ある編集ボランティアでのこと。
「どうしたら、手にした人が読みたい文章になるか」
「表現がまどろっこしくて、興味が失せるのではないか」
「でも、現地で仕事をしてきた人は、きちんと伝えるべきだと考えるから、つい全体説明的になって…」
私が加入してから日が浅いけれど、いつも、いつも挙がってくる課題。
「冊子完成後に、執筆者と担当編集者が、該当記事ができあがるまでの感想コメントを、表にして残したらどうですか。
漠然と問題を話題にして時間をつぶすより、どこに改善点があるか(第1原稿が遅い、とか、相互連絡が取れなかったとか)、快く仕事ができたとか、後に残り、次の参考になるではないですか」
ということを話したのだけれど、全員から、やんわりと総スカン。
「(本業の)仕事でも細かくチェックされたりして、人間関係がギクシャクしがちなのに、ボランテイァでまで評価されたくない」
「一生懸命することもあれば、時には手を抜くこともあり、それぞれだから、そこまでは…」
「いままでも、反省会の発言として文章に残してあるから、これまでどおりで…」
「う?」
-私的には、事務的な文章なので、いまいち興が載らなくてゴメン-
-忙しくて、執筆者とのやり取り回数が1度だけでした-
-予定字数の数倍の原稿を「あとは適当にお任せ!」って渡されて、編集担当が枠に収めたところで、執筆者から不満の声が出て―
なんていう、マイナスコメントがあっても、今後の貴重な資料になるのに、と思うのだけれど、皆さんの感想としては、それがマイナスの人事評価のイメージとなるようで、いやだというのです。
「そこまでして、人間関係が気まずくなりたくない」らしいのです。
私の感想?
おんなじ反省を繰り返したくないな。
おんなじ反省が繰り返されるのであれば、何故そうなるのか、原因を見つけて解消したらいいのに…。
実際の問題となると…
…そういうものだったのですね。
幸いにして、私は少人数の信頼できる職場にいるものですから、咄嗟に気づかない感覚でした。
こうしたら改善できる、こうしたら漏れることなく作業内容が一覧できる、パソコンが職場に入ったことで記録を残すことがずいぶん役に立っている昨今だと思っていたけれど、評される立場にいる人たちとは微妙に受け取り方が違っていたことに気づきました。
私的には、かかわるからには楽しみたい、魅力的なものにしたい、せめて自分の担当の部分だけでも、いいものに…、なんて思っている。
…けれど。
ほかのメンバーも同じように前向きのはずです(ほぼ毎週、夜間7時から11時近くまでかかっているのですから)。
だのに、微妙な違い…、こんなものなのですね。
だから、きっと、昨夜やり取りされた、文頭のような反省的感想、問題点の指摘がこれからも続くのでしょう。
そういうことを学習した一晩でした。
「どうしたら、手にした人が読みたい文章になるか」
「表現がまどろっこしくて、興味が失せるのではないか」
「でも、現地で仕事をしてきた人は、きちんと伝えるべきだと考えるから、つい全体説明的になって…」
私が加入してから日が浅いけれど、いつも、いつも挙がってくる課題。
「冊子完成後に、執筆者と担当編集者が、該当記事ができあがるまでの感想コメントを、表にして残したらどうですか。
漠然と問題を話題にして時間をつぶすより、どこに改善点があるか(第1原稿が遅い、とか、相互連絡が取れなかったとか)、快く仕事ができたとか、後に残り、次の参考になるではないですか」
ということを話したのだけれど、全員から、やんわりと総スカン。
「(本業の)仕事でも細かくチェックされたりして、人間関係がギクシャクしがちなのに、ボランテイァでまで評価されたくない」
「一生懸命することもあれば、時には手を抜くこともあり、それぞれだから、そこまでは…」
「いままでも、反省会の発言として文章に残してあるから、これまでどおりで…」
「う?」
-私的には、事務的な文章なので、いまいち興が載らなくてゴメン-
-忙しくて、執筆者とのやり取り回数が1度だけでした-
-予定字数の数倍の原稿を「あとは適当にお任せ!」って渡されて、編集担当が枠に収めたところで、執筆者から不満の声が出て―
なんていう、マイナスコメントがあっても、今後の貴重な資料になるのに、と思うのだけれど、皆さんの感想としては、それがマイナスの人事評価のイメージとなるようで、いやだというのです。
「そこまでして、人間関係が気まずくなりたくない」らしいのです。
私の感想?
おんなじ反省を繰り返したくないな。
おんなじ反省が繰り返されるのであれば、何故そうなるのか、原因を見つけて解消したらいいのに…。
実際の問題となると…
…そういうものだったのですね。
幸いにして、私は少人数の信頼できる職場にいるものですから、咄嗟に気づかない感覚でした。
こうしたら改善できる、こうしたら漏れることなく作業内容が一覧できる、パソコンが職場に入ったことで記録を残すことがずいぶん役に立っている昨今だと思っていたけれど、評される立場にいる人たちとは微妙に受け取り方が違っていたことに気づきました。
私的には、かかわるからには楽しみたい、魅力的なものにしたい、せめて自分の担当の部分だけでも、いいものに…、なんて思っている。
…けれど。
ほかのメンバーも同じように前向きのはずです(ほぼ毎週、夜間7時から11時近くまでかかっているのですから)。
だのに、微妙な違い…、こんなものなのですね。
だから、きっと、昨夜やり取りされた、文頭のような反省的感想、問題点の指摘がこれからも続くのでしょう。
そういうことを学習した一晩でした。