日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

わぁ~、大変でした。

2019-08-19 05:00:06 | 家政・料理
夕食後に、「大変なことになっている!」という声のするほうへ行くと、もう、洗面所は水浸し。どこからの水なのかと思ったら、天井の照明器具を伝って、雨がふっいるがごとくザァーザァーと。
足元もたっぷり、一面の水溜まり。廊下も玄関まで~、と見渡すと、階段からドンドンと流れ落ちています。
2階からも水があふれています。

原因は2階のトイレの便器の外部分で噴水状態を発見。天井まで届くほどの勢いです。もちろん足元ジャブジャブ状態。

即、屋外の水道栓を止めにまわりました。

そのあとで、原因をチェック。ウォッシュレットへつながっているパイプの水栓が外れていました。

後片付けをしなくてはなりません。

柄杓で汲んでバケツの水を2階のベランダから何倍捨てたでしょうか。とにかく汲んで捨てるの繰り返し。
少なくなってきたら、古いバスタオルや雑巾で拭いては絞り、拭いては絞り、の繰り返し。

1時間近くかかって、ようやく最後の拭き掃除ができるようになりました。

屋内全部の水道を止めた状態で一晩過ごすことはできません。

欠陥箇所への水路を止めたままにして、残る部分は使えるように開栓しました。

ほっ。

階段の上り下りで滑って転ばないこと。
洪水の被害に比べたら、泥水ではないから、その大変さは比べものにはならない(水漏れ被害のほうが軽い)のだ、などと思いながら作業をしました。

すっかり水分を含んだ床はしっとり。
でも、気になったので、朝一番(早朝、4時半過ぎに)で、ワックスがけをしました。

牛にひかれて善光寺、ではないけれど、水があふれてワックスがけ、となりました。

二人だから、できた。今だから、できた。

もし、10年後だったら、即、外部にSOSかもしれない。

パッキンが劣化してバルブが水圧で吹っ飛んだと思われます。
以前、ポストに営業案内が投函されている全国規模(?)水道工事屋さんを依頼したら、出張費とか諸々が高コストだったから、ホームセンターでパッキンが買えるか見に行ってきます。
プロに依頼するのは、そのあとにしたいと思います。






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夏バテ気味の胃腸に、さわやかお漬物。

2019-08-18 10:38:05 | 家政・料理
前記事にも書いたけれど、夫がやっている家庭菜園がある。

今の季節、キュウリ、ナス、オクラ、ミョウガ、シソは揃っている。

食べきれなくて、もったいないこと多し、なのだけれど、もうキュウリの奈良漬はやめた。

即席漬けオンリーにしている。

オクラ、ミョウガ、シソを薄切りにして、キュウリやナス(これも薄切り)と合わせて、メカブ入りの浅漬け塩をまぶして、ストック袋に入れて、冷蔵庫で数時間。
オクラから粘りも出て、食感絶妙。

薄味にしておけば、しっかり漬かった漬物よりも塩分の心配はないでしょう。

これに納豆を加え、冷奴にかけたら、おつまみにも最適かも。

下戸だから、GOODの感覚はイマイチですけどね。

ミョウガやシソが美味って言っているなんて、若くはないですね~。笑


追加メニュー

昨日は、朝食のざるそばのお供に、ニガウリとトウモロコシのかき揚げを作りました。テレビの「山寺の精進料理」という番組でやっていたのを目にしたものですから。
トウモロコシは6本入りを購入して、湯がいてから冷凍しておいたものを使いました。他は全部自家製です。







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あっ、こんな感覚。

2019-08-18 09:54:27 | 庭 8月
手持無沙汰。
「暑いね~」と、友人(バラ友でもある)にメールした。
草取りが追いつかない~、トホホ のメール。

で、「あと5年は頑張ろうね」と書いているワタシ。

庭を始めたころは炎暑の季節でも朝夕に夢中で水やりしていた。地植えのバラにも、如雨露でははかどらないから、大型のポリ容器に水を流しっぱなしにして、そこからバケツで水を汲んでザブザブかけたものです。毎度、庭の端々まで浴槽1杯分ほど。

根が張っていくと、地植えのバラには水やりをしなくてもOKになった。当初から比べれば、なんと楽になったことか。
さらに、2か所の水道栓からホースをひいているので、如雨露に入れて運ぶこともしなくなった。

それなのに、蚊がいる庭に出るのが、ちょっと億劫な時があったりする。
蚊よけスプレーを吹き付けて、蚊取り線香を腰にぶら下げる、という手間が面倒になったり。トホホ

草取りもやり始めると、やった後がスッキリするから、気分がいいのですが、↑ の準備が必要で、先送りにしがち。反省。

液体肥料をやるときの5リットルの如雨露の重さ、バケツに腐葉土を入れて運ぶ重さも、何度も繰り返すことになるので、足腰の痛みに響かないことはありません。

身体がシンドイという現実が忍び寄っているのかも。


実は、先日の山城(苗木城)に向かって、登り始めて数十歩ほどで息切れが酷い。
ホットヨガを頑張って、体力つけているつもりだったのに、負荷がかかる上り坂には効果なしのようです。トホホ
不動滝を見るために、駐車場から川べりへと下るのですが、足がガクガク。「要手すり」状態。自然界ですから手すりのないところもあるわけで、なんと自信なげな足取りに見えることか、と情けない。⇒ 見栄っ張りなんですね~、ワタシ。
景色(流れ落ちる滝しぶき)と足元を8:2で見るところを、下る途中は滝を堪能するどころでなく、2:8で足元ばかり見ていました。
周りの人は、わぁ~キレイ! と声をあげているのに、余裕なし、です。

気持ちが張り切っていても、身体がついていかない。
これが実情で、庭仕事の時間も減少傾向、ということでしょうか。

「あと5年は頑張ろうね」と期せずして、目印を立てた自分。
6年目以降があるとしたら、幸いなことです。

夫は、昨日、果樹園を今年でおしまいにすることにした、と告げました。
休耕田を2枚借りてチャレンジしていたのです。
同時期にナスの栽培を始めた方も、今期でおしまいにするとのことで、歩調を一緒にする、とのこと。
私的には、ほっとしました。頑張ることにブレーキが利かないところがあり、収穫物がなくても、貸してくれている地主さんとの約束だからと、草刈りをして地代を払い続けて草刈りをしていました。
これがなくなると、近場の畑だけなります。負担感が減って楽になることでしょう。

自分の体力を量りながら、不必要な尽力はもったいないですからね。








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来客なしのお盆休み

2019-08-18 05:33:41 | 私の雑感あれこれ
お盆といっても、先祖を祀っているものがあるわけでもなし、近県にお墓があるわけでもないから、真夏の休暇が続いたというのが実感。
かつては渋滞をものともせずに遠距離を車で帰省したものだけれど、今は昔、です。

我が家の場合、子どもたち家族は、みんな遠距離。

私たちの子育ても、同じように親元から離れて家庭を築いていたので、こんなものかとと思うところがあるけれど、近隣に子供たち家庭がある人が羨ましい、という気持ちはある。

小さな孫を預かってみたい。送り迎えしてみたい。

そんなたわいもないことが、あこがれだったりする。

母は、ときどき(月に1度あったかどうか)電話してきたものだ。
同居していた兄夫婦が出かけたから、と。苦笑

電話代が気になるだろうと、一旦かかってきた電話を切って、こちらからかけなおしたりした。
母のたわいもない話。愚痴も混じっていたりもする。
愚痴を聞いても、どう解決もできないので、聞きおくだけなのだけれど、、、。

今、思う。
ひとりしかいない娘(私)と語りたかったんだな~、と。

収穫物や地元の鮮魚、カニを送ってくれたのは毎度のこと。
思えば、いつもいつも、何を送ったらうれしい顔をしてくれるか、そんなことばかりを考えて暮らしていたのだと想像できる。

今の私は、桃、梨、メロンの箱売りを見ても、「送ろうかな。送料込みでいくらかな」と、発想はそこ。苦笑
なにを送ったら喜ぶかしら、と。

日本全国どこにでも売っているのだから、敢えて送料を支払って果物を送らなくても、、、と、自分の中でせめぎ合い。苦笑

あの子たちがきたら、バーベキューでサザエを焼けるね。アワビはどうだろう。まだ孫たちには、お肉やソーセージがいいかしら、と話題にするだけ。(お店には、バーベキュー用の海産物が砕氷の上に並んでいました)

私は滅多に電話しない。

母のように、同居人に気遣いすることもないのに。

日々の生活が続いているであろうのに、取り立てて用件もない電話で中断するのはどうかな、と思ってしまう。
メールで事足りるのも大いにその理由ではあるけれど。

母が電話してきて語った内容、その内容が大事だったのではなく、きっと、私の声を聴きたい、が半分はあったのだろう、と思う。
それを聴いていた自分の心境は、母の切々度とは違った。
だから、きっと、自分が電話しても、かつての自分と同じ温度差があるのだろうと、先んじで想像してしまう。

今の自分は、かつての母。

かつての自分を覚えている私は、かつての母になりたがっているのに、電話の向こうにいるのは、かつての自分だと思うと、なかなかスマホの架電マークをクリックしそびれる。

自分の抱えている問題の吐露をしないで、「元気だよ~」と応え、聞き役だけをしていたから。

きっと、彼女(娘)も、似たようなものかな、と思ってしまうから。




老婆心なのだろうけれど、助っ人できれば、とも思う気持ちはある。苦笑

で、小学1年生の孫宛てに手紙を出している。彼は多読家で計算好きだけれど、文字を書くのが不得手で、超ギクシャク。だから、やり取りをすることで、交流ができたら、と。手紙には、たまたま持ち合わせの商品券があるので2枚(兄弟2人分)ずつ入れている。ちょっと姑息かな。でもいいや。ひとりでコンビニにお使いもできるようになった、というから、おばあちゃんからのお手紙が来てラッキーという笑顔を想像したりしている。



自分には自分の置かれた環境がある。
言い換えれば、その環境しかない。
その環境での生活を充実したものにすることが、自分にできるベスト、だよね。⇒ 自分




















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苗木城と滝、吊り橋、飛騨牛三昧。

2019-08-16 07:14:07 | 歴史探訪・城巡り
苗木城は美濃の国に16世紀につくられた山城です。 下呂温泉に1泊旅行の計画で、途中、立ち寄りました。 天守展望台はかつての木組みを装って再現されていました。 天守閣が眺められる絶景。川は木曽川です。 昨今の城ブームもあって、結構若い世代も多かったです。 城郭は残っていなくて、石垣を観ることができます。 山城としての人気ナンバー1になったのだとか。 岩山の大きな岩を組み込んだ石垣、積み方の多様な石垣を見ることができて、石高は1石と小大名なのでしょうが、興味深い城でした。 幕末には若年寄を務め、徳川家茂に付き添って大阪城に出向いており、大阪城での家茂死去の後は、亡骸とともに江戸城まで付き添ったほど幕府の信頼は厚かったらしいです。 その後、不動滝を目指す。 カーナビに従えばいいので、ラクチンなのですが、あと2分のところで渋滞。駐車場まで1時間かかりました。 2つの吊り橋があり、2本目の吊り橋前でまた渋滞。30分かかりました。 観光地?名所としては、マイナーな気がするけれど、こんなに満員。きっとネット情報で若い人にとっての穴場なのでしょうか。 水量も満点で、猛暑続きの毎日の中では、涼味満点でした。川の水の深くてきれいなこと。 吊り橋は重量制限があり(3人限定)、満員なこともあり、カメラを取り出してパチリ、という気分にはなりませんでした。 楽しみの宿の夕食。 飛騨牛のお料理、と期待していました。感想。ドンドン贅沢になれてしまって、どうしよう、です。 ↑ のほかに、3品のお料理が出ました。 飛騨牛のオンパレード。 シャブシャブ。 鉄板焼き(厚さは1㎝はある)。 握りずし。お醤油ではなくワサビとレモン汁で食べる。 ローストビーフ。3種類のソースの食べ別け。 飛騨牛とトウガンのあつもの。 これはなんだっけ? デザートも手抜きなし。 配膳の担当者も手際よくて、気持ちよく食事できました。 提供されたデラックス料理っていいですね。ありがたい。 でも、これが頻繁になると、感性がなまってしまいます。 素食にも素食の好さがあることを、銘記しておかなくっちゃ。
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映画三昧の日々でした。追加あり

2019-08-16 06:42:33 | 映画・テレビドラマ・音楽

1日に2本、3本と。

秀作にあたると、得した気分になるのですが、イマイチだと時間がもったいないと。薄情なものです。

「青天の霹靂」(劇団ひとり原作)は面白かったです。★★★★

なんで母親のことを(男を作って逃げたなんて)あんなふうに僕に言ったんだ、と息子が父親に詰問。

本当のことを知ると、お前が生きていくのがつらくなるだろうから。

その直前に、実話に元ずく「博士と彼女のセオリー」(※)を観た後だったので、実の映画化もいいけれど、フィクションの作品の好さも実感。

(※)スティーブン・フォーキング博士の青春次世代から世界的評価を得た学者になるまでの実話に基づいた作品。フォーキング役を、お気に入りの俳優エディ・レッドメインが演じていた。映画レ・ミゼラブルで、マリウス役を演じた役者。市民革命の抗争後に仲間が倒れていなくなった部屋で歌うシーンを繰り返し見たものです。

能力は超天才の彼の、恋話や3人の子供たちに囲まれた生活があったことが知れてよかった(知る必要があるのか? ⇒ワタシ 苦笑) 程度でした。実際をどこまで描き切れているのかどうかはわかりませんが、筋力が衰え、声まで失っても、研究する姿勢を変えなかった意志は類をみません。★★★

「探偵はバーにいる」 大泉洋の作品ということで『アフタースクール」に続いてみました。結構ドタバタ劇を織り込んだ作品。お客を楽しませるには、これくらいわかりやすいのがいい路線なのでしょうが、2作目を観た時は、楽しむ部分の違いを感じました。で、申し訳ないけれど、パート3は見ていません。

 

映画館に行かなくても、ビデオ屋さんで借りてこなくても、データとしての「もの」には、即アクセスできるってのは、スゴイとつくづく思います。

 

 

 

 

 

 

伊坂幸太郎で検索して出てきた作品「アヒルと鴨とコインロッカー」も見た。★★★ 奥田英朗で検索して出てきた作品「ガール」も。★★★ 一時期連続して作品を読んだ作家で検索しても、映画化されたものを見つけることができるのだから、便利なものです。
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わたし、ことばフェチなところがある。

2019-08-13 09:14:23 | 私の雑感あれこれ

先日の電話が尾を引いている。

「今度の敬老会に招待状を出そうと思うのですが、出席なさいますか」

    「ハイ、例年出席していますし、今年もそのつもりです」

「で、余興のあとの食事は食べられますか」

    「え~、例年そうしていますが、、、」

「わかりました。招待状はこれから送付します。食事を食べるかどうかは、この電話で確認できたので、特にご連絡はいりません」と。

 

なんだか出なくてもいいのかな、という雰囲気が自分の中で湧きあがってきた。

某役員としてのノルマとして、出席していたのに、考えてみれば食事代負担というコストを自治会にかけていることになる。

役に立ってもいないのに、食事したいのだろう、と思われるのは癪にも触る。苦笑

じゃぁ、相当額のご祝儀を持参すればいいのか、と自問。

でも、それが通例になると後任者に迷惑になる。

 

毎度、国会議員や地方議員さんは挨拶だけして即中座される。

だから、電話の主は来賓一覧の名簿を手にして電話をかけているので、淡々と確認しているだけ、だとは思う。

でも、フェチとしては、そういう聞き方をされるのなら、負担をかけるべきではない、という心理になってしまう。

議員さんと違って、地域に直接密着した役割なのだから、高齢者がたくさん集まるところの様子を把握するためにも、有益な機会だとは思うから、投票を期待して挨拶する議員さんとはスタンスは違う、とも自問。

じゃぁ、某役員として、皆さんに懸案がないかと、アナウンスぐらいしたほうがいいのか、とも、自問。

家人に相談すると、そんな、議員さんの挨拶を我慢して聞いているのに、そのあとにさらに、余計に喋られるのは嬉しくないのでは?と。

それも納得。

とすると、、、と思案、思案。

で、私まの今のところの結論は、余興の場には出席して、食事は断ろうかな、と。

みみっちぃことに、拘っている。苦笑

 

 

本当は、食事会にも参加して、ザワザワと雑談の中から、生活の不都合な話、困っている話が耳に入ったりして、貴重な気もするのに。

う~ん。

 

 

 

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知ることは興味深い。

2019-08-13 08:06:55 | 私の雑感あれこれ

歳を経ていると、その分だけ経験値も上がっているハズ。苦笑

なので、いろんな話題にも、興味深い捉え方ができたりする。

先日の雑談から。

多分着ることもないだろう和服がタンスに詰まっている、という話になった。70代の女性が半数以上の集まりです。

古着屋にもっていっても、本当に残念な値段しかつかないし、どうしたらいいものか、と思案。この手の思案している人たちは、きっと相当数に上ると思います。

母娘でたっぷり和服買取店に持って行ったけれど、買い取り価格は二束三文で、ランチ代でお終いだった、とも聞いたことがある。

それが現実。

「親が一生懸命拵えてくれた「嫁入り時に持たせてくれた和服だから、処分するのもためらわれる」が、共通する気持ち。

で、聞いて、たまげた話。

70代半ばの女性。

「当時は、嫁入りのときに近所の人たちに、タンスの中身を披露する習慣があった。だから、タンスの中に着物をいっぱいにしておく必要があって、タンスの中をいっぱいにするために、人から着物を借りたりしていたよ」と。

ビックリ !

「ああ、みんなそうしていたから~」と、こともなげ。

「だって、見に来る人がいるので、少ないと体裁がつかないからね」

卑屈にもならずに、さっぱりしている。

当地方は、数十年前までは、花嫁道具が豪華で有名な地域のイメージで、女の子を3人も持つと身上をつぶす、といういい方も聞いたように思う。それが、こんな知恵を働かせていたなんて、うっふふ、です。(ちなみに、私たち夫婦はこの地出身ではありません)

で、何を連想したかというと、江戸時代の参勤交代。ものすごい出費で藩は経済的に苦しむ一因だったとか。

で、藩としての体裁があるので、地元の藩内を出るまでと、幕府近くでは大行列を作ったけれど、途中は人数も減らして出費減に努めた、とか。背に腹は代えられぬ。中抜きです。

幕府は多大な出費で、藩が苦しむことには頓着しません。むしろ藩の力を削ぐことになり、有益なのです。

なんだか、共通しているものを感じます。片方の散財は他方にとって痛くもかゆくもないから、相手に対する配慮する気持ちはないのです。

嫁ぎ先の負担にならないように、一生分の着物(和服)を、親元が揃えてやるものだ、だから、歳をとっても着られるように、地味目の着物も準備するんだ、とも。

アッハハ、です。

明治、大正(昭和の初めも)生まれの親たちは、そのセオリーにしたがって、豊かになりだした昭和の時代に、一生懸命嫁入り支度をし整えてくれたのです。

それらが、今、多分、膨大な不用遺産になっている。

ま、そんなものなのでしょう。

刀が必需品、貴重品だったけれど、明治以後は不用品になったように。

刀の鍔(ツバ)などに贅を凝らす技術は、その後仏壇の装飾技術へと転用されていったと聞いたことがあります。だから、豊かになってからは一般家庭にまで、絢爛豪華な仏壇があります。

嫁入り時に和服を1000万円分も持参した、とか聞いたりもしました。たくさん持たせたというのが、鼻高だったのです。

そんな時代に、「借りて、タンスをいっぱいにしたものだ」なんて、庶民の知恵、のような気がして、ほほえましい。彼女の口ぶりでは、自分だけでなく、そんなものよ、と屈託ない語り口でした。

 

文化は、贅沢を競うところで発展するものだから、贅沢もアリ、だろうけれど、そのために、人の心を荒ませたり、悲しませたりしてはいけない。

城郭めぐりをしていると、蒔絵で飾られた嫁入り調度品にも出会う。それらを日常使いしている姫君は、贅沢品には縁もゆかりもない大勢の人たちがいることを知っているだろうか、と、思ったりする天邪鬼です。

 

付けたしに書いておきます。

復元された、二条城の襖絵にも、名古屋城の二の丸御殿の襖絵にも、田植えをしている風景を描いたものがあります。下級ランクの控えの間だったと思います。

建造当時に誰が絵のテーマを指定したのかは知りませんが、「田植えの絵をここに」という配慮があり、描いた人がいたのだと、私の見学記憶に残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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台風の前に。

2019-08-13 07:08:27 | 庭 8月

テレビから台風の話題が入るたびに、気になるのはバラのこと。

大きく繁茂したツルバラを何とかしないと、悲惨なことになる。

手ごろな誘引先がない。

で、思い切ってバッサリ切ることにした。

育て始めのころは、もったいなくて、剪定もためらいがちだったけれど、もう中堅どころに(8年目)なっているので、「木を痛めるほうがマイナス。元気であれば枝は、また伸びるさ」と割り切れる。実際、この冬の壁面塗装の時は、大々的に剪定しまくったのに、すっかり繁茂。

で、咲いている夏バラも、切り花にして室内に。

他にも。

シャルルドゴール。つい先日まで葉っぱが全部落ちてしまって、暗い気分でしたが、復活してくれました。嬉。

シャンテロサミサト。春と違って小振りです。

その他の花。

千日紅。以前は毎年こぼれ種から育てていたのですが、自然消滅。また、買いなおして、来年のこぼれ種にも期待しています。

ルリマツリ。涼しげな色合い、夏向きです。多年草。これで4年目ぐらいでしょうか。

ヤブラン。小鳥の落し物から育ったと思われます。これも多年草で、手間いらずなので、歓迎です。

マツバボタン。まだ日差しが当たっていないので、花びら全開ではありません。全開の時は太陽サンサンの時なので庭に出たくない。トホホ

10株購入して、挿し芽で増やしたのですが、生育がイマイチ。ポーチュラカにしたほうが差し芽成績は良かったかも。

ほうき草(コキア)。2度目の登場かな。

一度失敗しているので、順調に育っているのが嬉しい。こんなに鮮やかなグリーンを楽しませてくれるのなら、もっとたくさん並べて植えたらよかったかも。こぼれ種でも増えるらしいけれど、発芽したばかりの新芽、判るだろうか。

秋になったら真っ赤に変身するハズですけれど、期待しています。

 

台風を無事にやり過ごせますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本日、映画2本立て。

2019-08-11 07:11:37 | 映画・テレビドラマ・音楽

昨日は、里山方面にドライブしてフレンチレストランでランチ。

1年ぶりなのに、もうトータルでは数えきれないほど来ているので、実は新鮮味には欠ける。

紅葉の名所でツアー客のルートにもなっているところなのだけれど、川辺に降りるのも暑いので、食事してさっさと帰る。

帰宅後は、アマゾンプライムで映画鑑賞タイム。

伊坂幸太郎の作品が映画化されたのがあれば見たい、と、PC検索。『重力ピエロ』をチョイス。

その後、引き続き、俳優大泉洋さんの出演作品に好感を持っているので、それも、検索したら『アフタースクール』というのが、出てきた。

ふたつとも、私的には★★★★。

行楽地に出かけるのもありだろうけれど、クーラーの効いた部屋での映画鑑賞も、贅沢なものです。

感想は、追記します。

これから、ホットヨガ。

では。

 

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