そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

生活保護の不正受給を摘発するべきである

2012-05-22 | 政治と金

片山さつき議員が、高額所得者のお笑いタレントの母親が生活保護を受けているのはおかしいと、名指しで問い詰めている。

私は片山議員が嫌いである。新自由主義者であり、自己顕示欲が強く狭量な発言が目立つからである。

しかし、今回は彼女の言い分を支援したい。真に生活保護を受けている、多くの人たちは国に養ってもらっているという、負い目の中で生きている弱者である。

しかし、かなりの人たちが不正受給をしている現実もある。そうした人たちの存在が、様々な理由で社会の底辺にいる受給者たちの、負い目を助長させている。

友人の住む公共アパートで、偽装離婚する夫婦がお互いに受給していて、選挙活動はいっぱしのことをやっている。資産の確認や障害の確認までやっているのか疑問な例は少なからずある。

生活保護制度は、いったん受け取ると就労意欲のない若者のふがいなさを増大させる作用もある。何らかの理由を意識的につけたり、雇用者に解雇されるように、恣意的な行為も平然と行われている。

生活保護制度は、数少ない我が国の古くからある、誇れるセフティーネットである。悪用する人たちへの警告もあり、片山議員のような一方的であるような発言でも構わない、警告の意味でもこうした摘発はやるべきである。

私はこの芸人を知らないが、ビンボーを売り物に、お笑いのネタにして稼いでいるらしい。ならば余計のこと、追徴金も含めて検討するべきである。

最低で文化的な生活は保障されなければならないが、法も維持されなければならない。

コメント (1)
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