日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

新聞記事をメモ。

2019-10-17 06:43:56 | 社会問題
今日の日経新聞の「やさしい経済学」というコラム欄に、国民年金の数字が出ていた。
きちんと把握したかったのでメモする。

厚生労働省の「国民年金の加入・保険料納付状況』(2018年度)によると

国民年金第1号保険者は約1471万人
納付状況
①納付者等 約759万人 51.5%
②全額免除・猶予者 約574万人 39%
③未納者 約138万人  9.3%

国民年金を納付している人は半分なのです。(%は自分で計算したもの)
これが現実。

今後、この制度はどうなっていくのでしょう。
この制度の履行にかかわるコスト(事務費・人件費)はどれだけなんだろう。
納付するための収入がない場合は②が認められる。申請すれば学生もこの枠に入る。支払っていない期間にについては、支給額が減る。
(ゼロではなく、国が負担している分については支給があると聞いた記憶)

未納者とは、手続きをしたけれど支払っていない人なのだろうか。
だとすると、そもそも手続きもしていなくて、制度から漏れている人が入っていないのなら、もっと数字は大きくなるかも。
企業を退職すると、国民年金加入の手続きをしなくてはならないけれど、失意のどん底などの場合、放置ってのもありうるのじゃないだろうか。
そもそも3号保険者(給与所得者の配偶者)だった場合は、自分が手続きをしないといけない立場だと知らない人もいるかも。

そうなると、納付者の割合がますます下がることになる。

それでも、続けていく合理的理由があるのだろうか。
20歳から60歳まで40年納付して月額約6万円(?)。健康保険料・介護保険料が差し引かれるから、手取り額はもっと少なくなる。
生活していける金額ではない。
将来の健康保険料・介護保険料の支払いを担保するために、若いころから国民年金の納付を義務ずけがなされているようにすら思える。苦笑

制度は、それにかかわっている大勢の人を養っているから、なかなか変更しにくいのだろうけれど、この仕組みが最善だとは思えなくなっている。


そして、今日、こんな記事にも、マーカーをひいた。
最終ページのコラム「交遊抄」のなか。
幼児教育の大学教授が現場の園長先生から学んだこととして

「百個の改善事項があっても1年にできるのはせいぜい5つ。変化を急いで長年培った地域の信頼を壊しては意味がないよ」

最近は、新聞を読まない日もあるけれど、読むといいこともある、と思う。かつては通勤電車で新聞読む毎日だった。苦笑

新聞購読者が減少しているらしい。それも猛スピードで。
となると、新聞記者になりたい人の層も変わってくるかしら?
最近は、新聞記事にも忖度が働いているなどとの話題も聞いたり、微妙なんですけれど、ジャーナリスト健在であってほしい。

あっ、私が ↑ に取り上げたのは、いずれも、新聞記者が書いた記事ではなく、外部の方のコラムでした。

ここまで、読んでくださったとしたらありがとうございました。

今朝の秋バラ。
ひんやりとした空気と一緒にお届けしたいバラたち。
↓ シャルルドゴール

↓ 優香

↓ マリリンモンロー 


植え場所を変更して、ようやく開花した、つるピース。本来は大輪なのですが、秋の返り咲きということで、小ぶりです。














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