そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

石原慎太郎は強盛大国を目指す

2012-12-13 | 朝鮮半島

北朝鮮が「人工衛星と称する事実上のミサイルを発射」した。失敗するのでないかと思われた、ミサイルは思ったよPhoto_3り精度が高かったようである。事実、人工衛星は地球を回っているようであるが、メディアは事実上のミサイルと表現している。

世界最貧国の新しいボッチャマ指導者が、なぜ1年に2度も800億円もするミサイルを発射するのだろうか? 答えは簡単である。2012年から強盛大国を目指すとした、お父うちゃまの遺訓の実行である。今月は命日でもある。

強盛大国とは、思想・政治・軍事・経済を強くするとする、実質軍国主義国家のことである。これはどこかで聞いたことはないか?

石原慎太郎が、これまで盛んに言ってきている内容に、ぴったり符合する。核兵器を持たないから、他国にバカにされるのだ、アメリカに頼ることになり言いなりになるのだと。

思い起こせば、彼は1932年(昭和7年)生まれである。この男が尋常小学校に入学した時は、最も軍事大国として勢いがあった。この男は、皇国史観に教育され軍事大国日本の世界制覇を、頭から叩き込まれたのであるPhoto_2

その後、慎太郎軍国少年の願いもむなしく、鬼畜米英に敗北するのであるが、彼はこの時の思想を、齢80になっても披歴し展開しているに過ぎないのである。

石原慎太郎こそは、現代の日本を強盛大国・軍事大国へと導こうとしているのである。憲法を破棄して国軍を持つことが、この国を強くするというのである。庶民の目線もなければ、国民の生活もない。北朝鮮の強盛大国そのものである。

敗戦国日本の反省もなければ、21世紀の世界が均一化しつつあるにもかかわらず、いまだに中国を「シナ」と卑語を使って呼ぶ石原は、戦前の軍事教育の、優秀な落とし子と言える。

こうした時代錯誤も甚だしい男の言葉は、勇ましく歯切れがいいので国民が錯誤するのであるが、実態は強盛大国の実現に他ならない。

石原は、憲法のためなら自民党とも手を組むと、改憲論者の安倍晋三に手を差し出している。公明党と手を切ってこいと言っているのである。急速な右傾化で、この国が危なくなってきている。


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2 コメント

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通りがけ様 (そりゃないよ獣医さん)
2012-12-14 17:44:29
通りがけ様
意味不明の内容と判断し、削除しました。
自分の書いていることを、自分なりの目線で構いませんから、勉強し精査してから投稿してください。
そうした文章がきたら削除しません。
ご了解ください。
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改めて、誤った内容の教育で、子供を洗脳すること... (しんきち)
2012-12-14 16:36:09
改めて、誤った内容の教育で、子供を洗脳することが、その本人の一生を台無しにし、その本人のみならず、いかに後世にまで有害な結果を招くかという、生きた標本のような人物ですね。石原慎太郎氏は。そう考えると、彼もその被害者のひとりと言えるかもしれません。
気の毒にさえ思えてきます。

しかし、その誤った教育の呪いが、今の、そしてこれからの日本社会のみならず、東アジアはじめ世界に深刻な悪影響を与える可能性を考えれば、そうも言っていられません。

安倍晋三や自民党に権力を握らせ、彼らがまた当時と同様の歪んだ教育を強行し始めたら、とんでもないことになります。また同じ失敗をすることになります。また安倍や石原氏のような失格人間が生まれることになります。
彼らのインチキ教育改革実行を絶対許してはなりませんね。

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