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「明日はお母さんの誕生日だろう?」工場で働く妹の元を訪れ、母親への誕生日プレゼントを買うお金を手渡す兄ドンチョル。
「工場を辞めて勉強をしたら」という兄の言葉に「お兄ちゃんが帰ってきてくれたから私の願いは全部かなったの」という妹。弟だけでなく妹とも硬い絆で結ばれているのだ。なんて美しい兄妹愛。
勿論入隊中のドンウクの元にもバイクを飛ばして駆けつけるのだ。
アイコンタクトの後の熱い抱擁、そして兄のバイクの後ろに乗るその二人の姿はどう見ても恋人同士だ。しかし熱い兄弟愛を感じさせる二人が向かうのは父の墓の前だ。そして墓の前でまた熱い兄弟愛を確認しあう二人。
「兄さんの言ったことは何でも覚えているよ。だって兄さんは父さんだから」
長男として家長として、頑張ってきた自分に対する一番の褒め言葉だろう。
感激の涙を流すドンチョル。そして兄ドンチョルを誰よりも信頼し、そして愛してはいるが、「運命なんて信じない!!!」と、愛するジヒョンを諦めろという兄の言葉だけは受け入れることが出来ないのだ。
しかしドンウクを諦めるという決意は、ジヒョンが下した決意なのだ。兄ドンチョルもどうすることが出来ず。。。。
№2に襲われた(勿論裏にはシン・テファンがいるに決まっている)クク会長を助けるドンチョル。
バイクで駆けつけ、一度は病院に運び込まれた会長を敵の追っ手から逃れるために、再び運び出すのだ。
一瞬のうちに判断するなんて男らしいドンチョル。
しかし娘のヨンランは一度は助けてくれたドンチョルに感謝するものの「自分の野心のために父を危ない目にあわせた奴なんて信じない!」とどこまでも強気だ。
(助けてもらったのに、まだまだ若いヨンラン。クク会長の娘として一人でやってやるという意気込みのヨンランだ。勢いだけでやや思慮が足りない。)
ドンチョルに対し「裏切り者」とどこまでも強気のヨンランだが、「なんでこんなに寂しいのかしら。。。なんて奴なの お前幾つだなんて・・・・」という独り言を録音したテープをドンチョルに聞かれているなどとは思ってもいないのである。
そしてヨンランと一緒に向かった新聞社ミン会長の家で再びヘリンと再会するドンチョル。
ミン会長にテソングループの企みを明かすドンチョル。
(このあたり、体験と知恵で生き抜くドンチョルの真骨頂だ。)
***弟ドンウクそしてミョンフンとジヒョンの話***
ジヒョンも絶望しているばかりではない。
「敵の子どもがおなかにいるとしたら、どんな風に思いますか?答えてください」とドンチョルに迫ったかと思えば、(堕胎したのではなかったのか?)神父さんの付き添いを断り、一人ミョンフンの家を訪れ、妻になる道を選ぶのだ。
更に嫁としてお前など認めないというシン・テファンの言葉に「子どもには父親が必要です。私に機会をください。」というジヒョン。
どんな起死回生の手がジヒョンに残されているのか?
***
ヨンラン、ジヒョン、そしてヘリン。
ドンチョルを取り巻く女性三名とも、皆気が強い。何故だ?皆人の意見に耳を傾けようとしない。何故だ?
気が強い女性三名とドンチョルの物語も気になる。そして最後に視聴率もちょっとだけ気になる。