そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

森友学園問題の主犯は安倍昭恵である

2020-07-15 | 森友・加計問題

森友学園に国有地をほぼ無料で販売した主犯は、安倍昭恵である。事件は単純である。籠池が極右翼の小学校の設立に動いていることに感銘し、積極的に支持を行った。夫の晋三にもそのことを伝え、認可されれば「安倍晋三小學院」と命名する予定で、看板まで作っていた。
籠池は安倍昭恵を名誉学園長に指名し、学園は園児に暗記させた教育勅語でこれに応えている。安倍昭恵は総理からですと、100万円の寄付まで行っている。
総理府人が関係していることを知った木っ端役人たちは腰を抜かすくらいおどろいたに違いない。中央の高級官僚を引き連れて、「いい土地なので進めてください」と言われ、忖度の限りを尽くした。籠池園長は、神風が吹いたとまで国会喚問で述べている。
軽く考えていた安倍晋三は国会で問われ、「妻や私が関係していれば、総理大臣も国会議員も辞めるということだけははっきり申し上げておきたい」と、2017年2月17日に答えている。すべてはここから始まった。その一週間後、佐川宣寿は交渉に関する文書は破棄したと国会で述べている。改ざんが間に合わなかったので時間稼ぎ発言である。
「僕の雇用主は国民です」と、国鉄から転職したノンキャリアの、赤木俊夫氏は普段から述べている。赤木俊夫氏は、安倍発言の9日後の2月26日の日曜日に上司に呼び出され、森友関係の公文書の改ざんを命じられた。その一月後から、良心にさいなまれた赤木俊夫氏は体調を崩し始め、5か月後にうつ病になった。改ざんは安倍昭恵に関する個所や交渉過程の部分など、300か所を超えた。
このことだけでも犯罪行為である。しかし、改ざんの関わった職員は赤木氏を除いてすべての職員が転勤した。栄転である。一人残されたノンキャリアの赤木氏は、すべての責任を負うことになると悩み通し、改ざん指示から一年後の3月7日に自室で命を断った。
今日、赤木俊夫さんの妻雅子さんが、夫が自殺した理由を知りたいと、国と佐川氏に対して損害賠償の訴訟を行った。記者会見で雅子さんは総理に対しすべてが変わったあの時の言葉を言えますかと問いかけている。
敏夫さんが亡くなった日、弔問に訪れた財務局職員の上司は手記がある事を知り提出を求めた。手記を公表しなければ、財務局で働かせるようにしてやるとも述べたという。改ざんの重要性がこの発言からうかがうことができる。。
雅子さんは、改ざんが何故行われたのか知りたい。誰の指示で行われたか知りたい。現在まで改ざんについて誰一人として職員は発言していないが、改ざんを嫌がっていたのは赤木氏だけではないはずである。真実を明らかにして、今後公務員がこのような改ざんをしないようになればとも述べている。

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