そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

中曽根の葬儀を内閣・自民党合同葬にして1億円国費(即ち公助)で賄う貧困な精神

2020-10-04 | 石破茂

昨年11月に天寿を全うした中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が17日に行われる。11か月後のボケたような話である。勝手にやれば良い。これこそ自助であろう。
このバカげた葬儀に9600億円も今年度の一般会計予備費から支出される。どう見ても内閣と自民党が行う行事である。菅義偉は公助にするならその理由を説明しなければならない。あなた自助がまずなければならないといっていたではないか。勝手にやるのだから自助以外は考えられない。これでは国へのたかりである。
これには裏がある様で、安倍晋三の祖父A級戦犯で昭和の妖怪と言われた岸信介の葬儀を国費で行うことが出来ず、中曽根康弘が内閣・自民党の合同葬を強行した経緯がある。安倍が菅を通じて、お礼返しをやったのである。国費で。つまり税金で

そもそも中曽根康弘はないをやったか。海軍上がりの元将校は、日本を不沈空母と口走ったこともあった。慰安婦問題が騒がれるようになると、急に黙しているが慰安所建設を多く手掛けたと自慢していた。
しかし原発・消費税・国鉄民営化などどれをとっても、次世代が夫雄遺産として追わなければならないことが、余りにも多い。特に国鉄の分割民営化は嘘ばかりで国民を騙したことが解っている。消費税も原発も同じである。
冷戦終結を受けてレーガン・サッチャーを先頭にした、新自由主義を掲げ一次産業の衰退を促進させた。根幹にあるのは海軍時代に培われた皇国史観に根差す、ナショナリズムである。
その中曽根康弘でさえ手を出すことがなかった、日本学術会議に菅義偉は手を出してきたのである。余程事自民党は右傾化してきているといえる。菅は官房長官として、集団的自衛権行使容認を合憲だという学者はあまたいる、などと言ったがやっと見つけたのが3人であった。95%以上の憲法学者は違憲判定であった。そのメンバーに倍返しをやった。ここは恩返しの逆である。あまりにもご都合主義、身勝手な菅義輝である。
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