
航空自衛隊三沢基地最新鋭ステルス戦闘機F35Aの期待がレーダーから消え、太平洋で墜落した。岩屋防衛大臣は早々にこれを墜落事故と防衛大臣が発表した。破損した期待をまざまざと見せていたのにオスプレイなら、”不時着”と発表したが、原因も場所も特定されない状況で、早々と”墜落”宣言である。F35としては初めての墜落事故である。しかもパイロットの脱出装置も機能しておらず、救難信号も確認されていない。
ステルス機の機影がレーダーでどれほど確認されてるのかは知らないが、確認されていること自体が驚きである。訓練であるから確認の必要があっての対応ができたのであろうか。
この対ら機事故で気になるのが、NHKの報道である。NHKは一貫してF35という表現しかやっていない。政府は垂直着艦ができる、F35Bの購入を目指している。104機という天文学的数字は、実質空母溶かした日本の艦船に搭載するのでF35Bの機能が問題なのである。Bについては、オスプレイ同様に垂直着艦という他にない機能を持つために、いまだ未完成なのである。
戦闘機F35Aは多機能で事故も少ないが、垂直着艦のF35Bは別である。しかも価格が、一機145億円とも言われていて、104機の爆買いである。報道もF35は100億円というのが多い。日本を軍事要塞化を目指す安倍政権にとて、目隠ししてもらった格好といえる。防衛大臣の岩屋毅氏は野党時代に民主党政権に、外国から購入する防衛品しかもFMSでの購入への疑問を民主党政権に追及していた。この人は何なのだろう。
防衛大臣のとっさの対応と墜落発言が奇異である。