東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン

今更いろいろ説明する必要もないくらい有名になってしまったリリー・フランキーの東京タワー。
本はこんなに有名になる前に読んでいたのだが、単発ドラマ、連続ドラマどれも未見だったので、映像としてみるのは今回が初めて。

今回足を運ぶ気になったのは、脚本が松尾スズキだったからなのだが、その点は満足。
映画だけ見る人にも、物語りは伝わってくると思う。

観終わった後、皆自分の心の中の東京タワーを探すと思う。見つかる人もいるだろうし、これから探さなくてはいけないと思う人もいるだろう。そんなことを考えるきっかけを作ってくれる映画だ。

松たか子は台詞で泣かせる。
オダギリジョーは息子だから泣いてしまう。
樹木希林は存在だけで泣かせる。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ 扶桑社 このアイテムの詳細を見る