日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

小ミスがあったりして、あまり効率が良いとは言えない。

2016-12-18 20:46:16 | 私の雑感あれこれ
午前中、土を買いに園芸店へ。ハボタンも28本ケース買いし、寄せ植えなどを作る。

バラはまだ咲いている。剪定、鉢の土の交換などの仕事はあるのだけれど、スケジュールとしての仕事はお正月明けにすることにしている。

バラ写真の最後になるかな?
アブラハムダービーです。細い茎なのに花弁が多くてうつむいてしまいます。


師走のブラックティーは魅惑的な色です。


ブラキカム。開花期間が長くてお気に入りなのですが、なかなか繁茂しません。


アングロステンマ(左)とニゲラです。種から育ててここまで来ました。




今日、園芸店でニゲラの苗、ワスレナグサの苗が78円で販売されていました。

両方とも、植える場所がなくて困るほど苗がいっぱいあるのですが、、、。


■ 夕食後に、ハンバーグを21個焼きました。ひき肉750グラム使用。無農薬栽培の玉ねぎがあることから、年末に孫たちが来たとき用に冷凍保存しておき、食べるときに好みの味付けにしようと思います。これがあると、ご馳走が大人バージョンになっても、+ハンバーグがあると思うと心強いのです。孫たちは、まだまだちびちゃんですから。






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先週はNHKの「東京裁判」を4夜連続で観ました。

2016-12-18 05:25:14 | 映画・テレビドラマ・音楽
月曜から4夜連続放映のものを録画して、火曜から金曜までの4夜連続で。

残されている当事者、関係者の書簡、日記などにも手厚く当たったうえで、誠実に描こうとしているドラマ仕立ての作品でした。

裁判官(判事)は11名。

イギリス、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、ソ連、フィリピン、インド、オランダ。

それぞれの国の俳優さんが判事役を務めました。

今はまだドラマを見終わって間もないので、それぞれの裁判官がどういう立場、どういう主張を取ったのか、覚えています(あくまでドラマを通してですけれど)。

戦争犯罪を裁く、それも「平和を犯したの罪(侵略をした罪)」に問われているA級戦犯を被告人としてです。

※ まったくお恥ずかしいことですが、5年ほど前までの私は、A級戦犯というのは、B級、C級よりも重い罪(残虐な罪)を犯した人たち、という軽重で捉えていました。

この問われている罪というのは、終戦になるまではなかった法に基づいての罪なのです。

「事後法で処罰を下すべきではない」というのが、インドのパル判事の一貫した見解。オランダの判事もその立場の支持派です。

イギリスの判事たちは、頑として極刑もありのジャッジをすべきだと多数派工作に入ります。

その前年にあったドイツナチスの戦争犯罪人を裁いたニュルンベルグ裁判との整合性を損なってはならない、というのがなんとしても貫きたい。「事後法で処罰を下すべきではない」という法律家のセオリーを通しては、ナチス撲滅を意図した裁判にクレームが入ったら大変、という配慮があるのです。

長らくヨーロッパの強国はアジア、アフリカを植民地として、搾取の限りを尽くしてきているという現実があり、日本もヨーロッパに倣って、資源を求めてフィリピン、ジャワを勢力圏にしようとしていった。判事たちの母国の多くも植民地経営をしている国々です。

植民地の人たちのことを考えて植民地政策がなされることはなく、統治国の利益を目的としているのが事実だ、というきれいごとではない話も出る。

日本が、フィリピンや中国で犯した行為は罰せられなくてもいいのか。

その残虐な行為を罰するのであれば、現実の行為に即して判断するB級裁判でいいのではないか。敢えて「平和を犯した罪」というくくりである必要があるのか、という展開です。

この裁判が行がれている時代というのは、インドはまだ、イギリスからの独立の紛争の最中。中国も国の中で共産軍と国民軍が争っている状況です。

法律家としては、法に則って、判断したい。

そういう意見が戦わされた世界を、ドラマという形で見ることができて、収穫でした。

結果的には多数派(ニュルンベルグ裁判の判断を揺るがす事態を避けた)側の意見が通って、7人に極刑、他の人にも刑事罰が科された。

11の国から、(多分より抜きの)法律家が集まって、法律というアイテムを介してやり取りできる。

食べるもの、着るもの、住んでいる環境、それらが違っても、「法律」という道具は、通じるのだということに感慨を受けた。

もちろん、インドやオランダの判事には、多くの不本意が残っただろうし、裁判長のオーストラリアのウェブ判事からも、判決とは別の意見書を提出している。

結果、多数決が通ることになるのだけれど、ドラマでは、事実に対して、法をあてはめ貫こうとする誠実さが展開されていた。
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