私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 第16話

2007-05-14 21:27:29 | 韓国ドラマ ま行
ソ・ジュンピョ、チョン・テソン、オ・スンハ 三人の名前を繰り返すオス。
偶然を装って何度も自分の前にやってきたスンハ。16話にしてとうとう終盤の展開が見えてきた。スンハがテソンだということに気づくオス。

USBが何故偽物だったかをスンハの姉に問いただすオスだが「私は目が見えなくてUSBの複写など出来ません。同じ製品をつかって偽物をどうやって作ったかなんて・・・何を調べているのか知りませんが、私は弟を信じています。」

「テソンは生きています。交通事故で死んだと思われた後も生きているところを見た人がいます。ボクが非公式に探します」オスがそんな風にチーム長と同僚に話しているところにやってきた小包。

ソクジンに送られた2のタロットカード。
スンギに送られた8のタロットカード。

そしてオスのもとには、同じ2枚のカードとともに地獄門の彫刻の写真と、写真の裏に「不審と背信が友達を地獄門に導く」という恐ろしいメッセージ。
勿論スンギとソクジンは疑心暗鬼だ。ただ「こんなことをやる奴に誰か心あたりはないか?二人とも隠し事はないか?」というオスの言葉に「何もないよ」以外に返す言葉の無い二人。
「しばらくの間は帰宅時間を合わせるんだ。お互いがお互いを守るんだ。それしかない」そんなオスの言葉も虚しいばかり。だいたいこんな二人がまだ一緒に住んでいること自体が信じられない。

送られた写真とカードを見てもらうために訪れた図書館で、スンハとヘインの仲睦まじい姿を見、更に「姉に用があるときは、まずボクに連絡してください」などとスンハに言われて心穏やかでないオス。
(カードを透視して12年前、自分が出会った少年が見えたことに驚くヘイン。更にテソンが生きている可能性があることを知るヘイン)
カードには希望がないわけではないらしいが、細かい説明は私の語学力では不明。
そしてオスは、過去の事件の影響もあり、運転手が告訴していないのに、なんと3ヶ月の停職だ。そして運転手はソ・ジュンピョの入院していた病院を訪れるが、なんと彼は意識を取り戻すことなく死亡・・・

とうとう教会で顔を会わせるオスとスンハ。
ここからは台詞の応酬。わかったことだけまとめると、オスは、「君がテソンだ」とスンハ弁護士に説明。
更に「自信があるからって錯覚するな。俺が卑怯な奴だったっていうことは良くわかってる。ただ人の生死をゲームだと思っているなら、(これはゲームの勝ち負けを例えにだしてスンハが説明したせいだ)そいつは既にゴミだ!こんな事が復讐なら・・・・」と自分の気持ちをスンハに語る。

(言葉がキチンがわからないのが、非常に残念だが、この部分がこのドラマの一番のポイントなのだろう。
ある出来事が被害者と加害者を作る。被害者である悲劇だけでなく、加害者である悲劇、そして加害者と被害者が一瞬にして変わる恐ろしさ、どちらが先であったのか・・・そんな事を考えさせる場面であると思われる。言葉がわかってもグレーな部分だ。どちらが正しいともいえない展開が、視聴率の伸びにも関係あると思われる。が世の中すべてが白黒はっきるするわけではないし・・・そしてこのドラマのストーリーも伏線がありすぎて、なかなか白黒はっきりせず。でもそんなところがこのドラマの面白さ。)



オス兄はなにを考えているのか?出張のチケットを用意したソクジンに
「明日は親父もソウルにいないよ。これがどういう意味かわかっているな」といい、更にスンギと内緒で会う約束をし・・・・
スンギとソクジンの家の前で見張っていたオスだが、運転手からの連絡で、その場を離れてしまうのだ。工事の人間に連れ去られリンチを受けるスンギ。「綺麗に整理されたところ」を確認する必要からその場に立ち会うソクジン。「これがお母さんに上げたお金と明後日のチケットだ。治療して、暫くは香港にいるんだ」とその場を離れるソクジンだが、その後は何故か出張で済州島にいるはずのオス兄がやってくるのだ。
ビニール手袋をはめた手で、スンギにタバコを渡すオス兄。しかし何故か落としていくイニシャル入りのハンカチ。
総てが終わった後で、事件現場にやってくるスンハ。
スンギの携帯からオスの元に送られてくる、スンギの倒れた姿を写した写真。

ヨンチョルの向かった先はどこなのか?
オス父が「目に鋭さがある」と一目おいたスンハとの関係はどうなるのか?

ヘインをめぐる二人の戦い

スンハは思わずヘインの手を掴んでしまったが、オスは寝顔をみてはいても、自分の気持ちを抑えた様子。
(スンハがワンポイントリードか・・・)そんなことばかり書きたいが、物語はそんな暢気な雰囲気などなく、どんどん進む。