私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

カインとアベル 第17話

2009-04-18 16:11:16 | 韓国ドラマ か行
真実を知らせたくなかったソヨンがすべてを知ってしまったことにショックを受けたチュインだが、そのショックも覚めやらぬのに「お前は一体どういうつもり?」とソヌを苦境に立たせた事を怒る継母から平手打ちを受けるチュイン。
夜景を見に行くという約束を楽しみにしていたヨンジだが、そんなチュインを姿を柱のかげから見てしまい「今日はちょっと熱があるようだから行けません・・・ごめんなさい」と思わずチュインのことを心配しうそをついてしまうのだ。
(夜景を見に行ったところで、さりげなくチュインを慰めてもいいのにと・・・と思ったりもするが、彼のことを考えたらとてもそんな気持ちになれないのだろう。
本当に優しいヨンジである。)
そんなヨンジを心配し、栄養剤を手渡すチュイン。そして食事も取らずに仕事に打ち込むチュインの手を引き、パン屋でご馳走をしようとするヨンジ。
気持ちは口に出さずとも、お互いを思いやっていることが伝わってきて、兄と継母からの仕打ちとチュインの復讐が心に痛いこのドラマの中では、ほっとする場面でもあり。

継母の言葉から、30年間母さんと呼んでいた彼女が自分の本当の両親を故意に殺したことを知るチュイン。警察で事故証明書を見、自動車のブレーキ事故に見せかけて殺したことを知った彼の衝撃は計り知れず。

ソヨンに事実を知られ、病気も進行していることが分ったソヌ。
起死回生を計るため、自分の執刀が間違っていなかったことを証明するため、手術に臨むが、手の震えからもう手術をまともにすることさえ出来ないのだ。
「あなたのことをどれだけ恨んでいるか。砂漠での拉致を指揮したのも私よ。でもそんな恨んでいるあなたに頼むしかないのよ。ソヌを助けて頂戴。。。」ソヌの手術をチュインに頼む継母。この期に及んでと思うが、母としては罪を全部自分が被り、ソヌを助けるしか道なし。
しかし逆にチュインから「韓国に戻ってきてから僕を殺そうとしているのは、母さんじゃなく、ソヌです・・・」と可愛い息子だった優しい息子だったソヌが何をしようとしていたかを知るのだ。勿論狂乱する母。ソヌも母親だけにはそれを隠しておきたかったのだ。

しかし今更チュインに兄をかばう気持ちはなし。
更にソヌも反省する気などなし。(何故反省しないのか?)
母親にもソヨンにも全てが知られた今、もう躊躇することはなし。チュインを殺すということ以外に彼の生きる道はないのだ。
彼の横で微笑む麻薬中毒患者のチスが恐ろしい。

****
「僕を心配するなら、僕の代わりに父さんの面倒を見てやって欲しいんだ。」と優しい彼女に父親の世話を頼むチュイン。
そして休みの日に彼女を北朝鮮が望める高台に連れて行って上げるチュイン。
「ここからはよく見えないけれど、この向こうに君のご両親がいらっしゃるんだね。家族か・・・家族になるかい?」

継母と兄から命を狙われたチュインの口からでる「家族になるかい?」というプロポーズが泣かせる・・・・