サッカーのサウジアラビア戦である。試合前国歌演奏(斉唱)を聞いた時にそんな気がした。久しぶりにまともな国歌演奏を聴いたからだろう。最近では(はやりうた)の歌手に独唱させたり、名前を聞いたことの無いような声楽家が変な節を付けて独唱する。実に不愉快で嘔吐感に襲われる。国歌を冒涜するものである。
今日の君が代演奏は平凡だが清々しい。合唱のボリュームもあった。何時もは歌っているのが選手、聴衆のうちの二、三人しかいないような寂しいものだが、今日は違った。それでかもしれない。
外国でも国歌というのは器楽演奏か、合唱を聞くことが多い。まえに職業歌手が米国国歌を独唱していたのを聴いたような記憶もあるが、非常に素直な歌い方だった。もっとも、国歌と認識出来るのは君が代と米国国歌だけだけどね。
勝ったけどワールドカップ出場は依然として難しそうだ。サウジに比べて圧倒的なシュート数で2点だけという決定力のなさは相変わらずだしね。