東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

マイクロソフトの眼に余る悪徳商法

2016-05-30 20:12:50 | マイクロソフト
前にマイクロソフトが、どういうわけか、無理矢理にユーザーをウィンドウズ10にアップグレードさせようとして強盗まがい、詐欺まがいの悪徳商法をおこなっていることを報告した。

MSユーザーは全員被害にあっているから先刻ご案内ではあろうが、あまりマスコミでも問題にしないから書いて注意を喚起した訳であるが。

この間インターネットを見ていたらBBCの記者がMSの薄汚い商法を非難していた。とすると、このあきんど道に反する悪徳商法をしているのはMS日本法人の小童(コワッパ)どもだけではないわけだ。全世界的な不法行為であるわけだ。

BBCはまさか私のアップに感化された訳でもあるまいが最近また被害にあったので再び取り上げることにした。NHKの夜7時前の放送でも毎日取り上げてよ。振り込め詐欺はもういい。

パソコンを開くたびに画面を占領してウィンドウズ10(以下W10)をダウンロードしろという。このメッセージはキャンセル出来ない様にしてある。それでいつの間にかDLされてしまったらしい。毎回DL fileをチェックしてW10らしきファイルがあればdeleteしていれば良かったのだろうが、普通はそんなことは注意していないわな。

それでひと月ほど前、パソコンを立ち上げて、直後10分ほどデスクを離れていて戻ってくると画面にW10をインストールしていますと出ている。こちらが指示した訳でもない。電源を落としてしまえば良いのだが画面には電源を切らないでください、とある。こちらは素人だから電源を落とすとパソコンが故障でもしやしないかと心配して、すこし様子を見てやろうと、悪徳商人マイクロソフトに好きな様にやらしておいた。

1時間ほどすると、「此れは法律文書です。読んで合意しろ」とある。普段はこういうメッセージは読まないでめくらクリックをするのだが、今回は詐欺の恐れが多分にあり、しかも文書の冒頭に、これは法律文書です、などの脅迫的な文言を入れたものは初めて見た。それで用心して、印刷して読もうとおもったが、印刷出来ない。こんな長たらしい、しかもまともな日本語で書いていない「法律文書」に盲判がおせるかっていうんだ。大体読めというのがおかしい。

読んでチェックしたかったのは、W8で使っているすべてのソフトは問題なく使えるのか、というのを確認したかったのが一つ。それからチカチカドンドンのガキ向けのフリルが沢山ついて(大体OSのアップグレードというのはそういうものだが)、処理速度が遅くならないかという心配。この二つにこの文書がふれているか確認したかったんだけどね。

こんな顧客を無視した態度では確認のしようもないから「取り消し」(正確な文言は忘れた)ボタンをクリックしたわけ。

そうしたらどうなったと思いますか。 続く

マイクロソフト倒産が視野に入る

2016-01-12 08:36:59 | マイクロソフト
二週間ほどアップをさぼっておりました。なにか書こうと思っていたところに格好のニュースが飛び込んできました。タイミングがいいね。

MSの崩壊が現実味を帯びて来た。なんら内部情報を持たない一顧客の感触である。

NHKのニュースによると、インターネット・エクスプローラー(IE)のパッチアップを最新版V11に限るという。それも明日からという。大手顧客である官庁などには前広に連絡していたらしいが、一般零細顧客にはいつ案内があったのか。W・Updateあたりではどうだったのか。気が付かなかったな。少なくともこれほど顧客に重大な影響を与える政策変更に適切な方法では案内していないことは明々白々である。

まえにも苦情を書いたが、ウィンドウズ10へのアップデートは顧客の利便性を侵害してまでも毎起動ごとに押し売りして来た反社会的しつこさに比較すると、IEの顧客に重大深刻な影響を与える変更についての案内は無いに等しかった。

NHKの報道にもあきれる。MSのPRエイジェントなのか、お前は。プレスリリースを垂れ流すだけではないか。MSという独占企業の反社会的振る舞いに対しての批判、コメントは一切ない。あきれたはなしだ。

それから、これほど重大な問題は社長のインタビューを取りなさいよ。MSの対応は最低である。そこら辺のOS見たいな女性が、派遣社員みたいなのがいる会議室で、執行役員という肩書きでインタビューを受けていた。どうして社長が出てこない。

マクドナルドは社長が出て来ても崩壊した。MSも同じ道をたどるだろう。

注:正確に言うとOS業界は寡占というのだろう。実際には独占である。独占組織には官庁並みの厳しい批判がマスコミからなされるのが当然である。独占というのは顧客からみれば官庁サービスと同じなのだから。

マイクロソフト倒産間近?

2015-12-21 20:48:53 | マイクロソフト
前回の続きと云うか補足というか。前回のアップを修正すれば言いわけであるが、他に書くこともあるのでまずそれから。

win10へアップしろという押し売り、脅迫であるが、ほとんど全画面を埋めるほどのスペースがある。だから作業している画面が見えなくなる。普通今度バージョンアップしましたよ、とソフトを案内する場合、画面下のバナーに小さくポップアップして1、2秒で消えるでしょう。マイクロソフトにはそういう常識やデリカシーがない。しかも、これまでのバージョンアップの場合と異なる。いわば企業が突然発狂した印象を受ける。

素人の一消費者としての印象ですよ。今回の狂躁状態を見て素人が考えることは次のようなことでしょうか。

1:これまでのバージョンに致命的な欠陥が表面化してハッカー達の常識になりつつある。そして、これは例の節制のない、あれなんていうの、年中行事の細切れのパッチでは対応不可能になった。で、全部10にしてしまおうとしている。ほんとかどうか知らないよ。そうおもわれてもしょうがない。

2:ほかのOSのシェアがどんどん増えて来て、従来の(8.1までの)バージョンではどんどんシェアが落ちて行く。むりやりにシェア低下を食い止めるため。

どうしても、良い様には解釈出来ないんだよね。素人としては。今度の発狂状態に近いMSの振る舞いは。

で、念のためにインターネットを(MS 倒産)で検索したら結構ヒットするんで驚いた。もっとも、いずれも何時のはなしかはっきりしない。昔から出ては消えている噂のようだ。

マイクロソフトという反社会的存在(9)

2006-05-10 08:30:34 | マイクロソフト

マイクロソフトはゲーム機の分野にも野心をむき出しにしているらしい。先発のソニーや任天堂に対抗してX-BOXとかいうのを出しているんでしょ。ゲーム機で遊んだことがないので、うっかりしていた。

ハードと密接に関連したIT分野でこれから大きな発展が予想されるものに、家電などをインテリジェント化するユビキタスという技術分野がある。日本がリードしている分野らしいのでユビキタスというのは日本語かと思っていた。携帯なんか指先でポンポン押すから。

ところがこれはギリシャ語から来たらしいね。とにかくユビキタス用のソフトやOSは日本がリードしている。マイクロソフトはこの分野にも野心を持っている。とにかくなんでも食いつく。村上出目金やホリエモンよりもあくどいから気をつけないといけない。

ロボットという技術もますます発展するだろう。これも日本の独壇場だが、技術スパイ、技術流出、マーケット・シェア競争に負けないように注意しなければならない。相撲で言うところの心技体の分野ね、ハードとソフトを一体化した技術、これの優位性は日本の国全体が一体となって不逞外国人の触手を断ち切らなければならない。東シナの悪党国家もなんとかして盗もうとしているのは皆様すでにご案内のとおりであります。

上述の技術はすべて最先端の軍事技術に転用可能である。


マイクロソフトという反社会的存在(8)

2006-05-05 18:10:28 | マイクロソフト

そろそろ、このネタも一休みしようかと思っておりましたが、世に盗人の種は尽きまじと申しましょうか、浜の真砂は尽きるとも、というべきなのでありましょうか。

今日の報道によりますると、マイクロソフトはヤフーにコナをかけているらしい。ネット検索エンジン最大手のグーグルに対抗するために、ヤフーと提携しようとしている。それに成功すれば、次には業界の寡占か独占をねらうつもりでしょう。ネット検索というサービスはなかなか発展性のある切れのある分野でありますが、マイクロソフトがシェアを伸ばすと他の業界、ワープロソフト、表計算ソフト、そしてOS業界の前例に見られるとおり、荒れてきますな。発展性はなくなります。IT産業の洋々たる未来に暗雲が漂います。

ヤフーには昨年から言い寄っているものの、今までのところ進展はなかったらしい。しかし、アメリカの起業家というのは分かりませんよ。高く会社を売却できれば早々と売って、引退生活に入るのが一般的なパターンですからな。40代の終わりまでには ゆうゆう自適の年金生活に入るのが彼らにとってはファッショナブルですからな。日本とは違います。

フロリダの高級ホテルのプールサイドでウオールストリート・ジャーナルを片手に気楽に株を楽しむ位になりますからな。ヤフーのオーナーが株を売り払ってしまえば、検索エンジン業界はマイクロソフトに席巻されかねません。さぞ業界は荒れ果ててしまうでしょうな。


マイクロソフトという反社会的存在(7)

2006-05-04 13:01:24 | マイクロソフト

ブラック・ジョークを一つ。

『ウインドウズにはスペシャル・バージョンがあるそうですな。XPならキング・バージョン、クイーン・バージョンそれにナイト・バージョンとあるそうで。キング・バージョンは国防長官へ、クイーン・バージョンは国務長官へ、ナイト・バージョンはFBI長官のところへ行くそうです。

全く瑕疵のない完成版で、世界中どこのコンピュータにも入っていける。世間に流布しているのは意図的に瑕疵を残してありましてな。穴は分からないように隠蔽してある。エシェロン計画の当初からあったそうです。戦争前に日本軍の暗号が解読されていたのを思い出します。おおかたシナの内情などアメリカには丸裸同然でしょう。

日本企業もリナックスに乗り換えるところが出ているようですが賢明ですな』暗黒亭舞九郎弁述


マイクロソフトという反社会的存在(6)

2006-05-04 08:52:45 | マイクロソフト

リナックスのパッケージを見かけた。久しぶりに大手量販店のパソコンソフト・コーナーをのぞいた。手にとって見なかったが、個人のパソコン用にウインドウズ並みの汎用性を持つOSになったのか。インターネット利用にはまだ制約があるらしいが。

リナックスといえばUNIXだ。オフコンとかミニコンとかいったコンピュータのOSでパソコンには高価で移植できないから、パソコンに乗せられるUNIXライクなOSとして、フリーソフトとして前世紀最終年代から孜々として開発されてきたものだそうだ。

ミニコンと言ったって、パソコンから見れば怪獣ガメラのように巨大だ。大型汎用コンピュータ、スーパーコンピュータに対してミニだというに過ぎない。値段も一台数千万円以上だろう。最近の値段は知らないが。ちなみにオフコンというのはオフィス・コンピュータという日本語らしい。

パソコンとインターネットという世界はタイタニック号の船底にある三等船室のように危険に満ちている。一等船室はいまでも大型コンピュータと専用回線で構築されたシステムだ。もっとも安全性が高い。しかし、アッパーデッキを借り切る財力を持った会社は数えるほどしかない。

ウインドウズの安全対策というと、不節操な『更新の準備が出来ました』と、他はいわゆるウイルス・ソフトだ。商品によって若干の違いはあるが、こいつを使うとパソコンがやたらに重くなる。ゴールデンウイークの高速道路みたいに渋滞する。とくにパソコンに火を入れるときにかかる時間は気が遠くなるほど遅くなる。

マイクロソフトは利口だから、使用者のフラストレイションが高まるこの分野のソフトは他の会社にやらせる。昔からの老舗で格調高いN社、その代わり恐ろしく重くなる。珍妙でずうずうしいメッセージが出てくるM社、比較的バランスが取れているV社などなど。こういうソフトは一週間もウイルスソフトを更新しないと『あなたのコンピュータは危険にさらされています』と脅迫してくる。

マックOSはマイクロソフトに買収された。昔は日本のNECもOSを作っていてかなりのシェアもあったが、どういうわけか撤退してしまった。外国のソフトに頼らざるを得ないということは、俗な言葉で言えば『**タマを握られている』のと同じことになる。個人のパソコンのためにリナックスが商用化される方向にあるなら望ましい。もちろんオープンソースという利点を維持できればの話だ。


マイクロソフトという反社会的存在(5)

2006-05-03 08:50:57 | マイクロソフト

話は変りますが、ホリエモンのお師匠さんは誰でしたかね。株の指南役は今阪神に粉をかけている村上出目金とかいう人物と聞いた事がある。目標とする人物はソンとか言いましたかね。ソン・セイギとか、なんと読むのか分からないが。

ホリエモンは目標を誤りました。ソン氏では損なことは明らかですよ。しかし、塀の外に出られてなによりでした。裁判のほうも執行猶予ですむというもっぱらの観測ですしね。しかし、経済的なダメージは大きい。回復出来るのかな。

今度は目標をマイクロソフトのビル・ゲイツにしなさい。ウインドウズの影が薄くなるようなOSでも作ってみたらどうか。と、提案しようかと思ったが、「待て、しばし」と声がかかった。ホリエモンは塀の中でハングルを勉強したように、半島人とアフィニティが強い。OSという国策的色彩が強いものはこういう人物には任せられない。

一時、ウインドウズに対抗して日本、シナ、(半島も入っていたカナ)共同でOSを開発しようという動きがあった。確か前世紀のことであったと記憶する。その話は立ち消えになったようだ。いずれにせよ具体化しなくてよかった。シナや半島と共同開発をするようなことはわが国の安全保障上、絶対にしてはいけない。

日本の単独開発が難しければ、相手には欧州とかインドを選べばよいでしょう。前回のプロジェクトはアメリカが手を回してつぶしたと思われるから、今回は緻密で隠密な計画立ち上げが必要でしょう。


マイクロソフトという反社会的存在(4)

2006-05-02 09:11:36 | マイクロソフト

サミットは8月ではなくて7月でしたね。訂正しておきます。昨日は暑かった。ゴールデンウイークのころに一度こういう真夏のような陽気になる。それから寒くなって梅雨までなだれこむ。例年の通りですね。文化文政のころはどうだったか、もう忘れたが昭和の終わり頃にはもうこんな調子でありました。判で押したようなパターンであります。

本題に戻りますが、最近のソフトはつまらないですね。ウインドウズになってからは一段とつまらなくなりました。マイクロソフトがソフト業界支配を強めた。目ぼしいソフト、ユニークで独創的なソフトは、MS(マイクロソフト)が金に飽かせて買収する。言うことをきかない相手にはソフト開発に必要な情報を教えない。あるいは頻繁にOSを改修して、ソフト改修に付いていけないようにする。

昔は、特にDOSの時代にはユニークなソフトが無数といっていいほどありました。私のように、実用というよりは趣味でレイディオ・シャック(RADIO SHACK)のワンボード・マイコンから遊んでいた人間にとっては、DOS時代は最高でしたな。

ワープロや表計算ではロータスというのが先発ソフトで広く使われていたものですが、今はMSワードやエクセルが我が物顔です。ロータスはまだ存在するようですが、滅多にお目にかかれません。企業などで昔から使っているので変えないでいるところが若干あるくらいでしょう。日本では一太郎なんていうのも最近は影が薄い。私の愛用したのでWZというのがあった。これはエディターですが、最近は見かけない。

インターネットのソフトも沢山ありました。NETSCAPEなんていうのは大手でしたが、MSにやられてINTERNET EXPLORERがほぼ独占でしょう。アメリカ司法省がかってMSを訴えたのは具体的にはNETSCAPEに対する反倫理的行為でした。

データベースソフトでもアクセスのシェアは大きいでしょう。この領域の特殊性で昔からのソフトも細々と生息はしているようですが。ところで最近の私は買うときにパソコンに組み込まれているMSのソフトしか使わないのであります。インストールする面倒がないということですが、そのほかにもメーカーが既に組み込んでいるソフトしか使わないようにしています。やむをえないのです。

新しいソフトをインストールするとその後で不具合が起こることが実に多い。OSの再インストールが必要になる場合もある。勿論なかのデータは吹っ飛んでしまいます。それと、MSが将来ウインドウズをバージョンアップしたときに、MSに睨まれているソフト会社はバージョンアップについてMSのサポートを受けられるか、付いていけるかどうか保障はないわけであります。


マイクロソフトという反社会的存在(3)

2006-05-01 08:20:50 | マイクロソフト

西暦2000年のころであったか、米国司法省と連邦の19州は独占禁止法違反でマイクロソフトを訴えた。連邦地裁は第一審でOS部門をアプリケイションおよびインターネット部門から分離するように命令した。マイクロソフトは控訴しワシントン連邦高裁は一審判決をあっさり破棄した。米国司法省はマイクロソフトの分割をあきらめた。

一審の裁判報道を読むとマイクロソフトは訴えられても平然としていたという。有能な弁護士がいたというよりも有力な後ろ盾があったからであろう。アメリカの企業はアンタイ・トラスト法(独禁法)で訴えられることを極度に恐れるものであるが、マイクロソフトの倣岸な態度は変らなかったという。第一審を不服としてマイクロソフトは控訴した。ワシントン連邦高裁は一審判決を破棄したのである。

世界のOS市場、インターネット市場(ナビゲーターの世界で)をマイクロソフトは実質上独占している。アメリカの国家戦略からはむしろ『望ましい』ことであろう。もともとインターネットという発想はレーガン大統領の時代に軍事目的で計画、発想されたものだ。いまでは民生用の活用が目立つこの技術を独占しておくことは、一朝有事のさいには強力な武器となる。アメリカの一企業が独占を続けることが国防上は望ましいのである。

マイクロソフトはその後EUからも訴えられている。罰金720億円とかの制裁を課せられている。勿論マイクロソフトは不服として未だに争っている。和解したとか、命令に服したとかいう報道はないようだ。

マイクロソフトは次のOS、ビスタとかいうふざけた名前をつけるらしいが、EUは警戒を怠らない。今度8月にモスクワでサミットがあるが、マイクロソフト問題はサミットにふさわしい議題ではあるまいか。