そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

金で票が買え国政選挙に勝利する、なんという「民度」の低い国家か

2020-06-20 | 民主主義

日本人がコロナ対策について、「日本は「民度」が高いからコロナ禍の死亡率が低い。」と、麻生太郎は言い放った。そもそも民度とは何か。Wikipediaによれば「民度(みんど)とは特定の地域・国に住む人々の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、行動様式などの成熟度の程度を指すとされる。」とある。良く判らないが、この言葉を公に初めて公に初めて使用したにが、石原慎太郎である。幼児期軍国主義を叩きこまれた男の発言である。民度は民族主義者がよく使う、愛国心を鼓舞する言葉といえる。
麻生太郎のコロナ発言はレベルが低く、何を根拠にしてたのかもわからない。知的水準や教育水準や文化水準が高いかどうかは、政治に端的に表れよう。そう考えると麻生太郎や安倍晋三が知的水準が高いとはとてもじゃないが恥ずかしくて言えない。ゴルゴ13を根拠に説明したり、中学程度の識字力もない政治家に、民度などといえるものもない。なんという民度か。
安倍晋三が忌み嫌う溝手顕正を蹴落とすために、安倍晋三は側近中の側近の河井克行の妻に1億5千万円もの選挙資金を渡した。安倍晋三、菅義偉、二階俊博、河野太郎などと大物を送り込んでいるところだけでも、相当なテコ入れをやったといえる。安倍晋三などは自らの事務所の秘書を数人送り込んでいる。悠々当選すると思われた実績もあり広島県民の信頼も厚い溝手顕正を落とすための安倍晋三の怨念である。それを叶えてくれたご褒美を河井克行は法務大臣というポストとして頂いた。なんという民度か。
馬鹿々々しいのは、金を配れば当選できるこの国の民度の低さである。二階俊博は広報活動に使うと思ったというが、言い逃れにしては底が浅い。河井克行法務大臣は10万円単位で、権利会議員や町村議員や首長に封筒に入れたお金を手渡ししている。金で依頼し、金で動く。なんという民度か。
河井克行が妻の選挙でウグイス嬢に法手を超ええる手当を出したという微罪が報道されると、せっかくいただいた法務大臣を50日で辞任している。その時安倍晋三は、「任命責任は私にある。襟をただす。」と述べている。今回夫婦で逮捕される前代未聞の珍時でも安倍晋三は、「任命責任は私にある。襟をただす。」と全く同じことを述べている。責任があるなら、責任を取るのが政治家の取るべき態度である。国家の最高権力者がこんな程度でしかない。なんという民度か。
この一連の溝手顕正落選劇のシナリオは、側近をお友達だけで固めたい狭量な安倍晋三が描いたシナリオである。日本はこの程度の民度。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-06-20 23:44:22
民度が低い国家だねえ。
だからどうしょうもない安倍さんが8年近くも総理の座に居座り続けることが出来るのだろう。
大阪では非民主的集団の維新が圧勝するのだろう。
どうしょうもないねえ。
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