日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

よりによって、携帯忘れて出勤。

2012-07-14 07:35:52 | 家族
帰ってから、早速チェック。10時前の受信。
「順調に育っていました」とある。
冷静沈着タイプ、というのか、マニュアル主義なのか、この週まではまだ不安定だから、両親以外には知らせたくない、と耳打ちされていた。
これで、入院中のおばあちゃんにも「オメデタ」を伝えることができる。ホッ。

3人兄弟の一番目で、理屈っぽいお母さんの子だったから、期待されて(※)、自立を当然とされて、育った子、でした。
(※)放任だけれど、でも出来ちゃうのが当然、というシチュエーションだったね~。
で、甘えるのが下手。
なんでも全部自分で調べてやる主義、だから手助けをしなかったし、求めなかった子です。
自宅から巣立つときの光景として、彼女は一人引越し便のようなものを頼んだのでしょう。
その朝、ウチの玄関ホールに、直方体の形に荷造りした荷物が積み上がっていました。
あまりに直方体なので「!」。
「だって、○×○×高さ△の空間が□円という値段だから、こうしておくと引越屋さんが便利でしょ」と。
それじゃ、この真ん中に収縮可能な物干し竿を一本、とワタシが差し込むと、「ありがとう」と。彼女の引越しでワタシが援助したのは、物干し1本を突っ込んだ程度。
長距離バスに乗り込むときも、見送りの私たちに「育ててくれて、ありがとうございました」って、頭を下げました。
アレから随分経ちました。
ようやく「お母さん」というポジションを味わう立場になりそうです。
子育てって楽しいよ、と、それが、近い未来のママに送る言葉です。

そういえば、幼稚園まで「ママ、パパ」といっていたのを、「ママ・パパ」は変だから、これからは「お母さん・お父さん」と呼ぶことにする、と宣言して、変えたのも彼女。

ものが豊か過ぎる時代、ものがないことも、子供の知恵を育てるのには大事だからね、といったら、
「判ってるー」といったけれど、与えられるのにガマンさせるってのも、キツイんだよ(笑)。

まずは「順調」でめでたい。



コメント (2)
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