東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

議員諸君は即時退場の用意を

2007-03-30 10:09:06 | 社会・経済

中国首相が来月来日する。衆議院で演説をする予定だそうだが、不埒なことを言ったら議員諸君は直ちに抗議の意志を示して退場すべきだ。外交上の礼儀で演説原稿は事前に日本側に渡すべきだがどうなっているのか。事前に反日的非難が盛り込まれていることが判明したなら議員諸君は議場に入るべきではない。勿論演説させないことが一番である。

通訳は正確に訳さなければならない。原稿にないアドリブがあったなら、それを含めてすべての発言内容を漏らさず訳すべきである。都合の悪いことを訳さずに端折っても、映像とシナ語音声は世界中に配信される。議長は悪名高い媚中派の河野洋平だ。演説の内容が事前に河野衆議院議長だけに渡されるとしたら、よほど注意していなければならない。

中国首相の国会演説は一月ころからオウキという駐日大使が事あるごとに要求していたものだ。よほど重視していることが分かる。従軍慰安婦問題の河野談話のように、あとあとシナ首相の日本の国会での演説が繰り返し利用されることが予想される。不埒な演説を与野党の満席の議員が拝聴している映像が流されて宣伝に利用されたらどうなる。まして、反日演説の後で議員が総立ちになって拍手していたりしたら、その映像は繰り返し世界中に流されて悪用されるだろう。

外務省や麻生大臣はたよりにならない。首相補佐官こそしっかりと監視していなければならない。オウキ大使や中国側は宮中での行事を要求しているようだが、よもや認めることはないだろうな。

演説の草稿が事前に十分に内容を検討できる時間的余裕をもって渡されないかぎり、国会演説を認めることは許されない。そして原稿にないことを発言したら、議員諸君は直ちに衆議院議場から退場せよ。


公務員改革って必要なの

2007-03-28 08:02:04 | 社会・経済

今安倍首相や渡辺大臣がやっている公務員人材バンクというのはよく分からない。大体が誰を対象にしているのか。いわゆるキャリアという連中の早期退職なのか、すべての国家公務員が対象なのか。こちとらは悠長に調べている時間がないんだ。ニュースの時には毎回その辺をはっきりと伝えて欲しい。

公務員と言うのはあれだけ厚遇されていて、その上再就職の世話をしてやらなければいけないのかね、税金で。彼ら(その代弁者である官僚出身の代議士、おたふく丸片山虎之助など)の話を聞くと、役人は退職後の心配をしてくれないと、悪いことをするとか人材が集まらないとか脅迫まがいの言動が多い。すこし頭のおかしい代議士になると国家が崩壊するとかいう。頼むよ、もう少しまともに話してくれ。

彼らは金のために、それも不当に高い金のためにあんなに大きな権限を持って仕事をしているというのか。使命感なんてかけらもないというのか。死ぬまで面倒を見てやらないと汚職をしてもしょうがないということらしい。彼らの話を聞くとね。驚くべきことだ。

大体、本省の課長程度になると、政策立案に深く関わるし、裁量権が多いということは日常業務でも政策的な判断がまぎれこんでくる。安倍首相は官邸スタッフの一部分を政治任用にしたとかいうが、官僚も課長以上は、いや最初は局長、部長以上からはじめてもいいが、政治任用にすべきだ。政権が変ったら基本的には辞職すると言うことだ。

政治家は自分の行動を選挙でスクリーンされる。政治活動の一部を担いながら、公務員の身分保障などとはおこがましい。下級公務員には言えても上級公務員は口が裂けても云ってはならない。彼らは政権と運命をともにすべきである。定年も40歳まで、せいぜい45歳までだろう。

もっとも、安倍さんの狙いは他にあるのかもしれない。敵は本能寺で、それが上級公務員にも政治責任を担わせるほうに持っていく過程として人材バンクというならいいかもしれない。しかし、この問題でも安倍さんは何を考えているのか、何も考えていないのか、よく分からない。


朝青龍の汗ふたたび

2007-03-25 19:19:30 | インポート

本日の優勝決定戦である。横綱は汗に負けた。白鵬は汗に勝った。両方とも汗のエキスパートである。面白い試合であった。

優勝決定戦の力士の入場からしておかしかった。白鵬はとっくに土俵際で待っているのに横綱はなかなか出てこない。出てきたと思うと今度は白鵬のほうが、仕返しとばかりに行司の名乗りを受けても立ち上がらない。横綱をずいぶん待たせた。ちょっと見かけない風景だ。

横綱がわざと遅れて出てきたのは巌流島で佐々木小次郎をいらつかせた宮本武蔵の作戦かな。しかし横綱の胸元を見ると汗か油かで光っている。ははあ又やりあがったな(下記の記事を参照)。

白鵬はこれを見て突っかけていったり、差し手を争ってからだを寄せて行っては滑って紛れがおおきいと考えた。なぜそこまで白鵬が読めるのか。彼自身がこの手で自分のからだを汗まみれにして、昨年の優勝決定戦で雅山のツッパリを上滑りさせて無効にして勝った策略をつかったからよく知っているのである。

ボクシングやレスリングでは選手のからだが汗で濡れているとレフリーは公正な試合を保つために選手にからだを拭かせる。相撲の行司はそんな注意をしたことがない。だから体に油を塗ってから試合をするモンゴル相撲の力士は即効性の発汗剤(唐辛子など)を使うか、準備運動を激しく行って発汗で濡れた体で土俵に上がる。もっともここ一番という勝負だけだ。しょっちゅう使うとばれてしまうからね。

だいいち、今日の朝青龍の汗がそのような違法行為すれすれのなまやさしい行為の結果であるかどうかも疑わしい。今日も支度部屋の横綱がチラッとカメラにうつったが、周りを付け人がぎっしりとかこんで見えないようにして、なにやら細工をしていた。油を塗るなどのあきらかな違反行為があった可能性も否定できない。

横綱は本割の千代大海戦で変化してあっという間に勝負をつけた。汗が出るはずが無いのである。それが白鵬よりはるかに発汗している。横綱が普段から汗を多くかくというならまだ分かるが彼はだいたい汗をかかないほうである。あれは油を塗っていた可能性もある。週刊現代さんよ、あれは八百長の一種かな。片八百長だろうけど。&片八百長といっても、八百長が失敗した場合だ。賭けていれば、こういう場合が一番大穴になる。

さて、白鵬、そこで作戦を変えた。濡れた体に触らないで勝つには立会いで変化してはたきこむしかないのである。めでたし、めでたし。汗の効用をよく知る同志の駆け引きであった。

下記記事を参照:

朝青龍はモンゴル相撲では勝てない   2006-9-17

白鵬の優勝を無効にせよ        2006-5-21

朝青龍の汗              2005-9-26


向井亜紀に敢闘賞だって

2007-03-25 14:33:21 | 代理出産

大相撲も千秋楽でありますが、八百長問題はどうなりますことやら。ところで高市早苗少子化対策大臣が向井亜紀に勲6等功7級旭日敢闘賞を贈る計画があるという未確認情報があるそうな。

少子化傾向の中、異常出産とはいえ、二つ球をこしらえた功績を認めようと言うのだろうか。夫婦の間、親子のあいだ、家族の間には法律の網が被せられないような無数の事象がある。これまでにもどうしても子種に恵まれない夫婦が養子をとるということはきわめて一般的な現象である。物心ついてからなら、隠しようがないが、本当の赤子のうちに養子にする場合は子供が将来このことを知った場合のショックを考えて養子の経緯など秘密にするのが普通の配慮である。向井夫妻はこのような気配りなどまったくない。

彼女の場合、一旦受精卵を栽培個体の畑に養子にだすわけだ。分娩した段階で取り戻す、いってみれば再養子にむかえるわけである。家畜の生産ではこういう取り決めが一般的である。子分けとかいってね。サラブレットの世界ではよく行われることだ。

養子の場合でも、白人が黒人の子供を養子にするとか、アメリカ人がベトナムの戦争孤児を慈善の精神から養子にする場合は肌の色が違うからどうせ分かってしまう。そういう場合には子供にショックを与えないように適当な時期に適切な説明をしなければならないことがあるだろう。

彼女の場合は出来ちゃった婚とか出来ちゃった子供のような、場合によっては同情できるような背景がない。意図的、計画的な行為であり、しかもそれを公表する。そして現行法ではとても無理なことを要求して、子供が発達過程で受けるトラウマなどおかまいなしに、いわばわが子を人質に国をゆすろうというのである。

大体、こういうことで先端医療技術に頼ろうと言うのは、みずから女は生む機械であることを認めるようなものだ。卵子生産機械、農耕栽培機械の二個体を通過する流れ作業だ。彼女に取り付いている取り巻きは大体が左翼の市民運動とかジェンダーフリーの怖いおばさんたちだろう。彼女達は柳沢厚生労働大臣が、女は生む機械といったので鬼の首でも取ったように騒ぎ立てる。自分で矛盾に気がつかないのかね。


よく分からん女だ

2007-03-24 19:23:13 | 代理出産

向井亜紀という女が話題だ。代理出産の子供の認知で最高裁で結論が出たのでまた騒がしいニュースになっておる。つれて騒ぎ立てようと言う魂胆の連中が沢山いるらしい。

今日の産経新聞3面に大々的に扱われているが、そのなかで芸の無い新聞が好きな「識者のコメント」がのっている。「子供への配慮を欠いた」と見出しにある。向井亜紀が子供への配慮を欠いているとこのブログで書いたことがある。「識者」もたまには良いことを云うと読んでみた。

棚村政行という早稲田の法律の教授だそうだ。ところが驚いた。配慮を欠いたのは最高裁判決だというのだ。この男も向井ムーブメントに波乗り大ちゃんの一人らしい。

常識的な人間なら向井亜紀のような代理出産を考えた時にどういうふうにするだろうか、考えてみよう。まず尋常ならざる行動をとるのであるから、出産後生まれてきた子が法律上どう扱われるのか、実子として扱われるかどうか法律家に相談するだろう。ハナから法律を破って売名してやろうと考えている弁護士でなければ、現在の民法では認められないとアドバイスするだろう。

そこで諦めるか、どうしても諦められない人は、なにか実際的な便法があるかどうか、詳しい人に(法律家を含めて)相談するだろう。そして海外で代理出産を頼んで日本に連れ帰って自分の子供として出生届けを出すという方法などを取る人たちがあることを知るだろう。

役所では一々代理出産ですかなどとは聞かないからだ。もっとも向井亜紀は女優かなんかで名前が知れているらしい。そして癌で子宮を摘出したことが知れ渡っているらしいから難しいかもしれない。普通の神経ならここで諦める。

テレビで偉そうに会見する彼女の横にはいつも亭主が座っている。なんのために座っているのか分からない。彼は一言も喋ったことがないからだ。高田とかいうレスラーだそうだが、この行動から見ると彼女は先進的な夫婦別姓論者でそれを法律にお構い無しに実行しているわけだ。

だったら、日本の法律で認知してもらう必要などないではないか。お上の承認をもとめるという行動は矛盾している。それはお上の権威を至上のものとあがめるメンタリティと異ならない。自分の家で自分の子として育てればいいではないか。世間にはそういうケースはいくらでもある。戸籍が同じでないために困るようなことは日常の生活ではないはずだ。彼女が裁判に訴える方法は売名としか考えられない。たちのわるい取り巻きも政治的宣伝に利用しているのだろう。何十年も先に(多分)向井亜紀が死亡したときの遺産相続の時にはちょっとややこしくなるかもしれないがね。

彼女の言動を見ていると子供が物心ついた時に、代理出産で自分を分娩した異国の親と卵子を提供した親がいることを子供に知られても構わないという前提のようだ。いや、積極的に教えるつもりかもしれない。先に述べた、どうしても自分の子供がほしいという一般的な親は子供には分娩した個体が別にあるということは隠したいのが普通だろう。なにからなにまでこの女は異常だ。

これほどまでに先鋭的な思想の持ち主である彼女が認知や戸籍にこだわるのは理解しがたい。旧套的な慣習や保守的な法律など踏み倒していく女のように見えるがね。やはり売名だろう。そうしてたちの悪いとりまきだ。


文芸春秋って西武ライオンズみたいだね

2007-03-11 20:46:19 | 社会・経済

文芸春秋の表紙に「衝撃の新発見 小倉侍従日記 昭和天皇 戦時下の肉声」と場末の映画館の看板のような見出しがおどる。4月特別号とある。4月号とどう違うのかね。

俺の知っている人かと中を見る。解説半藤一利とある。見た名前だ。そうだ、去年宮内庁長官だった人の富田メモとかいう真贋の分からない天一坊みたいな騒ぎの時に文春の御用を務めたひとだ。たしか文芸春秋のOBなんだね。

半藤氏の解説によると小倉さんという人は明治32年生まれだそうだ。1899年ね。そうすると今年108歳になられる。存命なら随分と長寿だ。半藤氏の文章では生年だけしか書いていない。死亡していると勝手に決めては失礼だ。しかし、109歳の方から日記を入手したとなると詐取したのではないかとも考えてしまう。

まあ、ここは長寿のかたであっても80歳前後で他界されたと考えるのが妥当だろう。なぜ没年を書かないのだろうね。生きておられればそのむねを普通の解説文なら書くものだ。

亡くなられた後で遺族が日記を保存していたものが、どういうわけか文芸春秋の手に落ちたわけだ。文芸春秋がどういう経緯で入手したかを解説で書くのが普通だろう。よく著名人がなくなると、遺族が故人の遺言だとしてメモや遺品、収集していたものなどを研究用に寄贈したなんていうニュースがある。あるいは子供、孫の代になって遺族が保管を公的機関や研究機関にゆだねたなんていう報道がある。

前回の富田メモのときもそうだが、今回もニュースもメモの入手経緯を明らかにしないで場末の映画館の看板みたいなキャッチコピーをつける。まともな出版業者のすることではない。もっとも、去年の富田メモのときは日経との連携だったが。しかもそれが有名な経済人とか学者とか維新の元勲の遺品というのではない。ことは聖上にかかわるものだ。こんな解説はないだろう。

小倉という人は「最初の平民出身の侍従であった」そうだ。そういえば、例の富田もと宮内庁長官も平民の出身でしたね。公家とか旧華族の場合は、家というものが確りしているから顕職を務めた先祖の書いたものなどはしっかりと管理保存している。取り扱いにも意を用いる。

「平民」となると、本人はメモは書きっぱなして整理処分を生前にしないし、死亡すれば遺族も粗略にあつかう。遺産相続が終わればどうでもいい。西武ライオンズが学生やアマチュアの選手に日ごろから金品を渡して便宜を図っていたことが話題になっているが、文春なんかは旧奉仕者の平民の遺族に幅広く、西武ライオンズみたいに接触して今回のような成果をあげるのだろうね。

それにしても不思議なのは読者は入手経緯も不明な、しかも出版社が恣意的に抜粋したものを喜んで信じるのだろうか。

書きかけ


浅野、石原、黒川、吉田の四氏に望む

2007-03-06 20:27:25 | 社会・経済

浅野さんがとうとう都知事選挙に立候補したね。ところで東京マラソンね、あれは石原氏をプッシュする効果があったと思ったが最近の動静では浅野氏がかなり善戦しそうだという。

ま、だれがなるか分からんが、都知事になった人にお願いしたいことがある。タイトルの名前の順番には他意はない。アイウエオ順にすぎない。余計なお気遣いは無用にされたい。

東京マラソンが都市の道路を車から走行者に取り戻したのは、一時的とはいえ画期的なことだよ。しかしあまり意味はないな。歩行者に東京の道路を取り戻してあげなくちゃ。なにも車道まで使わせろと言うのではない。歩道を歩行者に取り戻してこそ、都市の品格も保てるのだ。広いプロムナードを安心して都市生活者が歩けて初めて都市に品格がそなわる。

自転車の歩道走行という半世紀近く続いた「臨時的措置」を止めろといっている。高齢化が進むから歩行者の年齢も高くなる。自転車にぶつけられると大怪我をする。医療費がさらに膨張する。

ところで実態からすると、とても無理だと言うだろう。そういうのを因循姑息というのだ。まあ、極端な議論ではあるがね。問題点をクッキリさせるためにまず純粋極端な議論をぶつけてみるのさ。

そこで、科学的観察にもとづいて段階的実施を提案する。自転車の歩道走行で一番身の危険を覚えるのは後ろからかなりなスピードで追い抜かれる時である。経験によると危険な運転は若い男、主として中高生くらいの年齢、とばあさん並びにばあさん予備軍に多い。

ちなみにばあさんとは30過ぎの女性だ。予備軍は24,5歳から上かな。女性の運動神経というか反射神経というのは男よりも早く劣化が始まる。下りのエスカレータに乗る前にもたもたするのは女性の場合は中ばあさんあたりから始まる。

自転車ですり抜ける時に歩行者との幅の目測が出来ないらしい。接触しそうになることが多い。しょっちゅう身の危険を感じる。

一方若い男は歩道でむやみにスピードを出す。危険極まりない。そういうやつに限ってスポーツ仕様の自転車に乗っているのに車道を走らない。もっとも女性の場合も歩道を走るにしてはスピードを出しすぎるのが多い。そういうのが見通しのきかない曲がり角をスピードを落とさずにそとに膨らみながら曲がっていきなり歩行者の前に飛び出してくる。

又、ばあさんで怖いのは目の前の歩行者が次にどういう行動をとるかということをまったく観察していない、出来ないことだ。人間は後ろに目がついていない。後からくるほうが注意していなければならない。女というのは思い込みがはげしいから、前の歩行者はまっすぐ歩いていくはずだ、今度は右に曲がるはずだと思うと実際の歩行者の行動が予測と違った場合に対応ができない。

男性の場合、中高生を除き、後ろから追い越された時にヒヤッとすることはほとんどない。それが行商人のようなオヤジだろうと、労務者のような身なりのものでも、ちゃんと安全な幅を取って追い越すし、歩行者が急に左右に曲がってもぶつかってくるようなことはない。

そこでだ、まず男子高校生と30過ぎの女性から歩道走行を禁止すべきだろうね。一番いいのはそういう連中には自転車を売らないことだ。上記四氏には誰でもいいからまず取り組んで欲しいことだ。世界の東京はそうしてはじめて世界の東京になる。


朝青龍の八百長弥生編

2007-03-05 19:18:00 | インポート

春三月となりました。八百長問題も稿を新しくいたしました。

$$ 内閣情報調査室が横綱の身辺調査を開始 $$

今日発売の週刊現代です。いくつか面白い記事がありますがまずおなじみの八百長問題から。先月26日に首相官邸で開かれたモンゴル大統領のレセプションに横綱は招かれなかったそうです。八百長報道で安倍首相が不安を抱き、内閣情報調査室に朝青龍の身辺調査をさせた結果、疑惑がぬぐえないとなって、中止になったという。

安倍首相と横綱のツーショット写真やモンゴル大統領とのツーショットは後に残ります。これから随分あちこちで使われるでしょうから後で八百長横綱となっては安倍さんにとっても都合が悪い。参議院選挙のポスターにも使えないしね。モンゴル大統領に対しても失礼になる。

講談社は証人を31人立てるつもりのようです。どうも今回の橋合戦は頼政氏に有利のようです。宇治川の合戦ですよ。平等院で腹を切らなくてもよさそうです。頼朝の出番を待つまでもないようだ。

注:平家物語 巻四 橋合戦 参照

★★ ふわふわしていた横綱 314

初日は土俵入りから見ることが出来たが、まるでフワフワしてなんか幼稚園の生徒が飛びはねているような感じがした。特に足を踏みしめる時にね。それと土俵下に控えている時に肌がやけに生白かった。足の運びがおかしいのは評論家がみんな指摘しているが、わたしは土俵入りと土俵下の様子が印象的だった。

二日目、三日目は夜のニュースで番組のリプレイを見ただけなのだが、土俵入りと土俵下それに立会いまでの様子はなにか変化があるとよく分かって面白い。競馬で言えばパドックだ。 ★★

書きかけ、

       三月場所の予想 ★

今度の日曜日から大相撲だ。そこで予想をいくつか。

予想一

朝青龍があっさりと全勝優勝。土俵にたたきつけられたり、土俵下に突き落とされたけが人が続出。八百長のしばりがとけた横綱が存分に暴れまくる。

予想二

朝青龍がようやく9勝にこぎつける。

予想三

いままでとかわらず。

予想一と二は八百長の存在を傍証する。予想三は八百長が巧妙に継続しているのか、そもそも八百長がないのか判断が難しい。

訂正:八百長原資となるべき横綱の年収を前に予測しましたが、横綱にはCM収入があるだろうね。それを忘れていた。日本以外でもモンゴルでもその種の収入があるだろうし。それでも週刊現代がいうように年間5000万円もあるという八百長資金を賄って余裕があるほどの収入だろうか。


タミちゃんをいじめないで

2007-03-03 09:43:40 | 社会・経済

インフルエンザ薬のタミフルだ。今朝の4チャンで塩ジイ(塩川清十郎だったかな)がいっていた。「アメリカでは新薬の検査はおおよそのところでまとめて後は使うほうで気をつけてね、という。一方の日本は時間をかけて調べて大丈夫です、と認可する。だから国民は絶対的に信用してしまう」。だから盲目的で低脳な医者は(医者で低脳でないものはまれであるという現実から)使うし、厚生省や薬事審議会は面子があるからなかなか訂正しないというのだろう。

彼は厚生大臣をしたことがあるよね。まあ、信用していい話だろう。示唆に富む話だ(文化論として)。医師の知能指数が人並みで、国民がしっかりしているならそれでいい。小さな政府(医療行政に関して)も実現できる。日本では無理だ。

ところでテレビや新聞などでゴ意見を開帳している連中の話でまったく抜け落ちている点がある。いくつか例示しよう。

プロ > タミフル

疫学的にとでも申しましょうか、タミフルを飲むと直るのが一日、二日はやくなるそうだ。言い換えれば人に移す期間がそれだけ短くなる。感染の広がりは幾何級数の問題である。指数計算である。一日、二日治る時期が早まるということは計算してみれば分かるが劇的に感染拡大のスピードを遅らせる。今年は予想に反してインフルエンザが流行しなかった。これと何か関係があるのか。暖冬のせいかな。マスコミは今冬の外国の例(タミフルの使用量との関係、インフルエンザの流行)を取材して報道せい。人口密度の差も忘れないでね。

コン > タミフル

タミフルを服用した患者としなかった患者で異常行動の割合に有意な差はないというのが、厚生省の見解である。これは単に割り算の問題であるから問題にすることもない。ただタミフルはインフルエンザを治す薬だろう。それを飲んで異常行動を惹き起こす割合が減らないというのでは、飲む意味がないのではないか。つまり何らかの政治的な決断をする必要がある。(もっとも上記プロを勘考すること)


電波泥棒め

2007-03-01 20:00:36 | 社会・経済

顧みればこのブログのテーマではNHKものが一番多いかもしれない。今日もまた一つネタを与えてくれた。朝刊でも各紙同じような内容の記事だと思うが、ここでは本日の夕刊フジ3面の記事をもとに話そう。

記事の見出しは

*総務省NHK担当課長を更迭

*安倍、改革遅れにみせしめ」

菅総務大臣がNHK改革担当の課長を更迭したというのだ。動きが鈍いというわけだ。業者(NHK)と気脈を通じているのではないかというのだ。ということは参議院の片山おたふく丸虎之助あたりの郵政族の手下(テカ)ではないかということである。

本省の課長クラスの更迭がニュースになるのもめずらしいが、時期が時期で異例ということ、NHK改革のサボタージュに加担しているのではないかとして移動させられたのではないかというので結構大きなニュースになったのだろう。

改革のサボタージュに参議院の片山虎之助が加担していたことを示すかのように、総務省の事務次官が片山に説明にいったら、片山に怒鳴りつけられたそうだ。分からないのは何故一々族議員に報告に行くのか、ほっとけばいいのだ。

記事によるとNHK改革は安倍内閣の重要課題だという。内閣の「目玉政策」だという。宣伝が不足していて知らなかった。いいことだ。小泉さんは郵政改革には熱心だったが、同じ旧郵政省担当のNHK改革にはほとんど関心を示さなかった。それに較べれば安倍さんは立派なものだ。

郵政民営化はカネの流れの改革である。放送事業の改革、その最大で喫緊の課題がNHK改革であるが、は情報の流れの改革である。重要性においては甲乙付けがたい。車の両輪である。

続報:夜のNHKニュースによると、NHK橋本会長は「料金の二割値下げが今国会に提出される改革法案で料金徴収義務化の条件なら、料金徴収義務化は今回は見送ってもいい」と言ったそうだ。総務省も舐められたらいけない。ここは電波泥棒に対して示しをつけておかないといけません。

書きかけ