日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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(157)朝の散歩から

2005年12月17日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

今年の寒さは特に厳しい。
布団から起きて着替えるときが寒さを肌身に感じる
外に1歩踏み出したらコッチのもの。
ポカポカと身体が暖かくなってくる。




鉄橋を電車が通過したら絵になった。


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今日のメモ

ススキは、野原に生息する多年生草本である。
日当たりの良いところに生息し夏は緑、 冬は枯れる。葉は細長く、硬く、縁は鋭い。
かっては農家の屋根を葺いたり(茅葺き、かやぶき)、家畜の餌とすることが多かった。そのために集落の近くに刈り入れするすすき草原があり、これを、かやば(茅場)とよんだ。現在では、そのように利用されることが無くなりその多くは雑木林となっている。
ここで茅場という言葉が妙に気にかかった。
東京のど真ん中、中央区に茅場町という町がある。沢山のビルが林立し証券会社の多い街で日本経済の中枢をなすトップレベルの町である。
経済中心地の街茅場町=すすき野原の茅場

東京・茅場町の成り立ち
江戸時代以前は,当町域は海中で、天昇年間(1573~92)末に
海浜部からだんだんと陸地となった。
江戸時代の初期はかやや葦が生い茂る沼や沢地であった。
徳川家康が、江戸城築城の際、神田橋門外に居た茅商人を当地(茅場町)に
移住させたことから茅場町となった。 
築地という町がるが、ここも築城のために出た土を盛って出来たので『築地』となったようです
。     
 =日本橋“町”物語(町々の歴史)-茅場町=から抜粋

やはり写真の茅と日本経済の中心茅場町は密接な関係がありました。
葦がたくさん生えていた場所、茅職人の町でした。


 

コメント (10)
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