関西・大阪万博の経費がこの先どこまで伸びるのか良く分からない。それらすべてが、大阪維新の会の夢洲でのカジノ建設への露払いである。ともかく政府要人を納得させ計画だけを通し招致を成功させた。十河国鉄総裁が創った方式である。具体的には、安倍晋三に菅義偉に橋下徹と松井一郎がねじ込んで、関西・大阪万博を国に誘致させたのである。半世紀前の東京オリンピック、大阪万博の幻影を重ねた、内実とても乱暴な計画であったといえる。
このいい加減な計画は、権力さえあれば何でもできると平然と述べた、安倍晋三が日本の政界に残した文化である。
大阪万博の費用計算がいくらやっても解らない。確かな数字が当初計画の1850億円以外は、隠されて隠されて上の発表に市民が独自に行った摘発など加えるととてつもない数字になる。それに周辺のインフラ、手藤堂や道路や水道管も作り直さなければならない。今のところザッと見積もっても、8000億円になる。多分1兆円になるだろう。因みに愛知万博は、2200億円の計画でその通りの経費で済んでいて、140億円の黒字を出している。
万博跡地の夢洲に賭博場(カジノ)作るころには、数十センチの地盤沈下が起きると予測されている。カジノとの契約書には、設置した大阪府が対応することになっている。
安倍晋三のコバンザメ世耕弘成は、1000万円超のパー券裏金作りを渋々認める発言をし、「責任の一端を感じている」と語った。何を言っているか正確に解説すると、『私はやりましたが、皆もやっている』という意味である。
皆やっている、俺だけではないという、政治家として極めて低廉な人物が、参議院参院幹事長までやれるのは、安倍晋三の庇護があったおかげである。
裏金工作をしていた議員を更迭などではなく、公民権剥奪して罷免せよ!
中学で習う三権分立を知らなければ、杉原千畝も知らないし、エンゲル計係数についても無知であったり・・・(も、いいか)程度の学力の配下に収まる輩が政治の劣化、金目当ての政治をやろうとしている。彼らは安倍同様に、何が悪いのだという感覚しかない。安倍晋三の遺物である。安倍晋三を国葬した過ちを反省せよ。