そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

意外と早く本性を現し始めた菅義偉

2020-10-01 | 石破茂

薬がよく効いたと安倍晋三は言うけれど、詐病の疑いは拭いきれていない。辞任公表前日も翌々日も牛肉が入ったフルコースを完食している。そんな簡単に治る病気ではなく、10年来抱えているならひょこひょこ人前にでてくるようになるとは信じ難い。
確かに疲れた表情ではあったが、嫌気がさしたのであろう。首相の座を引けば、司直の手が入ると思われることがいくつもある。岸田に禅譲の態度を示しておきながら、より従順な菅を候補にした。
思った通り菅は決められた道を歩き始めたが、報道は菅の取り組みばかりを優先的に報道する。加藤官房長官横柄極まりない態度である。
<政府から独立した立場で政策提言をする科学者の代表機関「日本学術会議」について、同会議が新会員として推薦した候補者6人を菅義偉が任命しなかった。「学者の国会」と呼ばれ、高い独立性が保たれる学術会議の推薦者を首相が任命しなかったのは、現行の制度になった2004年度以降では初めて。1日に会員(210人)の半数が改選され、新たな任期が始まった。
政府は拒否した理由を明らかにしていないが、任命されなかった候補者の中には、安全保障関連法や「共謀罪」を創設した改正組織犯罪処罰法を批判してきた学者が複数含まれている。学問の自由への政治介入との見方が広がっている。
日本学術会議法は「優れた研究業績がある科学者のうちから候補者を選考し、首相に推薦する」とは言うに及ばず、定めている。この推薦に基づいて首相が任命する仕組みだ。>毎日新聞
いよいよ思想統制に入った感じがする。選別拒否された学者の3人が学問への不当介入と抗議をしている。政府の意向に反する人たちを排除する狭量な指導者は歴史上少なからずいるが、公文書の破棄や改ざん隠匿も同じ思想である。このような権力者は、決まって国家に従順な国民短縮化を目指す。
推薦から外された松宮孝明立命館大学教授は2017年、改正組織犯罪処罰法に関する参院法務委員会の参考人質疑で同法を批判した。毎松宮氏は「形式上の任命権者は首相だが、学術会議の推薦基準は学問の業績だ。これは学問の自由に対する介入だ」と語っている。
加藤幹事長は、6人を任命しなったことについては、何ら法制度には触れるものではない推薦しなかっただけだと、横柄な態度で説明しただけである。学問の場からも自由をはく奪しようとする、菅内閣の蛮行といえる。
加藤官房長官は、前任の官房長官よりもっと厳しく切り捨てる。森友加計学園はいうにおよばず、100名の弁護士が告発している桜を見る会について、再調査などは全く考えていないとつっけんどんない。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港