私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

Loving You

2007-05-03 21:51:51 | 韓国ドラマ・映画
1年前命を助けた男性(パク・ヨンハ)と再会したタレ(ユジン)。
済州島が舞台の、財閥の息子と母子家庭でも明るく生きる女性とのラブストーリー。

男性の父親が、母子家庭となった秘密を握っていたり、財閥の息子を狙う女性の幼馴染が出てきたり、ユジンをめぐって異母兄弟同士の争いがあったりとストーリーはいつも通りの韓国ドラマ。
他のドラマとの一番の違いは、ソウルに一度も足を踏み入れることなく、最初から最後まで済州島が舞台だったことか。

「ラストダンスは私と一緒に」を見ていたので、ユジン繋がりで見始めたのだが、済州島が舞台のせいか、2,3年の違いしかないのに、「ラストダンスは私と一緒に」よりも随分垢抜けない感じでびっくりしてしまった。
明るい感じが同じなだけに、余計それが目立つのにびっくりだ。

反対にパク・ヨンハは、冬のソナタの役柄よりも、男らしい役だった。
このドラマも終盤まで自分の正体を恋人に明かせないという、男らしくない面がストーリーの鍵を握るのだが、そんなことがあってもこのドラマの役の方が何倍も男らしい。
パク・ヨンハファンは、前半の遊び人の風情と、後半のスーツ姿のビジネスマンと両方の雰囲気を楽しめるので、ポイントが高いかもしれない。



ユジンとしては    ラストダンスは私と一緒に>Loving You
パク・ヨンハとしては Loving You>冬のソナタ

私の印象度だけでユジンの相手役を考えると・・・
チソン>パク・ヨンハ

こんな力関係になり、ユジン主演のドラマとして考えるなら、「ラストダンスは私と一緒に」の方がややポイントが高い。
これは、ドラマの中のヒールの活躍度も大きいと思う。
Loving Youではユジンの友人イ・ユリが安っぽい嘘の数々でパク・ヨンハ演じる御曹司を自分のものにしようとするのだが、こんな嘘つき娘には即退場願いたい。
「貧乏から抜け出すんだ」ということで、考えられる嘘を総てつくのだが、その嘘のつき方が非常にいやらしく、見ていて同情の余地が入る隙間がないのだ。
イ・ユリの存在がドラマとしてもう少し面白いものになっていたら、ドラマももう少し楽しめたのにと思う。

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ドラマを観ている間、パク・ヨンハとユジンの諸事情をすっかり忘れていた。見ている最中に思い出したら、もう少し違う感想になっていたかもしれない。


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