日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

思い出すのは、いつでもできる。

2017-10-25 08:21:25 | 家族
だれでもそういうものなのだろうけれど、

振り返って、あの時、、、と、思い浮かべるシーンはいくつも(かさばらないから、本当にたくさん)持っている。

わたしは新幹線の中にいた。もっと早く到着してほしい、と心は急いても、それは無理。

富士山がくっきり左側の車窓に見えた。

心ここに非ずの心境なのだけれど、目に映る富士山は、せめて幸先がいいような、そんな気分でした。

いくつか乗り換えて、到着した病院。

手術開始時間にはギリギリ間に合わなかったようで、「H、今手術室に入ったとこよ」と、ママである娘は、入室前の写真を見せてくれた。

ギャーと泣き声が聞こえてきそうな、精一杯の抵抗をしているような、真っ赤な鬼瓦のような渋面のアップ像でした。

生まれてまだ1か月。なのに脳外科の手術をしようとしている。それが今の最善の選択なのだという現実。

術後は順調。そのご2週間で退院。

ひやひやだった。

わたしが、この程度のひやひやなのだから、両親はもっと格別のひやひやだったに違いない、と思ったりする。

2度目の里帰りだったか、離乳食が始まっていたころ、キッズランドの食堂で食事をした。その時、ママのラーメンからテーブルにこぼれたコーンをつまもうとしたしぐさが、嬉しかった!
あっ、この子、しっかりとものが見えて、掴もうとして指をだしている! と。

よかった、よかった、を積み重ねつつ、ひやひやが少しずつ解消されていった。

離れているから、日々の成長はうかがい知れない。
保育園のクラスでは、チビちゃんで、一緒にお風呂に入ったとき、「ボク、弱いの」とボソッと吐露。
誰が強いのと聞くと「○○ちゃんとか、▽▽ちゃん」と。

1歳から保育園生活だから、意識しないうちから社会にもまれている。

インドア派らしく漢字の読みは抜群らしい。得意分野を伸ばして自信につなげるのも一策でしょう。
そんなこと、おばあちゃんがアドバイスするまでもなく、賢い両親は百も承知のハズ。苦笑

収穫したサツマイモやイチジクジャムを送ろうと思っているのだけれど、しばらくは腰が痛くて手間がかけられません。

その男の子が七五三を迎えるという。

めでたし。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする