そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

脱原発2題、デモとシンポジュウム

2011-09-19 | 原発と再生可能エネルギー

北九州市で原子力学会が開かれた。福島原発事故から初めての、学会である。色んな意味で注目された。

学会では、反省意見が相次いだ。「原子力学会は事故と向き合い、解決に向けて最大の努力をしなければならない」や「原発神話を作り上げることに手を貸してこなかったか」とか「本格的な原子力安全の取り組みを避けてきた」などと、これまでには考えられなかったような発言が相次い だ。

日本の原発は、正力松太郎が学者たちを、金で封じ込めて政治主導で推002進してきた。学者や研究者たちは、原発推進派から、無視されて、海外技術を丸のみする形で建設されてきた。

今回のシンポジュウムで出された多くの意見は、研究者たちの健全な意見であったと評価していいだろう。

又、19日には大江健三郎たちが呼びかけた、東京都内での反原発デモは、3万人近く集まった。大成功と言えるであろう。マスコミの報003道の扱いは低いが、組織されずにこれだけの人たちが、真剣に原発を考えるようになったのである。

視点は多少異なる人たちの集まりかもしれないが、思い思いの反原発を訴えていた。

今日の二つの出来事を見ていると、もう再度原発へとはこの国は走ることはないだろう。少なくともそう思いたいものである。


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2 コメント

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北海道では3万人と報道されたのですか? (カネコ)
2011-09-20 19:26:29
北海道では3万人と報道されたのですか?
5万人はいたはずです。主催者発表は6万人です。

まさかと思いますが泊を動かすために少なく伝えているのでしょうか?
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報道は2万6千人としています。 (そりゃないよ獣医さん)
2011-09-20 23:39:01
報道は2万6千人としています。
報道は警備の方の数字を使う。
親切な報道でも、「主催者発表では・・」と言うのがせいぜいです。
少なく伝えようとする意志は、報道側が持っていることは事実です。
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