日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ひとこと。

2012-07-09 12:01:05 | 私の雑感あれこれ
住宅街にしては広めの8m幅道路だけれど、一方通行のこともあって家の前は車の通行も少ない。
お向かいのお孫さんが中学生になったのか(もうそんな年齢にと感慨も!)、自宅の側壁を使ってソフトテニスの壁打ち練習をたびたびするようになった。テニス部に入ったのだろうな、ビシバシ音が響く。
あいにく、我が家の駐車場の前、でもある。

ワタシは困ったなー、と思った。
いいじゃないか、させておけば、と家人。
軟式ボールだから、車に当たっても、傷つくことはないか~。
でも、我が家は新車だし、ボールがぶつかり、拍子にラケットまで当ったりするかも、と気になる。

そんな日々が1、2か月程続いた。
ボールが車に当たっているところも1、2度目にしていた。
・・・。

ある日のこと、彼が壁打ちしているとき、彼の家族が車(ベンツ)で帰宅した。
彼は壁打ちを止めた。少し話を交わして、車は自宅車庫には入らず出発していった。
彼は、まだウチの車の前で壁打ちを始めた。
自分の家の車が停車しているときは、壁打ちはしていない。

ワタシは庭仕事で見えるところにいた。
壁打ちしている彼に言った。
「ウチの車にボールが当たらないように、気をつけてね」と。
彼は、ハイと返事をして、また、壁打ちを続けた。

考えてみれば、あれから、壁打ちの音は聞こえないような気がする。
自分の壁打ちを気にしている人がいることを思ってもみなかったのだろうな。
お祖父ちゃんのベンツにポールを当ててはいけないけれど、お向かいの新車は傷もつかなければ問題ない、と気にしていなかったのだろうか。まさか。

万一傷が付いたら、補償はしてくださる方たちだとは思う。けれど、そんなことで余計な気遣いはしたくない。
ワタシの思いを言おうか、言うまいか、思いめぐらしていたけれど、
「あのオバサン、僕がボールを多少当てても文句言わない人だ」という認識をしてもらっては困る、だから、伝えるとしたら今だ、と思って、前述のひとことを口にしたのです。

もう中学生だし、道路でテニスをするしないまで、こちらの感知するところではない。
ただ、ウチの駐車場の車にボールを当てないように、と。

こんなひとことを伝えるために、ワタシは気をもんでいた。
彼の祖母とは懇意だから、そちらにやんわり伝えようか、とも考えたけれど、
告げ口みたいな形を取らないで、本人に伝えて良かった、と少しすっきりしている。

社会を学んだかも。
もっとガナリ声を出す人もいると思うから。

勿論、車が出払っているときは、壁打ちいいんですよ。
道路でそれをすることが、危ないかどうかは別として。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挿し木から芽が・・・!

2012-07-09 07:10:34 | 庭 7月
6月10日に挿し木したアジサイ2本に芽が出ている。
柏葉アジサイと白いアジサイ。
イージーなやり方をしていたものだから、失敗、と諦めていたのに、小さな新しい葉を開こうとしている。白いアジサイのほうは、葉が落ちて茎だけが土に刺した棒のようになっていたのだけれど、小さなふくらみ(芽)がついている。
コレが育てることの醍醐味なのだろう、と思う。
広い敷地で、のびのびと育っているヒマワリの葉陰にひっそりと「ある」のだけれど、主(あるじ、笑)だけが知っている。
自分で作業したものじゃないと味わえない思い。
今まで、ワタシ自身がそっけなかった側の人間だったから、よくわかる。

マニュアルにしたがって挿し木した植物たち(ラベンダー、アジサイ、バラ)は、日陰で着々と時を送っている。
子育てが面白かったように、もう一度育てる面白さを味わえさせてもらっている。


余波として
困った~。
スケッチの時間がない。
セカセカした時間の過ごし方をしていると、沸々とした描きたい意欲までに行かないのだー。
いかに、時間をもてあましていたか、ということだろうか⇒自分



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする