日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ジャニーズ問題。

2023-09-28 06:58:53 | 私の雑感あれこれ
ジャニーズの創業者性加害問題が世間(特にネットニュースで)を賑わせている。
私の世代は元祖ジャニーズ世代。その後続々とグループが誕生し、音楽活動やその他で活躍している人たちがいるのは知ってはいても、特に番組を見るわけではないから、世間相場よりは知識が少ない方だと思う。
そういえば娘が連れてきた彼氏が、ジャニーズの誰かに似ていると思ったことがあった。苦笑

少年への性加害が繰り返し行われてきていたことを多くの人が察していたのに、スルーしてきたことが問題だと指摘されている。英国のBBC放送が取り上げ、国連でも違法性を指摘されてようやく私たちの国でも、スルーすべきではないと認知されたところです。外圧には弱いわが国。今回は外圧のおかげです。
若者の音楽番組には縁遠いものの、私的には気になっていました。不正義なのにどこかからの圧力があれば、例えNHKも見過ごしてしまうのだろうか、と。
私は戦後生まれなのて、「鬼畜米英」とか「欲しがりません勝つまでは」などの標語が国民に流布していた時代を知りません。黒塗りの教科書も、そういう時代があったと学んだだけの世代です。その時代は有力新聞もラジオも挙って、戦争オーライの流れだったと聞いています。そのモードが頭をよぎる癖があります。少年への性加害があるらしい(告発本も出ていて、事実を認める裁判の判決まであっても)と噂があっても、敢えて踏み込まずに流れに任せてしまう風潮。

今朝のネット情報ではNHKも当該事務所との新たな契約はしない方向だ、と出ていました。所属タレントさんの仕事はジャニーズ事務所との契約の上での出演のハズだから、彼らを出演させるためには不正行為が取りざたされている事務所と契約を結ぶことになります。それを止める、という判断がなされたようで、NHKと契約している立場としては、ほっとしています。

これが波及して、年末の紅白出場メンバーからジャニーズが消えるのか、とも書かれていました。人気グループが多いから、視聴率にも影響するかも、といわれますが、視聴率の低下を懸念するか、不正を容認するか、の選択です。

黒塗り教科書の時代もあったわが国です。視聴率が下がっても性加害は不正だからその企業との取引はしない、と指針を貫いてほしいと思います。民放と違ってNHKは視聴率で営業成績が云々されることはないはずですから。

👆 のことは民間会社であるジャニーズ事務所が今後どう再出発していくか、所属タレントさんたちがどう判断されるか、は別問題です。

今年の大河ドラマもジャニーズタレントが主役です(視聴率のためにはジャニーズタレントが魅力なのでしょう)。この問題がクローズアップされて、NHKはハラハラだろうな、とひとり思っていました。契約書はジャニーズ事務所と取り交わしているわけですから。




コメント
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