私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

カインとアベル 第14話

2009-04-07 21:44:11 | 韓国ドラマ か行
30分以内に頭に出来た血栓を取り除かないと・・・というチスの手術を直接手がけるチュイン。
チスが自分達とヨンジの兄にしたことの仇を取るため、彼の眠るベットに向かうが若き赤ひげチュインには、いくら憎い相手であっても人を殺めるなどということが出来る訳がない。
断念したチュインの前にはもぬけの殻のベット。チュインは彼がヨンジの元に向かったかと心配するが、実は兄ソヌがそっと彼を個室に移動ささせていたのだ。(兄ソヌとチス・・・このドラマの中では同じ穴の狢である。)
しかし同じ穴の狢だからとう親近感で彼を匿っているわけではない。
勿論彼を利用して、弟チュインを闇に葬り去りたいから、実行犯である中国人二人を葬り去りたいから。自分の手を汚さずになんとしてもチュインをこの世から葬りさりたいのだ。

用事があるからと呼び出されたヨンジ。彼女の知らないうちに、病院のコーディネーターの面接が手配されており、日本語も中国語もしゃべれる明るい頭の良い彼女はあっという間に病院に就職。
夜食屋も、ツアーガイドの仕事もそのままに、病院のチュインの部屋の二段ベッドで一緒に寝泊りすることになるヨンジとチュイン。
「僕が君を横においておきたいんだ」
「はい ガムだよ。これでずっと僕にくっついていて・・」などと、ヨンジが戸惑うような言葉を次々とかけ、彼女の手を握り、本当に彼女を守れるのか不安に思いつつも、その不安を見せずにあかるく振舞う。
戸惑うヨンジと違って、どこまでも直接的なエスコート振りだ。

勿論ヨンジの前では明るい医師の姿しかみせないが、「あなたと一緒に、砂漠での拉致と殺害を指示した奴は誰だ?」と自分が拉致され殺されそうになったことへの捜査の手は緩めないチュイン。

チュイン殺害を諦めないのは兄ソヌも一緒だ。
あの中国人二人組みに事務局長とチュイン殺害を依頼。勿論ことが上手く進めば、実行犯の二人も闇に葬り去るつもりなのだ。
しかし裏切る者はどんどん裏切りを重ねていくのが常。
命を狙われた事務局長は、チュインに中国人二人の連絡先を伝えて命乞いだ。

勿論殺す気満々の中国人に素手で立ち向かおうとするチュインがかなうはずはない。「最後に教えてくれ」と自分殺害を二人に指示した人物の名前を訊ねるチュイン。

「中国での殺害を依頼したのは、あの事務局長だ。でも韓国に帰ってきてからお前の殺害を依頼してきたのは、お前の兄さんのイ・ソヌだ。」

おお!やっと核心部分になってきた。これからの益々のサスペンス的盛り上がりを期待。