東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

大相撲八百長訴訟

2009-03-27 13:09:29 | インポート

東京地裁の判決は相撲協会の勝ち、週刊現代の負けとなった。本問題で本数を稼がせてもらった当ブログとしてフォローアップをしてみよう。

公判の経緯を知らないので昨日の新聞記事だけだが、「取材はきわめてずさんだ」とけなした後で「記事は迫真性があった」とほめている。感心しているのか非難しているのか。

また、例によってマスコミの判決報道が要点を適切に伝えているかどうかも心もとないが、とにかく軍配は相撲協会にあがった。

さて、第一印象は週刊現代の弁護士は「ヤワ」だな、ということ。控訴するなら、弁護士をかえるべきだろう。そして金もおしまないこと。

前にも(大分前になるわけだが)指摘したが、週刊現代の武田頼政氏の根拠は証言だけだ。もっとも相撲協会のほうも、朝青龍ほかの証人の証言だけだ。だから証言だけなら水掛け論だよと言っておいた。

週刊現代側の自信満々な態度から証拠の隠しだまがあると思っていたのだがね。

しかし、この状況で相撲協会の一方的な勝訴になるというのは不思議な気がする。よほど弁護士の手際が悪いと言わざるをえまい。

こういう議論もあろう。週刊現代側の証言は匿名が多い。10年以上も前のこともある。

これに対してこういう議論もある。匿名でよければこれほどうじゃうじゃ証言が出てくる世界とは一体どういう業界なのか、と。俗に言う「火の無いところに煙は立たない」ということ。火と煙は逆だったかな。

すくなくともはっきりと結論が出ないと思っていたが


若麒麟解雇

2009-02-03 08:58:44 | インポート

解雇は軽すぎると非難ごうごうで一致しているようだ。退職金を出すというのはおかしいね。

一番重い除名処分に反対したのは半年ほど前(?)に前回の不祥事の後を受けて顧問かなにかで理事会に入ったもと警視総監だそうだ。今朝の4チャンネルでハゲでチビの解説者が内輪話を披露していた。それを信用すると、現在の規定では除名を適用できないという。

まるで裁量権もなにもない、最下層の司法労働者の発言だ。シナ言葉では法匪というやつだね。

前回の発言で相撲協会の理事長は役人の天下りでだれでもいい、と書いたが撤回する。

この男(以下元警視総監、それでも長いから元と言及するが)、この元はどういう経緯で前回理事会に加わったのか。

今度のような事件を起こさないように努力することで司法労働者としての経験、見識が期待されたのだろう。また、事件が発生すればその処理に適切に対処する力量を期待されていたのだとおもう。

しかるに、なんたる太平楽を並べておるのだ。

もし、相撲協会の規約が不備ならこの半年間なぜ専門家としてそれを改正するように意見を述べてこなかったのか。それがあんたの仕事だよ、元くん。半年も時間があったんだぜ。

両国には茶を飲みにいっていただけなのか。今回の事件ではこの元こそが役員の中では真っ先に懲戒されるべきだろう。

ついでに指摘しておくが、NHKはもう相撲中継を続けないだろうね。もし、相撲が国技で格式がなにより大切であり、青少年の健全育成に資するなら、相撲中継は教育テレビ(12チャンネル)かNHK教育テレビ(3チャンネル)でするべきだろう。相撲協会が粛清された後でね。


やくみつる君リアリティって? 

2008-10-17 16:09:05 | インポート

1027号==>やくみつるというゲストのコメチャンがいるだろう。二、三日前の朝の番組で数年前の八百長の告発に比べて最近の若の鵬の告発発言はリアリティがないと発言していたがどういうことかね。

相当な迫力があったよ。あんなでっち上げが日本語での微妙な伝達にも不自由な二十歳のわかものに出来るかね。

さらに言えば、もし週刊現代の作文だとすれば由々しいことだ。あれは漫画家らしいが、本人がマンガみたいな信用ならない顔をして、深刻そうに首をひねる。漫画を演じているつもりか。

彼は完全に相撲協会に取り込まれたね。ようするにあの男は朝青龍が嫌いだということだけで、批判精神もなにもない。

もちろん、相撲もわかっていない。


ブック・メーカーに聞け

2008-10-09 07:48:00 | インポート

1024号==>前回大相撲は「現在のモグリの八百長賭博」を廃絶するために「政府管理の賭博」にせよと書いた。それしか八百長をなくす強制力はない。

ところで、ブックメーカーといっても講談社のことじゃないよ。あれは英語で言うとパブリッシャーだ。ブックメーカーというのは製本屋でもない。

講談社だからブックメーカー(以下BM)としゃれたわけではない。BMとはイギリスの「のみ屋」のことである。日本のノミ屋と違うのは日本の場合は中央競馬会なり地方競馬の競馬主催者のオッズをそのまま利用するが、イギリスのノミ屋は自分の責任で自分がオッズを作る。いずれも零細(日本の中央競馬会に比べれば)、そしてほとんどの場合個人営業であるから、日本のノミ屋にくらべればはるかに「真っ向勝負」である。

多数のBMがいるからオッズは無数にあるといってもいい。そのうちでも比較的大きなところは競馬だけではなくていろんなことを賭けの対象とする。

かっては大相撲の勝負や優勝力士のオッズを作っていた。現在はどうなのかね。あまり聞かない。おそらく八百長がひどくなったので公正なオッズが作れなくなったのではないか。

マスコミのロンドン特派員はブックメーカーに聞け。現在も大相撲のオッズを作っているのかと。作らなくなっていれば、その理由を聞け。おそらく八百長の蔓延する勝負ではオッズもへったくれもない、と答えるのではないか。

月曜日に発売された週刊現代では「地方巡業は賭博の対象になっている」というが、地方巡業はハナからショーという認識があるから、賭けが成立するとも思えないが、本場所では間違いなくあるだろう。

八百長はノミ屋(すなわち暴力団)が番狂わせを演出してがっぽり儲けるためにしかけることがあるだろう。

八百長と言っても色々ある。人情がからんだ昔からあるやつ、力士同士の金のやりとり(昔は親方どうしのやりとりだった。だからある程度抑制がきいたわけだ)。

モンゴルなどの力士同士が親方を排除して行うようになると、親方の抑制もきかなくなる。

週刊現代のライター武田頼政氏がいうような番付安定化装置としての八百長など、八百長と言っても現代では様々だ。一番害毒があるのは暴力団が行う賭博の対象である。彼らは八百長で利益を稼ぎ出す。

週刊現代よ、ロンドンのブックメーカーに聞け !!

+ 前から不思議に思っていたが、なぜ相撲協会はやっきになって八百長を否定するのか。

八百長をして何が悪いと開き直ればいいではないか。すくなくともノーコメントですっとぼけていればいいではないか。なぜ民事訴訟なんかおこすのか。

かんぐると、相撲協会は闇のとばく組織と一心同体で、賭けを成立させて売上を伸ばすためにはお客さんに、勝負は公正に行われていると信じ込ませる必要があるからではないのか。

八百長が仕組まれていると知れば、賭博客は大金を賭けたりしない。


相撲協会は秘密結社か

2008-10-06 23:59:50 | インポート

1022号==>世界の秘密結社ではフリーメーソンが有名だ。秘密結社の特徴は隠者の集団ではないということだ。メンバーは一般社会の表面で活躍している。特に各分野で指導的立場にいる人たちが多い。学会、政界、経済界、芸術の世界にもいるだろう。とくに政界、経済界のトップが多い。

しかも彼らは秘密結社のメンバーであることを世間に明らかにしないし、その目的や活動を世間に公表しない。秘密を破るメンバーには死を与える(かっては言葉通りの意味で。現在でもそうかもしれない)。

日本相撲協会に属する力士たちはある面では秘密結社に似ている。もちろん彼らは政治的な目的があるわけではないが、彼らの間で行われている「八百長」には平然としらを切りとおす(何らの倫理的な罪悪感もなしに)。

内幕を暴露すれば突然死が訪れる。かっての大鳴門親方のように。

秘密結社というのは外部には平然とうそをつく。あきらかに事実に反することも、認めない。外部にもらせば厳しい制裁が待っている。

大相撲の世界が秘密結社に似ているもう一つの点は、秘密の外部への公表の禁止に加えて、内部の慣習、取り決めに従わないものに対する容赦のない制裁である。

琴欧州のひざ、黒海の膝、バルトの膝の怪我がその証拠である。みな制裁を受けて秘密結社のルールに従うようになる。

今日発売の週刊現代に「若の鵬」の告発記事が出ているがなかなか「よくできている」。彼は東欧勢の先輩の前例を見ているから比較的簡単に八百長の世界に入ったのである。

モンゴル勢に怪我がないのはなぜか。彼らは集団である。音頭をとる者がいれば比較的スムースに八百長になじむと思われる。またモンゴル社会も東洋社会で日本と同じように八百長文化があるのかもしれない。

かって、外人勢と言うと小錦、曙、武蔵丸のハワイ勢がいたがみなけがに苦しんだ。けがは彼らの体質、相撲の取り口によると説明されることが多いがそうだったのだろうか。考えるべき点である。

彼らの前には高見山がいた。彼はその相撲ぶりとは違って性格はいたって大人しい。師匠にいわれるままに相撲社会のおきてにしたがったのだろう。けがは少なかった。

相撲取りは殺人機械である。ガチンコでは最近の外国勢にかなわなくても、いろいろと伝統の技(禁止技)を知っている。相手に怪我をさせようとおもえば、観客に分からないように危険な技(柔道でいえば関節技か)をしかけるのだろう。

八百長になじんだ外国勢のお国ぶり >>

欧州勢:なぜかその後相撲がなげやりになる。

モンゴル勢:徒党を組んで傍若無人になる。これが今回の朝青龍の騒ぎとなった。

+ そういえば露鵬と白露山のロシア人兄弟も幕内上位まで駆け上った後で膝、肘を故障したね。週刊現代は彼らにも語らせるべきだろう。けがをした後でがらりと相撲の取り方が変わった。


相撲賭博解禁を

2008-10-05 17:18:03 | インポート

1021号==>東京都は早急に条例を制定して相撲賭博を制度として整備すべきである。

これは前にも何回か書いたことだ。しかし記事も1000号を超えると前に書いたものを探して読めとは読者に言いにくい。

もっとも前に書いたことと全く同じことを言うのではない。前に読んだ人も忘れていると思うので面白く読んでくれると思う。

八百長を根絶するには厳罰で臨み監視制度を完璧に作り上げる必要がある。そのための唯一の方法は相撲の勝負をばくちの対象とすることである。

競馬がそうだ。ケイリンがそうだ。ロトもそうだろう。賭けであるがゆえに不正が出来ないように完璧なシステムを国家権力の有無を言わさぬ力で作り上げる。厳重な刑事罰を用意してある。

競馬で八百長をすれば、当事者は牢屋にすぐぶち込まれる。相撲を賭博化すれば八百長が後を絶つことは明瞭である。

まず、東京都が模範条例を作ればよい。対象は年に三回の両国本場所である。おいおい、大阪、名古屋、福岡市が条例化すればよろしい。

もちろん東京都は競馬を参考にして馬券(アンコ券とでも言うかね)を発行して売るのだ。売上の25パーセントは税収として取ればよい。

相撲界から八百長を根絶する方法はこれ以外にはない。ドーピングも公正な勝負を阻害するから監視対象となるこ。競馬や競輪、あるいはオリンピックをはじめとする競技組織のドーピング制度を参考にすればよい。

今度決まった二人の外部理事のうち一人は検察出身者、監事はもと警視総監だ。かれらの最初の仕事はこれだろう。

馬券収入があるから、制度の整備、運営にはなんの困難もないだろう。


八百長裁判は偽証罪で

2008-10-04 16:42:59 | インポート

1020号==>とんだところで巨乳がポロリではないが、

今日のテレビ、新聞は大相撲の八百長裁判だ。朝青龍が裁判所で証言したニュース。前からいっているようにどちらの側から見ても、証人だけでは決定打はない。

そこでだ、前にも何回も書いたが八百長を攻めるなら資金の流れから。それも受け取る側より出す側からだ。必ず金の出と入りが不自然になる。というよりか不自然なところがあれば、八百長原資の可能性がある。

所得申告の検証という大義名分もあるから追及しやすい。

週刊現代がおいらのブログを参考にしたなんてしょってはいないが、昨日の裁判ではそれに関連すると思われるやり取りがあった。

これは案外な展開をするかもしれぬテ。

オイラが注目した朝の発言は『懸賞金は自分で管理して毎日モンゴルに送金している』というところ。

この発言は妙だし、毎日なんて不自然だ。料理しだいだぜ>>講談社字週刊現代

八百長裁判とは別件になるかもしれないが、朝青龍の偽証罪がポロリと出てくる可能性がある。

相撲協会は告訴を取り下げるかもしれない。


相撲協会改造案第二次

2008-09-30 17:52:42 | インポート

1019号==>夕方のニュースによると外部理事二人と外部監事一人がきまったそうだ。70歳代のロートルだがちょいとトロイ感じだ。

そこでオイラの案:

理事の枠が仮に15人とすると

* もし、財団法人格を続けるなら役人からの天下りあるいは政治家から五人は入る必要がある。かって、陸軍主計中将が相撲協会の理事長であったことにかんがみて下拙は守屋もと防衛事務次官を推挙したのであるが、残念ながら彼は小菅の住人となってしまった。小池百合子君なんてのはどうかな。

ただし、相撲協会が民間団体になるなら天下りを受け入れる必要はない。

** プロスポーツで八百長を根絶することは現実的ではない。しかし、すくなくすることはできる。平たくいえば閉鎖的な、排他的な運営をすれば八百長が蔓延する。野球でもボクシングでも八百長を減らすために必死の努力をしている。

そういう観点からすれば、相撲協会は「八百長いらっしゃい集団」である。社会学的にいえば。

そこで外部理事の五人は八百長廃絶努力に実績のあるスポーツ界から入れる。すなわちプロ野球、Jリーグ、日本ボクシング連盟などから五人を入れるのだ。

ただし、これも相撲協会が今の閉鎖的な組織をかえず、財団法人を返上するなら他のプロスポーツから理事を入れる必要はない。そのかわり「八百長をしてなにがわるい」とぶちかます必要がある。

だいたい、興行すなわち商業的行為で客寄せのため、面白くするために八百長をしないでできると思うほうがおめでたい。力士同士で殺し合いをするというなら話は別だ。身障者続出するぜ。真面目にやれば。

巡業での申し合わせ、っていうのかな、は全部八百長だろうが。それで面白くなり客が入る。

八百長をして何が悪い、と尻をまくれる江戸っ子は力士にはいないのか。


「大相撲」は国技ではない

2008-09-30 09:23:59 | インポート

1017号==>若の鵬が週刊現代の証人で八百長裁判に出るという。

ワイドショーで推理小説ゴッコをしているが、

二十歳の若者は自分が大相撲に戻るのに有利と「勘違い」してこの行動に出た >> そうだろう、そうだろう

周りの悪い大人にそそのかされた(週刊現代もはいるらしい) >> そうだろう、そういう見方もあるだろう

日本の滞在期限を延ばせる >> そうだろう、そうだろう

和解、示談金を(たとえば退職金)を引き出すもくろみで >>そうだろう、そうだろう

タイトルのカッコについて >> 英語のTheにあたる。

さて八百長である。まえから再三書いたように八百長がなくて相撲興行が存続できるなどと考えるのは世間知がなさすぎる。

八百長という言葉が相撲協会は嫌いらしい。響きのいい伝統的な日本語なのにね。案外小心だ。「無気力相撲」なんてこなれない日本語をぶつけてきた。笑止千万だ。

さて、相撲の伝統という。その場合、ほとんどのことは江戸時代末期に興行として確立したシステムのことを言う。どんなに逆立ちしても江戸末期よりさかのぼれない。つまり商業、金儲けとして確立したシステムである。もともと、公的な性格になじまない。財団法人なんて与えちゃいかん。

もっとも、江戸時代の力士のスポンサーは大名だ。大名のお抱えだったわけ。公的と言えんこともなないかな、一本取られたかな。と負けたふりをしてみる。ただし、その場合の「お抱え」の意味は芸者を囲う意味とかわらない。

明治以降は東京と大阪にわかれて純商業的になったはずだ。それもようやく大正時代になってからだろう。

昭和天皇は相撲がお好きで、ためしに東西相撲協会合同で興行したらどうじゃい、とおおせられた。皇太子時代の大正の御世である。

それで優勝者には皇太子の内ド金(皇太子につけられた国家予算)から優勝カップを出そうということになった。

そしたら頭の固い役人が純然たる商業団体に内ド金を出しちゃいかんと反対した。そいじゃ、財団法人にすべえ、と抜け道を考えた。それで財団法人になったのだ。いつまでも財団法人格を与える理由はない。今の相撲協会はべらぼうな隠し財産をもっている。優勝カップなど自分でつくれ。

伝統というときに相撲は神事でもあり、純然たるスポーツではないと、いう。特に耳障りなのはかって相撲協会付属、NHK付属だったかな、(いずれにしても同じことだ)ちょうちん持ち中継アナウンサーであった杉山なにがしである。やめてくれよ。そんなつまらんことで声をはりあげるな。

勝ち負けを争うスポーツマンが賭博師と同様に迷信深いのは洋の東西を問わない。昔も今もかわらない。ゲンを担ぐなんて世界中のスポーツマンの特徴だ。また、負けすなわちけがれという心理も世界共通である。とくに金銭がからみ、それで飯を食っているプロには非常に強い。

相撲にいろいろな神事的な行事があり、奉納相撲が行われるのはそのためである。靖国神社の機能とは違う。間違えるな。


朝青龍解離性障害再発か

2008-09-23 14:52:54 | インポート

1012号ーー「朝」の昨日の顔は解離性障害のときと同じだね。

確かめたいことがあって休場のニュースを検索した。新聞なんてものは読まないのでネットで時事通信の記事を読んだが、昨日診断した病院の名前は書いていない。やはりだ。「都内の病院」だそうだ。英語で言うと「a hospital in Tokyo」ね。

相撲診療所があるのに朝はあそこへは絶対に行かないようだ。なにかドーピングが発覚するのを恐れているようだとは再三書いてきたことだ。

ロシア力士の大麻発覚でいつ抜き打ちのドーピング・テストがあるか分からないのでこれまでのように時々「うって」しゃっきりとすることが出来ないのだろう。

従来は安全を取ってモンゴルに帰ってショットしていたらしいが、それも難しくなった。ひじのいたみ、というのは負けや引退のために用意したきれいな「口実」だと思う。本当はここという時に「注射」を打てなくなったからだろう。そういう体になってしまっている可能性がある。

朝の頻繁なモンゴル帰国の理由はほかには考えられない。モンゴル巡業のときに同じ飛行機でとんぼ返りという奇矯な行動も他に理由は考えられまい。

朝青龍とドーピングについてはこれまでの記事をご覧ください。

これも再三書いてきたが、朝の場合、大麻系はない。覚醒剤系統と場合によっては筋肉増強剤だろう。立ち会いのスピードと瞬発力、集中力に顕著な効果のある薬物である。アドレナリンの瞬間洪水をもたらす薬が旧ソ連系の医師の間であるのかもしれない。

あの制限時間いっぱいになると「まわし」をたたくのも薬物効果を高める条件反射ではないか。心理的なトレーニングも積んでいたのかもしれない。

そういえば、そんなトリックをねたにしたディック・フランシスの競馬スリラーがあったね。

朝の無駄なダメ押しは性格というよりかは薬物の影響ではないか。アドレナリン洪水で、あそこで止められないのだ。

解離性障害だが、薬物の急激な摂取中止によっても禁断症状の一つとしておこることがあるのではないか(要確認)

前回も出場停止と同時に下された謹慎処分によって長期間摂取の道が断たれて起こったのではないのか。