私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

続・インファナル・アフェアⅢ

2005-04-16 23:50:00 | 香港(香港映画&中華明星)
今日はいい男三昧だったともいえる。
韓流シネマフェスティバルでチャン・ドンゴン主演の「コースト・ガード」を観、(迷彩服に身を包み、顔を泥で汚したとしても男前ぶりは隠すことが出来なかったようだ。)「コンスタンティン」でドラゴンの息と名前のついた火炎放射器をぶっぱなすキアヌ・リーブスの男前に感心し、新宿伊勢丹の屋上でやっている「甘い人生」のスチール写真展の盛況ぶりにまたしてもビョンホン人気を再確認する。そして最後に11日の月曜日にプレミア試写会で見たばかりだが、又友人と一緒に「インファナル・アフェアⅢ」を観る。

トニー・レオン、アンディ・ラウこの二人が出ているだけでも豪華なのに、この作品は更に北京コンビと私が勝手に命名したレオン・ライとチェン・ダオミンの北京コンビ(私が勝手に命名しただけだが)が非常にいいのだ。この二人の冷たい佇まいがトニー・レオンとアンディ・ラウを更に輝かせている。
特にレオン・ライの表情の無さがいいのだ。あの何を考えているか分からないのっぺりした感じ。音も無く後ろにそして横にすっと立つ姿。しかしその心の奥にある「俺を覚えているか?」「俺たちにはやり残したことがまだある」という言葉の意味。
いつも熱く燃える男がいい男という訳でもない。たまにはこのように冷たい男気を感じるのもいいものだ。

見終わってからインファナル・アフェアⅢの公開を祝してビールを飲みながら、配給会社も顔負けの客層チェックに花が咲いた。
年配の男性客も多かったし、カップルも割りと目に付いた。香港映画の固定ファン以外の集客が映画ヒットの大条件だろうから、まず第一関門は突破だ。GWのこの時期若者向けの映画や子ども向けの映画が多いなかで、大人の映画として宣伝すれば、これからももっと客足が伸びるに違いない云々。配給会社のコムストックに私たち三人の声が届くだろうか。

ちなみに伊勢丹の屋上はビョンホン目当ての女性で溢れかえっていた。
こういう場所にシン・ミナファンの男性が足を運ぶような日がやってくるのだろうか。そんな日が来たとしたらこれこそまさに真の韓流ブームと呼んでいいのかもしれない。