そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

何のための稲田朋美の靖国参拝か

2016-12-29 | 教育勅語
稲田朋美防衛大臣は29日、就任後初めてまた防衛大臣としても初めての靖国神社参拝し、「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べた。中国や韓国が反発することをわかっての参拝である。挑発しているとしか思えない。この言葉は空々しい。
前日に稲田の後見人の安倍晋三にくっついて行ったハワイの真珠湾慰霊セレモニーで述べた安倍の不戦の言葉を、これまでの言動から見ると、稲田は許せなかったのである。突然の稲田の行動を安倍もノーコメントと答えている。
閣僚などの靖国参拝をアメリカは歓迎していない。ウルトラ右翼の稲田の靖国参拝は、せっかく真珠湾で日米同盟の強固な関係を築いたというセレモニーに冷や水をかけるものである。
そもそも、靖国神社は宗教施設であり、国家の行政のトップが参拝することは憲法違反である。宗教施設といっても、戦前の国家神道における軍国主義を代表する軍事的な宗教施設である。不戦の誓いを受けるところなどではない。
稲田は終戦記念日に参拝しなかったのは、自説を曲げる行為であると、民進党の辻本清美に突っ込まれ涙ぐんだ。その帳尻合わせに、安倍も休む暮れのこの時期を選んだのであろう。私的信条を封印できないのであろう。上図のように、成長の家の経典を妄信する稲田は戦争を霊魂の進化と本気で捉えているのである。政治家として極めて不適格な人物といえる。
稲田は霊魂が進化して戦争で国家によって命を奪われた兵士たちのために、靖国に参拝せざるを得ないのである。国家に裏切られたり、あるいは国家を裏切った戦犯たちが、死後どのように霊魂が進化したのか聞いてみたいものである。その一方で政治家になり、夫に兵器産業の株を買わせてたんまり儲ける、稲田のような守銭奴のカルト人物は国家を語る資格すらあるとは思えない。


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4 コメント

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Unknown (タンケ)
2016-12-30 07:52:17
本当なら戦犯として処刑されたはずのキシの孫で、思考もできずその思想を引き継ぐどうしようもない人物アベシンゾが政権握っている異常国家が日本である。その閣僚のイナダなので当然だろうが、戦争を美化し促進させるような思想の人物を据えておく日本という国には改めて驚きと怒りを覚える。こんなのが我々の祖国だとは。しかもイナダは庶民の事など考えない。考えているのは自分達支配者権力者のことだけだ。

シンゾもイナダもこのような思想ゆえに閣僚どころか政治屋としても不適格なのに、罷免もされずのうのうと権力の座に居座り続けているのだから、実に恐ろしい。日本とは一体何と言う国なのだろう。
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Unknown (きなこ)
2016-12-30 09:36:46
「責任は私にあります」と、南スーダン駆けつけ警護のときだったか、言いましたよね、
具体的に、どう責任をとってくれるのか(?_?)、ずっと、気になっています「(゚ペ)?
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きなこ様 (そりゃないよ獣医さん)
2016-12-30 17:57:47
「責任は私にあります」は、事後問われるフレイズのように思われがちですが、事前の姿勢のあり用か向き合いこそが重要だと思います。事件後にとる責任は、辞めるだけではないかと思います。それすらしない現職の閣僚があまりにもおすぎます。
役職に対して専門知識がないばかりか、基本的な官僚としての対応すら稚拙なことが多い。首相が、自らの思想信条を追に近いものを選択する結果、閣僚たちもこれでいいのだと思ってしまっているのです。
責任は事後ではなく、事前の中にこそあるはずです。
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Unknown (きなこ)
2017-01-02 04:55:51
・「責任は私にあります」は、事後問われるフレイズのように思われがちですが、事前の姿勢のあり用か向き合いこそが重要。
・役職に対して専門知識、基本的な対応
・責任は事後ではなく、事前の中にこそあるはず
なるほど!名言ですね!

個人的にですが、昨今のおバカ礼賛♪頭カラッポのほうが夢詰め込める~♪というアニソンはダメですね×
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