日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ささやかな感慨

2007-07-04 21:29:05 | 私の雑感あれこれ
朝から一日家にいる日は、「仕事で忙しくて」がない筈だから、「何かひとつを」とそう思って、流し台の上下の収納部分を中身全部を出して整理した。
この家に引越ししてから初めて、の部分もあったりして、燃えないゴミの袋一杯分を処分することにした。
何年も未使用の引き出物
再利用できるかなと保存していた容器類
もう使わない水筒、お弁当箱・・・。
期限切れになっている乾物類。

で、引っ張り出して、もう使うこともないので、捨てようかどうか躊躇したけれど、今回は廃棄処分を免れたもの。
小さなアルミの弁当箱3つ。
この家に引越してきて18年。ずっと片付けられおり、今日18年振りにご対面したわけです。
子供が幼稚園に行くようになって用意した、3人のそれぞれのお弁当箱。
蓋の絵柄を眺めていると、お弁当作りをしていた頃がよみがえってきます。
アホだけれど、もう少し片付けておきます。
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FMを聴きながら

2007-07-04 15:40:48 | 私の雑感あれこれ
懐かしいピアノ曲が心地よい。
あー、この曲、毎日毎日、聞いたよね。ベートーベンの悲愴。
パソコンのキーを叩きながら、そんなことを思う。
コレもそうだ、発表会で弾いたやつ。ベートーベンの月光。
繰り返しのフレーズが続く。
自分が子が弾いていると、ミスをしないうちに、無事終わって欲しいと、そんな風に思っちゃうね、と聴衆席で夫。勿論、隣席のわたしも同感だった(笑い)。
FMから流れるピアノ曲を聴いて、そんな、かつてのことを思い出す。
そして、つぎも、来る日も来る日も、途切れ途切れのフレーズ練習で耳慣れた曲。ベートーベンの熱情。
この曲が仕上がらないうちに、末娘が高校3年の大学受験期を向かえ、我が家のピアノは黙してしまった。

ピアノの練習が毎日つきものの日々を送っていた期間はどれだけだったのだろう。
そんな時代があったと誰に語ることはなくても、よく鳴り響いたいたものだと、それは、つくづく思う。
多分、高校2年の終わりまでについて言えば、どの子も机に向かっていた時間よりも、ピアノの時間が長かったハズだから。

ぼんやりと、遠い記憶のようになった。
それは良かったのかどうか…。
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今朝の拾い物。

2007-07-01 10:43:39 | 私の雑感あれこれ
28日に死去した宮沢喜一元首相の通夜を報道する新聞の記事の一部を転記します。

   * * *
 長女啓子さんは「私人としての宮沢喜一は妻を尊敬し、子供を信頼してくれた、少し風変わりな夫であり、リベラルな父だった」と挨拶した。
* * *
- 妻を尊敬し 子供を信頼してくれた -
雨のしずくが地肌にしみこむように、今の私の臓腑に沁む。
長い人生を共にするメンバーから投げかけられる言葉がコレって、至福ですね。

先日のクローズアップ現代で、
10年以上も介護が必要な状態であった亡き大庭みな子さんの世話をしてきた、夫利夫さんが、「私達夫婦はお互いがリスペクトしあう関係だったから」と、表現しておられたことを思い出しました。
英語がさっぱりな私に、一緒にテレビを見ていた夫は、「リスペクトは尊敬する、尊重する」という意味だと解説してくれました。

最近の自分が、迷ったり、心配したり、悩んだり、しているのが、どのあたりのことか、
そんなことを、ぼんやり考えながら、
朝刊の記事から、よい拾い物をした気分になっている。


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