深夜1時過ぎに、電話のコール。
50代夫婦にとっては、嫌なものです。
目が覚めたから「イヤ」
起きなくてはならないから「イヤ」
ではなく、深夜に電話を掛けてくるとは、「余程のこと」が身内にあったのかな、と一瞬考えてしまうからです。
ところが、受話器をとるとFAX。
今頃?誰?と思ったけれど、流れてきた用紙の端っこが見えて、ほっとする。
ボランティアの事務連絡の部類だったから。
そして、思った。
こんなに遅くまで仕事をしている彼女を「ご苦労様」と。
でも、いまどきの30代には、この時間に電話機を鳴らすことは非常識にはならないのかしら、とも。
そして、つい先日聞いた言葉「近頃の若い人は、軽い意味で言葉を使うから…」
を思い出して、コレも世代間ギャップと片付けられてしまう、私達世代が受け入れなくてはならない変化なのか、と。
ふーん。
と考えながら床に入る。
ぼんやりと私が小学校に入る前の記憶がよみがえる。
そのころ私の母は働いていた。
暗くならないと母は帰ってこない。
私は困っていました。
「夜にツメを切ると、不幸が起こる」と言い聞かされ、そうなりたくない私はどうしたらいいのだろう。
よその私みたい子供はどうしているのだろう。
私の記憶にある最初の悩みです(笑)。
勿論、今の私は、必要であれば夜でもツメを切っています。
子供の頃聞かせられていた「しきたり」はきっと電球も普及していなかった時、夜は家の中全体が暗かった時代に、「暗がりでの爪切りは危ない」ところから来た言い伝えなのでしょう。(※)
だから、深夜の電話コールも、時代が変わって、深夜残業もある時代だから、エチケットと考えられていたことにも、変化があって「無問題」なのでしょうか?
そんなことを、思い巡らしながら眠りに入った。
ひとまず「余程のこと」でなくて良かった、と思ったのは、確かです。
(※)私の子供時代、部屋の照明が、電球から蛍光灯に変化したことを覚えています。
12畳の広い部屋の真ん中に電球(光源)が一つだと、人が動くたびに周囲の壁の、人影も動いて、慣れてはいても、いい気分じゃなかった。
若い世代は、その感覚分からないでしょうね。
追記
土曜の午前にお詫びメールが入っていました。
彼女、深夜までかかったけれど、仕事を片付けて、土日の休日を確保したかったのでしょう。
期限のある作業で、彼女の気持ち、分かります。
が、こんな思いの行き違いに、「世代間の差」なのかと思ってしまうところ、わたしが歳を重ねたということでしょうか。
50代夫婦にとっては、嫌なものです。
目が覚めたから「イヤ」
起きなくてはならないから「イヤ」
ではなく、深夜に電話を掛けてくるとは、「余程のこと」が身内にあったのかな、と一瞬考えてしまうからです。
ところが、受話器をとるとFAX。
今頃?誰?と思ったけれど、流れてきた用紙の端っこが見えて、ほっとする。
ボランティアの事務連絡の部類だったから。
そして、思った。
こんなに遅くまで仕事をしている彼女を「ご苦労様」と。
でも、いまどきの30代には、この時間に電話機を鳴らすことは非常識にはならないのかしら、とも。
そして、つい先日聞いた言葉「近頃の若い人は、軽い意味で言葉を使うから…」
を思い出して、コレも世代間ギャップと片付けられてしまう、私達世代が受け入れなくてはならない変化なのか、と。
ふーん。
と考えながら床に入る。
ぼんやりと私が小学校に入る前の記憶がよみがえる。
そのころ私の母は働いていた。
暗くならないと母は帰ってこない。
私は困っていました。
「夜にツメを切ると、不幸が起こる」と言い聞かされ、そうなりたくない私はどうしたらいいのだろう。
よその私みたい子供はどうしているのだろう。
私の記憶にある最初の悩みです(笑)。
勿論、今の私は、必要であれば夜でもツメを切っています。
子供の頃聞かせられていた「しきたり」はきっと電球も普及していなかった時、夜は家の中全体が暗かった時代に、「暗がりでの爪切りは危ない」ところから来た言い伝えなのでしょう。(※)
だから、深夜の電話コールも、時代が変わって、深夜残業もある時代だから、エチケットと考えられていたことにも、変化があって「無問題」なのでしょうか?
そんなことを、思い巡らしながら眠りに入った。
ひとまず「余程のこと」でなくて良かった、と思ったのは、確かです。
(※)私の子供時代、部屋の照明が、電球から蛍光灯に変化したことを覚えています。
12畳の広い部屋の真ん中に電球(光源)が一つだと、人が動くたびに周囲の壁の、人影も動いて、慣れてはいても、いい気分じゃなかった。
若い世代は、その感覚分からないでしょうね。
追記
土曜の午前にお詫びメールが入っていました。
彼女、深夜までかかったけれど、仕事を片付けて、土日の休日を確保したかったのでしょう。
期限のある作業で、彼女の気持ち、分かります。
が、こんな思いの行き違いに、「世代間の差」なのかと思ってしまうところ、わたしが歳を重ねたということでしょうか。