済

早朝のニュースで、たしか10チャンだったか、オウカズイとかいう、これは中国共産党の大幹部らしいが安倍首相他自民党の幹部と東京で会合したという。オウキという大使が露払いをしていた。オウキの顔を見るのは久しぶりだ(テレビで)

いくつか、恥知らずで居丈高な要求をしている。「日本は非核三原則を守ると期待している」

だったかな。北朝鮮を説得することも出来ないでなにをいうか。国連の決議採択では消極的な抵抗を最後まで捨てなかった連中にものを言う資格は無い。

もっとも、非核三原則なるものは安倍首相の大叔父である佐藤栄作故首相が言い出したものだ。佐藤氏はそれでノーベル平和賞を受賞している。安倍氏は「ご心配なく」とオウキズイに云ったらしいが、なかなか踏ん切りがつくまいね。

いまのところ、NHKはこのニュースを報道していないようだ。ほかの局は?、、そんなこと一々チェックしてるヒマはないよ。10チャンが長々と報道したところをみると、オウキあたりが宣伝用に配ったプレスリリースをシナご用新聞系が忠実に受け売りしたものと思われる。