「ウソアベアソウ」とはよくできた回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)である。財務省の報告内容は、明らかに安倍晋三が、「関係していたら、総理も議員も辞める」と息巻いた翌日から、佐川宣寿の支持で改ざんが始まっている。誰が見ても総理に忖度していることは明かである。麻生は、「それが判れば苦労はない」と嘯いている。国民はみんな分かっている。これだけの事実を並べていながら、しらばくれているのは、政権にしがみつきたいだけだろう。それぞれが祖父に戦後日本をアメリカに従属させる道を開いた総理を持つ。
刑事ドラマのコロンボならこれで終わりである。コロンボに証拠を並べられて、犯人は項垂れて犯行を認める場面である。安倍晋三にはそうした場面がこれまで数多くある。最高権力者の本人が認めないために、一般ルールの適用を拒んでいるのである。野球であれば、すでに3アウトでチェンジであるが、安倍晋三は4アウトどころか6アウトになっても、根拠もない理由を並べてなお打席に立ち続けている。
これまではしっぽ切りで切りぬけてきた。今回はそれが盟友の麻生太郎であるから、切ることもできない。第一疑惑の中心は自分である。しかも、配偶者と腹心の友を法の裁きを与えなくてはならなくなる。なんとしても事実を拒否し続けるしか、安倍晋三には道がない。
これまで近親者優遇の政治をやってきたツケである。他人を信用できないのである。閣内なら一定の理由はあろうが、党内でも異論者の存在を認めない。自民党は多様性をなくし膠着した政党になった。これも党の事情があるだろうが、安倍晋三は国会内でも異論を認めない。多様性こそが国会の本質でもある。
その元凶はこそが、ウソアベソウである。
刑事ドラマのコロンボならこれで終わりである。コロンボに証拠を並べられて、犯人は項垂れて犯行を認める場面である。安倍晋三にはそうした場面がこれまで数多くある。最高権力者の本人が認めないために、一般ルールの適用を拒んでいるのである。野球であれば、すでに3アウトでチェンジであるが、安倍晋三は4アウトどころか6アウトになっても、根拠もない理由を並べてなお打席に立ち続けている。
これまではしっぽ切りで切りぬけてきた。今回はそれが盟友の麻生太郎であるから、切ることもできない。第一疑惑の中心は自分である。しかも、配偶者と腹心の友を法の裁きを与えなくてはならなくなる。なんとしても事実を拒否し続けるしか、安倍晋三には道がない。
これまで近親者優遇の政治をやってきたツケである。他人を信用できないのである。閣内なら一定の理由はあろうが、党内でも異論者の存在を認めない。自民党は多様性をなくし膠着した政党になった。これも党の事情があるだろうが、安倍晋三は国会内でも異論を認めない。多様性こそが国会の本質でもある。
その元凶はこそが、ウソアベソウである。