私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

先にキスからしましょうか? 第21,22,23,24話

2018-03-28 21:13:23 | 韓国ドラマ さ行

キャンプから帰ってきて新しい日常を始める二人。若いカップルとは違うものの、晴れやかな気持ちで新しい生活を始めようとするスンジン。
殆ど付き合わないまま結婚した二人にとっては、暮らしながらお互いの事を分かりあっていくしかないのだが、ムハンにとって残された時間はあまりにも少ない。スンジンに笑顔を見せつつも、残された彼女のために生活も整理していかなければならないのだ。スンジンも新しい生活に笑顔を見せつつも、彼の荷物の中から出てきた錠剤の意味が気にかかる。二人で夕食に餃子を作りながらも、突然の電話に家を出るムハンの様子に胸騒ぎを覚えるのは当然だ。
妻からムハンの病気のことを聞き、居てもたってもいられずムハンを呼び出すスンジンの元夫。「亡くなる人はそれで終わりだけれど、残された人の悲しみはそこから始まって終わることはないんだ。」娘を亡くした悲しみからいまだに抜け出せないスンジンを心配する元夫の言葉に、「残された1ヶ月・・・最後まで活きたいんだ」というムハン。


ムハンが元夫に殴られたとも知らず、ただ様子がおかしいのを気にして「あなたが病気でも気にしない。治せばいいんだから・・・」というスンジンの言葉に、割とあっさり「僕は死ぬんだ・・・」と打ち明けるムハン。
残された時間は1ヶ月しかないのだ。もう隠し通せるものでもない。本当なら結婚するのでなく、最後の時間を過ごすホスピスを探さねばならない状況なのだ。


ショックを受けたのはスンジンだけではない。後輩からムハンの病気の事を聞き、自分の夫の友人であるムハンをスンジンに紹介したことを後悔するスンジンの友人ミラ。更には妻のミラからムハンの病気の事を聞き、ミラ以上にショックを受けるムハンの親友であるミラの夫。
6年前の手術の際も、今回の再発の際も彼には黙っていたムハンだが、今にして思えば、ムハンの口から死を意識した言葉を何回も聞いたことを思い出すミラの夫。50代になり、少しずつ肉体の衰えを感じる男性が口にする弱気な言葉の中にそんな真実があるとは誰も思わないものだ。。。。


「私があなたのホスピスになる」と決心したスンジン。二人らしく最後の1ヶ月を過ごそうとするも、娘が亡くなった事故にムハンが関係していることを知ってしまうのだ。
8年前、証言もしなかったことを悔い、今になってスンジンに何かしたいと、結婚して彼女に遺産を残そうとするムハン。
彼女が自分を愛していないなら、1ヶ月後に自分が亡くなっても彼女が悲しむことはないからと決めた結婚だったが、自分が彼女を愛するようになってしまい、また彼女が自分を愛していることを知ってしまうムハン・・・

****

スンジンの娘は、おばあちゃんに買ってもらった子供用のお菓子(多分おままごとの際に使うようなものだろう・・)を食べて亡くなってしまったのだ。パリへのフライト中で韓国に戻ることの出来なかったスンジン。裁判を起こそうとメーカーやCM会社など関係各所を回ってみるものの、誰も話も聞いてくれなかった。ムハンはそのCMの製作者だったのだ。

11年前、スンジンの娘が亡くなった時、8年前 スンジンが雨の中ムハンの会社を訪ねた時、6年前 雪の中の動物園での出来事・・・・二人の関係がこれで全部つながった。