私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

医師ヨハン 第1,2,話

2019-07-25 21:02:21 | 韓国ドラマ あ行

麻酔科でレジデント2年目として働いていたシヨンは、事故を起こす。
傷つく姿を見ていた叔父は、自分の勤務する刑務所内で医師として働くことを彼女に勧め、彼女もそれを受け入れるものの、叔父の言葉を受け入れたのは、すぐに遠く離れたマダガスカルに旅立つことを決めており、短期間のアルバイトと割り切っていたからだ。
医師としてまたやり直したいという気持ちはあっても、自分にはその資格がないと思う彼女。(彼女の母は同じ麻酔科の部長のようだ。親子で同じ職場であり、更に職業が医師なのだ。何かしら確執があるというのは、素人目にも察しがつく。)

突然の呼吸困難に陥る受刑者の処置をするには、刑務所内では器具が足りない。
術なく手が動かない彼女に手助けをするのは、6238という受刑者だ。
喉に刺さった魚の骨の傷跡から細菌が入り、炎症を起こしたことで呼吸困難になっていることを一瞬で判断する6238.

所内は「実習場所でない」と言い、更には彼女がレジデント2年目で挫折し、遠く離れたマダガスカルに旅立つつもりであることも一瞬にして見抜く。

更には、来週に出所を控えた若い受刑者の病気が重篤であることを見抜くのだが、麻酔もなく、自分の傷を縫合し、所内で何かあればこっそりとメスを手にする6238の行動は謎が多い。

自分の事を仮病扱いしなかったという理由から、6238を慕っており、来週に出所予定の若い受刑者がが突然倒れる。
手足に出た発疹、下痢、などの症状から何か思うところのある6238は、マダガスカルに旅立つシヨンを呼び止め、彼と一緒に病院に行けば彼を助けられると断言する。
勿論なんの根拠も示さない彼の物言いに従う理由などないのだが、悩める彼女は彼の言葉に何かを感じ救急車に乗り込む。腎臓(?)の数値が下がっているはずだという彼の言葉を医師に伝え検査をしてもらうも、それだけでは治療法も分からない。
ステロイド剤の投与では心臓がだめになる可能性があるという6238は、「可能性は低いがパブリ病だ」と診断を下し、シヨンに治療薬を探すように指示するのだ。
(パブリ病がなんだか私には?だが・・・)
発症率が低く、診断が難しいものの、適切な治療をすれば治癒は望めるという6238.
生体検査をしても分かりづらいという医師の言葉に、「遺伝性の病気だし、診断ができないから発生率が低いとされているが、実際の患者はもっと多いはずだ」という6238.
6238の罪状が患者を安楽死させたことだと知り、自分の起こしてしまった医療事故を思い悩むシヨン。(ただ、6238は安楽死について逡巡せずに語りだす彼女に何か感じた様子。そしてその何かをシヨンも感じたようだ・・・)
このままでは透析することになってしまうという6238の言葉を信じ、治療をするよう医師を説得しようとするシヨンだが、若者の父親は、大きい病院に転院させることを希望するのだ。
早急な治療が必要なのに、転院すればまた一から検査をやり直しだ。それでは間に合わないと判断した6238は自分が病院に向かうと言い出す・・・・

なんと目前に出所が迫っていたのは若者だけでなく、6238も一緒だったのだ。
出所してすぐに病院に向かう6238は、パブリ病の薬剤をシヨンの手で彼に投与し、彼を救おうとするのだ。