日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

映画「あなたを見送る7日間」を観る。

2016-01-25 08:46:11 | 映画・テレビドラマ・音楽
WOWWOWで。
我が家の冬の夜長は映画三昧です。

「あなたを見送る7日間」



トーンは地味目なのだけれど、見終わったら滋味あふれた映画だったと思わせられる。

父親の死後7日間を喪に服す、それがユダヤ教徒のしきたりだと母親が言い出して、それぞれの生活を抱えている4人の兄弟と母親が、5つ並んだ椅子で時間を過ごす。
その間の顛末が、テンヤワンヤ、盛りだくさんに展開するのです。

かつて過ごした家に、大人になった4人が揃うのですから、妻や子を連れていたりして、満杯状態。
母親は次男の都会のマスコミ会社に勤務するジャドに、あなたはここに寝てね、言います。
狭い場所にギリギリに広げた簡易ベット。
他の部屋は、みんなに割り当てて、一人で帰ってきたあなたは、ここで我慢して。
どうしてもこの7日間は全員でこの家で過ごしたいのよ、と。

とりとめもないシーンなのだけれど、そこが一番、今の私に引っかかった。
巣立ってしまった子供たちだけれど、母親の中には、かつての姿が走馬灯のように残っている。家の中が満杯になるだろうけれど、みんなより集まっている状況を実現したい、母親以外はそんなことの重要性などちっとも感じないし、めんどくさいだけかもしれないけれど、母親にとっては大切。
親子なんて、ちっとも分かり合えない。
だけれど、母親のその無理強いにしたがってくれた子供たちの鷹揚さが、素敵に思えました。そんな場が作られたからこそ展開した兄弟間のシンパシーも見せてくれて、ハートウォーミングな映画でした。


土曜日は、久しぶりにリアル映画館にもいきました。
今年1月封切映画「人生の約束」を見ました。
日本の映画だな、と思いました。
メインの筋(主題)だけを追いかけて展開していくので、生活感が欠落しているような感じがしてしまうのです。





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冷え込みのさなかに。

2016-01-25 06:58:36 | 庭 1月
日曜は日中も温度がちっとも上昇する気配がなく、庭に出る意欲が今一つわかない。

でも、でも、と一念発起して、金曜に買ったビオラの植え付けの続きを少しした。

このビオラ1ケース28ポットを庭のあちこちに植えているわけです。
白い花をつけるノースポールとコラボしてもらおうと、こぼれだねから成長し始めているノースポールの苗と併せたりしています(脳内では、春の光景が出来上がっているのです。苦笑)。




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