
兄ソヌと婚約者ソヨンが一緒にいるところを見て、衝撃を受けるチュイン。
そっと帰るのかと思ったら勿論二人に気付かれるのだ。
しかし兄ソヌは特にそこで言い訳をするわけでもなく、追いかけるのはソヨンの方だ。
(女子に言い訳させるとは・・・兄ソヌ 卑劣道を突き進んでいるようだ。)
翌朝、意を決したように車椅子に父を乗せ病院内を巡回するチュイン。
彼の心の叫び通り、ここからチュインの悲しい戦いが始まるのだ。
怪しいと思われる病院関係者をちょっとだけ脅し(チュインもまだまだ全部の証拠を押さえているわけではないので・・・)
ただちょっとだけの脅しでも、後ろめたいところがある関係者一同驚愕。。。(悪いことをやれば罰せられるのだ。。。世の中はそうでなければ。。。)
病院の自室のホワイトボードに、いままでの経緯を時系列で書き出すチュイン。
フラッシュバックで蘇る中国の旅、砂漠での出来事、ヨンジとの出会い。自分を殺そうと画策した奴は誰なのかを、自分のたどった道を振り返りつつ思い出そうとするチュイン。
しかし、ソヌが拘置所にやってきたのは思い出さないのだ。
(まぁここを思い出すのは、もう少し先か・・)
兄ソヌは、別に昨日の夜の出来事に触れるでもなく、6ヶ月の間何があったかを思い出そうとするチュインを諌めるのだ。
「兄さんは拉致されて6ヶ月の間何をされたのか思い出せない俺のことが心配じゃないのか?それが心配じゃないなんて、兄さんも僕を拉致した人間たちと一緒だ。」と。
チュインの言葉を聞き、彼がどこまで思い出しているのか心配でならない兄ソヌだが、そこはどこまでも堂々としている。
中国まで探しにいったことなどをまくし立て、自分がいかにチュインを心配していたかを語るのだが、そんなに偉そうにしていられるのももう時間の問題だ。
鍵を握るヨンジに病院の職を紹介しようとし、さらにあの中国人二人組みに連絡し、なんとかチュインを消しさり、すべてのことを闇に葬ろうと画策するソヌ。
そんな時に病院にあの脱北者で麻薬中毒のチスがやってくるのだ。
ある意味兄ソヌよりも悪魔に魂を売り渡した男だ。
「おお!!ガンウじゃないか?本当の名前はチュインだったんだな」とニヤニヤしながらいう姿が怖い。
チスに緊急手術を施そうと彼を運ぶ途中に、兄ソヌの一言からチュインの記憶が蘇るのだ。
チュインを待っていられなかったことを詫び、でも兄ソヌを選んだソヨンの心を思うと、全く持って切なくなってくるが、兄ソヌの行動がこうやってちょっとつづ暴かれていくのか。
今日はヨンジとの場面も少なく、サスペンス度高し。。。
復讐は何も生まないが、復讐せずにはいられないチュインに深く同感。