学校の授業で習った固有名詞をかろうじて覚えているだけで、その言葉の持つ意味などもう何年も考えていなかった私には最適の書だった。
「縁起の悪いことは口にするものではない」「死んだ人の悪口を言うものではない」小さい頃両親にこんなことをよく言われたものだ。
子どもの頃繰り返し注意されたことは、大人になっても心の片隅に残り、更に意識はしておらずとも知らず知らずのうちにどこかでその考えにとらわれているものだということを改めて思い知らされる。
こんなことから始まり、宗教について非常に分かり易く書いているいるので、深く追求したい人には物足りない箇所も多いのだろう。しかし物事の大半をいい加減に記憶している私には丁度良い本だった。
勿論この本に書いてあることがすべて正しいというわけではないはずだ。ただこの本を読んだことをきっかけに、自分の考えをまとめるチャンスは出来るだろう。
この本の最後で著者は「だからこそ靖国参拝は行うべき」という風に書いているが、私自身はこの本を読んだ後もその意見には懐疑的だ。「和を以って尊しとなす」とするなら、相手が例え日本人でなくても「和」という心を持って相手の立場を考えるべきではないのか?「靖国へは参拝します」と言い切っているのをニュースで見るたびに「人の嫌がることはするものではない」と小さい頃よく注意されたのを思い出してしまうのだ。
「縁起の悪いことは口にするものではない」「死んだ人の悪口を言うものではない」小さい頃両親にこんなことをよく言われたものだ。
子どもの頃繰り返し注意されたことは、大人になっても心の片隅に残り、更に意識はしておらずとも知らず知らずのうちにどこかでその考えにとらわれているものだということを改めて思い知らされる。
こんなことから始まり、宗教について非常に分かり易く書いているいるので、深く追求したい人には物足りない箇所も多いのだろう。しかし物事の大半をいい加減に記憶している私には丁度良い本だった。
勿論この本に書いてあることがすべて正しいというわけではないはずだ。ただこの本を読んだことをきっかけに、自分の考えをまとめるチャンスは出来るだろう。
この本の最後で著者は「だからこそ靖国参拝は行うべき」という風に書いているが、私自身はこの本を読んだ後もその意見には懐疑的だ。「和を以って尊しとなす」とするなら、相手が例え日本人でなくても「和」という心を持って相手の立場を考えるべきではないのか?「靖国へは参拝します」と言い切っているのをニュースで見るたびに「人の嫌がることはするものではない」と小さい頃よく注意されたのを思い出してしまうのだ。
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