私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 第17話

2007-05-18 21:37:14 | 韓国ドラマ ま行
送られてきたスンギの写真にびっくりし、ソクジンの部屋へ急ぐオス。
なんと部屋の前でチョンチョルに出くわし「お前か!」と詰め寄るオスに「知るか!お前が狂ってるのさ・・・」と妙な笑顔を残しその場を立ち去るヨンチョル。

現場に急ぐ三人、一人薄荷飴を口にするスンハ、そして「今日が最後だからもう少し一緒にいるわ・・・」とハンガンでの最後の逢瀬惜しむオス兄嫁とソクジン。

「顔色が悪いじゃないか?ご飯食べたのか?」そんなスンギの姿を思い出し「先輩やめてください」という後輩の止める声も聞かず心臓マッサージをし続けるオス。
そしてスンギがもう戻ってこないことがわかるとみなが止めるのも聞かずに、一人向かうのは、もちろん青いスンハの部屋だ。

「何があったんですか?僕が事件の背後にいます。僕が殺人者です・・・そういう言葉を聞きたいんですか?殺人者は僕じゃないあなたです・・・辛そうですね。家で休まれたらいかがですか?」といつもの流れ。
しかし今回ばかりはオスの様子も違う。
「お前の望むとおりにするから。俺がやったのはわざとじゃない・・・」(もちろんそんな言い訳を聞くはずのないスンハ)
「俺は卑怯な奴だ。悪い奴だ。それでも謝りたいんだ。そんな風に生きていれば・・・・許してほしいんじゃない。他人を巻き込むのはやめろ。たのむ・・・・心から謝ります。でもあなたを捕まえます・・・」最後まで言い終えるとスンハの部屋を立ち去るが、道端lでひざまずくオス。
(俳優オム・テウン 凄いな・・・と思う。ドラマの流れよりもついついそちらに感心したりしてしまう)

オスと連絡を取れないことを心配した後輩からの電話で、スンギが死んだことを知るヘインだが、自分がその場面を透視したことも知るのだ。
(なぜ自分がその場面を透視したのか・・・・)もちろん心配するヘインからの電話にも出ないオス。

ソクジンは刑事からスンギが死んだことを聞かされ動揺するが、どうすることもできない。もちろんオス兄は何食わぬ顔をして戻ってくるのだ。
「スンギに脅迫されているというので、ソクジンに解決しろとはいいましたが・・・」オス兄がオス父にそんな報告をしているところに、父親からホテルの顧問弁護士の仕事を打診されたスンハがやってくるのだ。 
「弁護士である私に隠し事は困ります」と条件を提示スルスンハに対し「そんなことは当然じゃないか」というオス父。(このオス父の行動がさっぱり読めず。自分の目の届くところにおいて置けば安心ということなのか?)

容疑者ソクジン
「スンギに会ったのは昨日の朝です。帰ったときは部屋で寝ていると思っていました。犯行時間?一人でした。」
ソクジンが何か隠しているのは、刑事たちも気づいているが、それが何かまでは思いつかないのだ。
「私のものをよく持っていきましたから・・・」そんな風にハンカチが現場に落ちている説明をしても、説得力なし。
*アリバイがない
*ハンカチが落ちていた
*二人の間には何か秘密があった
全部お前が犯人だって示している。でも全部計画的だったんだ。でも誰がそれを仕組んだのか、
ソクジンに事実を伝え、「隠していることはなんだ!」というオスの質問にも「一人でドライブしていただけだ」・・・ソクジンの口は堅い。
有毒ガスで毒殺されたというスンギの死亡推定時刻。スンギは部屋いるといったソクジンの電話。オスの心の葛藤も続く。

真実をはっきりさせたいと運転手にせまるオス。
「真実をはっきりさせるのは、怖いことです。でも後悔したくない。12年前は、「大丈夫だ!事故だ!、わざとじゃない!」と逃げました。
12年間逃げたけれど、影法師のようについてきました。もう逃げません・・・・でも希望は捨てたくないんです。また被害者が出ないようにしたいんです。」そんなオスの訴えにもまだ決心がつかない運転手。


「立ち去る時全部確認しました。」と現場にはなにも残さなかったというソクジンに「アリバイがあるだろ?」というオス兄。(事情を知っているくせにこんなことをいうとは、怖い。)オス兄が知っているとは知らないソクジンは、キャバレー社長に事情を話す。キャバレー社長の頭の中で浮かぶ名前はもちろんオ・スンハだ。


初めてチェ・ガンドを誘って飲みにいくスンハ。「初めてですね」というガンドの言葉に「酔うのがいやで・・・・他人になるようで嫌なんです」というスンハの何気ない言葉に、あああ12年という時間がどんなにか辛い時間だったかがよく分かる。
酔った足でヘインの元を訪ね、彼女を抱きしめるスンハ。(17話にしてやっとだ。などと軽い突っ込みたいが、ドラマの中ではそんな軽々しい場面でなく・・・)

「殺してはいません。殺人時間に近所にいたことは確かですが・・・弁護士が来る前にはなにも話しません」というところにやってくる弁護士スンハ。

「スンハに初めてあったのはいつですか?そのときの写真ありますか?」田舎を訪ねるヘインの元に差し出された一枚の写真。
そこに写っているのは、12年前に「僕もありがとう」と言ったあの青年ではないか・・・


***
ドラマも佳境。
ヘインを抱きしめたスンハに比べ、オスは自分ひとりで解決しようと頑張っている様子。
「混乱しないで。あなたのせいじゃない。ご飯を食べて、寝て。あなたはいい刑事になります。」そんなヘインの言葉に「俺はいい刑事じゃない」といい立ち去るオス。