スンジンの不眠症を心配して部屋に来るように声をかけたムハンの言葉の意味を色々推測し、歯ブラシを持参して501号室を訪ねるスンジン。
スンジンに好意を持っているものの更に一歩進むことを躊躇するムハンと、彼の財産にちょっとだけ心が動き二人の仲が進展することを望むスンジンの思いはやや空回り。この場合、部屋に呼んだ方がその場の責任を取った方がいいと思われるが...今更のように「腕枕をしようか?」など言っても「結構です。」とスンジンに断られるのもある意味当然の流れ。
しかし、ムハンもスンジンの行動を勘違いしている彼女の元夫の妻に「昨日は彼女と一緒だったから・・・・」とスンジンの行動が誤解されないようにキチンと説明してくれるのだ。ムハンの行動は基本的に常識のある大人の男性のそれなのだが、何か心に引っかかるものがあり、それがスンジンとの仲が進むことにストップをかけている様子。
スンジンの元夫がこっそりムハンの行き先を探ると、それがムハンの父親が眠る墓地だったりするのだ。(その墓地にはスンジンと彼の幼い娘も眠っているという偶然・・・)
「命日は夏なのに、なんでお墓参りに行ったんだ?」という親友の問いかけに、言葉を濁すあたりに彼が一人で抱える秘密がありそうなのだが・・・
なにも知らないスンジンは、ややお金に問題ありのアラフォー女性らしい積極さで、ムハンとの関係を進めようとするも、スンジンを退職に追い込んだ彼の娘が突然訪ねてきたり、死期が近い彼の愛犬ビョルの状況を知らずにただの行儀の悪い犬だと思ってしまったりとなかなか思ったような関係にはなれない。
そんな間に自分の住む401号室からは荷物が運び出されてしまい、職もなければ住む場所も無くなってしまうのだ。
占有しない程度に元自分の部屋で過ごすことにし、CAの経歴がありながらも、近所のスーパーでパートをすることにするスンジンだが、何も知らないムハンは「再就職を記念して食事に行こう」と優しく声を掛けてくれる。
(ちょっと喧嘩した位で、ずっと口を利かないというのは若い男女の喧嘩の仕方。アラフォーの二人にとっては、ちょとした喧嘩言い合いもまぁコミュニケーション
うちなのか・・・)
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エンディングで毎回小出しに出される情報を見るたび(今回は、彼女の借金をムハンが肩代わりしていたことが分かる・・)ムハンがどんな気持ちでスンジンの前に現れたのか色々考えてしまう。